- 出演者
- 大下容子 佐々木亮太 久保田直子 吉永みち子 斎藤康貴 林美沙希 末延吉正 林美桜 水越祐一
オープニングテーマが流れ挨拶をした。
来年春入社の学生らの内定式がきのう各企業で行われた。新型コロナが5類に移行し、対面開催の企業が相次いだ。日本生命の内定式では千葉・浦安市の会場に約400人、全国の会場を合わせると約800人が参加した。学情の9月の調査によると、内定式をコロナ前と同規模でリアルで実施する企業は8割を超え、前年比で43.5ポイントUPとなった。背景にあるのは学生優位の“売り手市場”で、リクルートによると9月1日時点の就職内定率は91.5%となっている。今年の内定者の多くはオンラインの大学生活を過ごした世代であるため、企業は対面開催のほうが学生の記憶に残り満足度が高いなどの見方を示している。みずほフィナンシャルグループでは5社で合同採用となった約1000人を大賞に都内の会場で内定式を開催した。人手不足を背景にいまだ選考を続ける企業も多いという。末延さんは「今はインターンシップもあるので一斉にやるのはもう日本もやめた方がいい」などと言った。
トランプ前大統領らが経営する企業「トランプ・オーガニゼーション」が資産価値を偽り不正な利益を得たとして、ニューヨーク州の司法長官に2億5000万ドル(約370億円)の返還を求められている民事裁判にトランプ氏が出廷した。口頭弁論のみだったがトランプ氏は自発的に出廷し、「魔女狩りだ」などと批判した。裁判所はすでにトランプ氏らが資産価値を偽っていたことは認定していて、今後返還の金額が焦点となる。
ノーベル生理学医学賞で受賞が決まったのは、ペンシルベニア大学の研究者のカタリン・カリコ氏とドリュー・ワイスマン氏の2人で、2020年代に世界を襲った新型コロナウイルスの対抗策となるワクチンの迅速な開発につなげた研究で、ノーベル賞選考委員会は「数百万人の命が救われた」と称えた。カリコ氏らが研究していたのが「mRNA」で、ワクチンに用いる考えは以前からあったが研究者の間では、体内に入ると異物として認識され、強い炎症反応が起きてしまうという理由から実現困難と言われてきたが、mRNAを構成する物質の1つのウリジンをシュードウリジンという物質に置き換えることで、炎症反応が抑えられることを発見し実用化への扉を開いた。
カリコさんらが長年にわたり研究を続けてきた、「mRNA」は医療革命を起こすとまで言われてきている。「mRNA」とは特定のたんぱく質の設計図を持っていて、細胞内に取り込まれると設計図に従ったたんぱく質が作られるため、人工的に作った設計図を持たせれば、体内で狙ったたんぱく質を作ることができるというものだ。ノーベル賞選考委員会は「mRNAに関する技術は新型コロナだけでなく、がんやエイズ、薄毛治療などの様々な病気にも応用できる可能性がある」と話している。「ワイドスクランブル」では2年前に池上彰さんと増田ユリヤさんの徹底解説コーナーで、将来のノーベル賞候補としてカリコさんを取り上げていた。
2日、ノーベル生理学医学賞に決まったカタリン・カリコ氏とは?番組のコメンテーターの増田ユリヤ氏は長年カリコ氏の取材を続けてきた。1955年ハンガリー生まれ、小学生の時から生物研究に強い関心。結婚・出産後も研究を続けた。当時社会主義体制だったハンガリーは1980年代に入り経済低迷。研究費が大幅に減らされてしまい事実上の失業状態となった。それでも研究を続けたいと働き先を探すカリコ氏にアメリカのテンプル大学からオファーが。しかし国外へ持ち出せるのは100ドルに限られていた。そこでカリコ氏はクマのぬいぐるみに隠して1000ドルほどを持ち出したという。アメリカで研究に励んだカリコ氏。ところが上司のやっかみや研究に社会的意義がないとの理由から降格が言い渡されるなどカリコ氏のRMAの研究は大きな挫折を味わう日々だった。それでも研究を続けて40年以上。その不屈の精神がノーベル生理学医学賞につながった。
カリコさんの夫ベーラ・フランシアさんは一番の理解者、研究を全面的に支援していた。娘のスーザン・フランシアさんは2008年・2012年のオリンピックでボート競技の米代表として金メダル。大下さんは「増田さんの本を読ませていただいた時に印象に残った言葉は、カリコさんはノーベル賞の話が去年くらいから出始めていたそうなんですが人が決めることに自分は惑わされない、自分のできることに集中するんだっていう。そうやってずっと信念を持って人を助けたいという事を続けてこられて今があるんだなと思いました」などと話した。
昨日、天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、東京・港区にある日本赤十字社の本社を訪れ、救護活動中に殉職した看護師らの慰霊碑に供花された。天皇ご一家は、100年前の関東大震災の企画展で、救護所の場所を記した資料をご覧になったという。
昭和のトップスターの高峰秀子さんの生誕100年を記念したプロジェクト制作が発表され。俳優としての功績だけにとどまらず、人としての生き方などを伝えるため、様々なイベントを実施していくという。詳しくは「高峰秀子生誕100年プロジェクト」で検索。高峰さんの養女の松山明美さんが、プロジェクト委員を務めるという。
アジア大会の女子ソフトボールで、日本は中国と試合をした。1回ウラ、内藤実穂が2ランホームラン。5回表、上野由岐子が無失点に抑えた。日本4-0中国。日本はアジア大会6連覇を果たした。
JR山手線・神田駅の発車メロディーが、アース製薬の「モンダミン」のCMソングに変わった。さらに駅名に社名が表記されているほか、出入り口には商品にちなんだ名称が追加されている。この取り組みは、神田駅近くに本社があるアース製薬からの働きかけで実現したという。発車メロディーなどは2028年9月末まで、およそ5年間使われる予定だ。
トランプ前大統領らが経営する「トランプ・オーガニゼーション」が資産価値を偽り不正な利益を得たとしてニューヨーク州の司法長官から2億5000万ドル(約370億円)の返還を求められている民事裁判にトランプ氏が自発的に出廷し、「魔女狩りだ」と批判した。裁判所はすでにトランプ氏らが資産価値を偽っていたと認定していて、今後は返還の金額が焦点となる。
日本維新の会の鈴木宗男参議院議員がロシア・モスクワを訪問し、ロシアのルデンコ外務次官と会談した。ウクライナ侵攻開始以降、日本の国会議員がロシアで政府高官と会談するのは初めて。松野官房長官は「ロシア全土に渡航中止勧告以上の危険情報を発出しており、どのような目的でも渡航をやめるよう国民に求めている」とコメント。渡航中止勧告などは国会議員も対象で、鈴木議員のロシア訪問については「政府として答える立場にない」とした。鈴木議員側から連絡は受けていないという。日本維新の会も「事前に党に連絡がなく、国会議員団の副代表として責任は重い」として処分を検討中。帰国後ヒアリングを行う予定。
EUの外相会合がウクライナ・キーウで開かれ、7800億円余の追加支援やEU加盟などについて話し合われた。EU域外での外相会合開催は初。ゼレンスキー氏が防衛支援の重要性とEUとの関係強化を訴え、EU加盟の交渉も年内に始めるよう求めた。EUのボレル上級代表は数カ月以内に戦闘機パイロットを含むウクライナ兵4万人の訓練計画なども提案した。
2022年シーズン途中から監督代行としてエンゼルスを指揮してきたフィル・ネビン監督。闘志むき出しのスタイルでチームを率いてきた。その後正式に監督就任。大谷を開幕投手に起用するなど投打二刀流を支えてきた。しかし今シーズンは成績がふるわず、チームは9年連続プレーオフ進出を逃した。球団はネビン監督と来シーズンの契約を結ばずきょう退任することが発表された。
中国の輸入規制によって影響を受けている国内の水産物を応援する取り組みがコンビニ大手でも始まった。ローソンはきょうから国産の水産物を使用した商品の割引クーポンをアプリで配信している。三陸産のわかめや北海道産の昆布などを使ったおにぎり4種は30円引き、弁当やサラダは50円引きになる。またセブン-イレブンは北海道産のホタテを使ったおにぎりやグラタンを17日から販売する予定。2つの商品で合わせて70tのホタテを使用する見込み。国産の水産物を応援する動きは大手スーパーや飲食業界で広がりを見せている。
サンゴ礁が広がる青い海に張られたロープとそれに繋がれた白いブイ。これは先月中国が南シナ海の環礁に設置した浮遊式のブイとみられる障害物で、フィリピン側が撤去したとして公開した映像だ。今も南シナ海で続く中国と周辺諸国との領有権争い。一方的に領有権を主張する中国。そしていま中国は様々な海域で海洋の観測を推し進めているという。その狙いとは。
「相棒22」番組宣伝。
南シナ海では中国とフィリピンによる領有権争いが続いている。先月24日、フィリピン沿岸警備隊はフィリピンが領有権を主張するスカボロー礁の周辺に中国が浮遊式のブイとみられる障害物を設置し漁船が漁をできなくしていると非難した。一方、中国はフィリピンの漁船の不法侵入を防ぐためだったとしてブイは撤去したと主張。中国はこれまで南シナ海で一方的に領有権を主張。2023年版中国標準地図では独自の境界線”九段線”に加え、台湾の東側に十段目を追加。十段目周辺ではことし7月、東シナ海の日本の排他的経済水域内に中国のブイが設置されているのが確認された。読売新聞などによるとブイは尖閣諸島の北西約80km地点で見つかり「中国海洋観測浮標」と書かれていたという。こうした海洋観測ブイを使って行われているのは中国の国土空間計画だという。