- 出演者
- 八木麻紗子 島本真衣 大下容子 吉永みち子 斎藤康貴 末延吉正 山崎弘喜 浦林凜
オープニング映像。
ホルムズ海峡の事実上の封鎖による原油価格上昇で100円ショップが大きな打撃を受けている。きのう参院予算委に出席した高市総理は中東情勢の緊迫化を巡りエネルギー危機の対応について言及した。さらに予算委員会では物価高についても議論された。政府は賃上げや補助金などで負担軽減を図ると説明した。値上げの波は身近な安さにも広がり始めている。
帝国データバンクによると4月から新たに飲食料品2798品目が値上げとなる。番組は東京・板橋区で25年前から店を構えている地域密着型の100円ショップ「ぴっくあっぷ大山店」を取材。店内には約5万種類の商品が並んでいるという。プラスチックの原料となるのは石油から精製されるナフサ。アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃前と比べると約1カ月で取引価格が約1.6倍に値上がりしているという。それでも店は100円を守るための工夫を重ねている。ゴミ袋を20枚入りから15枚入りに変えて販売。食料品は取扱商品を減らした。ほとんど利益が出ない商品もある。商品数を減らさないための努力も欠かさない。ぴっくあっぷ大山店代表は「やれるうちは頑張ってやっていきたい」などとコメントした。プラスチックの原料になっているナフサの安定供給への懸念。高市総理はSNSで「ナフサは半年以上在庫を確保できる見通し」と示している。
原油価格の高騰への対応を迫られそうな100円ショップ。DAISOは原油高が続く状況に対し「影響が全くないわけではないが状況把握に努め安定的な商品供給に努める」としている。先を見据え、すでにパッケージの見直しやサイズ縮小などコストを削減。100円ショップを取り巻く環境について、経済ジャーナリスト・渋谷和宏は「円安で輸入コストが上がっているが簡単に価格に転嫁できず難しい状況」と話す。中東情勢の悪化によってガソリンなど燃料価格が上昇。さらにプラスチック製品の原材料のナフサの高騰が仕入れ値に直結している。100円ショップの今後について渋谷は「一般の店よりは安いアイデア商品を出せるかなど商品開発力が問われる」としている。ジャーナリスト・末延吉正は「賃上げをとにかく続けて経済を拡大することで普通に働く人が購買意欲を持つ。こういったマインド変化をすることが日本が元気になるスタートライン」などとスタジオでコメント。
合意か戦闘拡大か。
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- ドナルド・ジョン・トランプ
アメリカの有人宇宙船「オリオン」が日本時間のきょう未明、ミッションの山場となる月の裏側の飛行に成功した。これで人類が地球から最も離れた距離を56年ぶりに更新した。そして今回、月の裏側の巨大な円形の地形「東の海」の観測に挑戦。観測は宇宙船と太陽、月の位置がそろう月の 裏側が照らされる限られたタイミングに合わせている。
アポロ計画以来、約半世紀ぶりとなるアルテミス計画による有人での月周回飛行。今回のプロジェクトでは宇宙船「オリオン」で約10日間かけて月を周回し再び地球に戻る。日本時間のきょう未明、人類史上最も遠くまで到達した記録を更新。オリオンは前人未到となる月の裏側へ。NASAは肉眼での月の裏側の観察には大きな価値があると強調。アルテミス計画では来年、月面着陸船の試験を行い、半世紀ぶりとなる月面着陸は再来年に予定されている。
月面探査をめぐってはアメリカと中国との間で競争が激化している。NASAは2030年代までに火星への有人飛行の実現を目指していて、その中継地点として月面基地を建設する計画。朝日新聞はそのために水などの貴重な資源の確保が必要だと報じている。月での水の活用方法は飲料水だけでなく、電気分解をすることによって呼吸のための酸素やロケット燃料となる水素を発生させることができる。さらに将来的には農業や金属の製造など産業の土台としての利用も想定されている。非常に重要な月での水の確保だが先行しているのが中国。2019年に打ち上げられた無人探査機「嫦娥4号」は世界で初めて月の裏側に着陸し無人探査機による月面の調査を行った。2024年には「嫦娥6号」が月の裏側の南極近くに着陸し、世界で初めて月の裏側でのサンプルの採取に成功。このサンプルの分析の結果、水の成分が検出されたという。朝日新聞によると月の北極や南極にそれぞれ太陽光がほとんど当たらないくぼみがあり、南北の2つのくぼみに氷が約60億トン存在する可能性。国連総会で月の資源を国家や団体、個人が占有することを禁じる月協定が1984年に発効された。しかしアメリカと中国はこれに批准していない。そのため水資源の確保において米中は早い者勝ちの状態となっている。
ブルージェイズとの3連戦の初戦、ドジャース・大谷翔平選手が2試合連続の3号HRを放った。ドジャースは4連勝。
刑事裁判の再審に関する制度を見直す改正案をめぐり自民党・法務部会などの合同会議が開かれた。争点となっているのは裁判所が再審開始を決定した場合に検察官が不服を申し立てる「抗告」について。政府が検討している改正案は抗告を認める内容だが、稲田議員ら自民党内の一部からは「審理の長期化を招いている」といった反対案も出ていて会議が紛糾している。
政府は中東情勢の緊迫化を受け、燃料など石油製品の供給に偏りが出ないよう対応を急いでいる。直接販売を想定する石油製品は医療器具の滅菌に使われる際の重油のほか、バスなど公共交通機関の燃料が考えられるとしている。こうした中、経団連の筒井会長は経済界としても石油の節約について政府と協力していく姿勢を示した。ただ、「マクロ経済への影響も斟酌しなければならない」とも述べている。作家・吉永みち子は「節約ということを国民も考えなければいけない時期なのかと思う」などとスタジオでコメント。
社民党の党首選は上位2人による決戦投票がきのう行われ、福島みずほ党首が2364票で再選した。大椿裕子前参議院議員は1792票で福島党首との差は500票あまり。投票後に行われた結果発表の会見で記者が大椿氏に質問したが、司会の党職員が福島党首以外の発言を許さなかったことから大椿氏が怒りをあらわにする場面もあった。大椿氏はそのまま会見を途中退席。党内の亀裂があらわになった。
天皇皇后両陛下と愛子さまは東日本大震災から15年の節目に福島県を訪れていて、きのうは「東日本大震災・原子力災害伝承館」で花を供え犠牲者を哀悼された。
ドン・キホーテを運営するパン・パシフィック・インターナショナルHDは首都圏を中心にスーパーを展開するOlympicグループを買収すると発表した。買収後はOlympicの店舗をドン・キホーテやロビン・フッドなどに転換していくという。
スピードスケートの高木美帆がきのう引退会見を行った。15歳でオリンピックに初出場し、日本女子最多10個のメダルを獲得した。会見では同い年の大谷翔平や羽生結弦など華の94年世代について「力をもらうことが多かった。恵まれた年代に生まれたなって強く感じている」などと述べた。会見の最後には姉・菜那から「(ファンが)会えるタイミングはあるんでしょうか?」と聞かれると美帆は「姉の力を借りてなにかできたらいいのかなって思っています」と話した。今後については未定としている。
政府関係者によると保釈された日本人はイラン国内の安全な場所にいるという。木原官房長官は「早期の解放に向けてできる限りの取り組みを行っている」と強調した。茂木外務大臣もイラン・アラグチ外相と電話会談し早期解放を求めていた。イランでは日本人2人が拘束され1人は先月帰国している。
アメリカ・トランプ大統領はイラン情勢をめぐる協力に消極的なNATOとの関係を問われた際にホルムズ海峡の安全確保を念頭に「日本は助けてくれなかった」と不満を表明した。韓国とオーストラリアについても「助けてくれなかった」と言及している。トランプ大統領は先月高市総理大臣との会談で「日本は十分に取り組んでいると思う」と発言していた。
イラン中央司令部のゾルファガリ報道官はトランプ氏の会見を受けて「脅しはアメリカ軍の相次ぐ敗北を正当化する結果として生じた根拠のないもの」と反論した。そのうえでトランプ氏を「妄想に取り憑かれている」と非難している。イランは戦闘終結に向けた和平案に対し一時的な停戦を拒否、戦闘の恒久的な終結の必要性を強調した。
高市総理は今後の状況をみながら臨機応変にしっかりと判断するとしつつも慎重な姿勢を示した。ある政権幹部は「原油は備蓄の放出と代替調達によって年明けまでの分は確保できている」話し節約を求めるにしても「日常生活の延長線程度」としている。また高市総理はきのうのイランに続きアメリカとの電話会談についても「追求中だ」と述べ意欲を示した。イラン側に直接安全な航行の確保を求めアメリカとの橋渡し役を担いたい狙いもある。一方今年度予算案を巡ってはきょう午後採決され成立する見通し。
