- 出演者
- 矢作兼(おぎやはぎ) 狩野恵里 ビビる大木 藤本美貴
北千住駅前で街頭インタビュー。最初に声をかけたのはメガネをぶら下げるための紐を自作していた男性。インタビューには応じてくれたが、家までついて行くのはNGだった。
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- 北千住駅
アメ横にある「二木の菓子 上野ビック館」は懐かしのお菓子を中心に販売する昭和22年創業の菓子店。関東圏内に11店舗を展開。買い物代を払う代わりに「家、ついて行ってイイですか?」とお願いすると永原さん(74歳・男性)がOKしてくれた。一緒に池尻大橋駅にある自宅へ向かった。
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- 二木の菓子 ビック館池尻大橋駅
池尻にある永原さんの自宅に到着。妻・かおるさん(63歳)と二人暮らし。築50年の1LDK、家賃は13,1000円。部屋は収集したモノで溢れかえっていた。空き缶はゴミではなくコレクション。アサヒ・キリン・サッポロ・サントリーの4社しか集めないという。写真を撮ってインスタにアップしている。棚には観賞用のチリソースが25本。奥様は辛いものが苦手だが、パッケージが好きだという。瓶のラベルは剥がしてノートに貼る。チーズのラベルもノートに貼り、キャラメルの箱は潰して保管していた。ラックに掛かっている永原さんの服には所々に「池尻」のプリントが入っていた。電気工事をしていた永原さんは乃木坂で10年間雇われマスターになった。奥様はその店の客だったという。奥様は元アクセサリーデザイナー。家の奥には大量の材料があった。奥様はメガネのコレクター。総額は1,000万円を超えるという。2人とも物の隙間で寝ている。35歳の息子が1人いて既に結婚している。奥様は結婚相手は面白いおじいさんになる人が良いと思っていた。永原さんは期待通りのおじいさんになったという。30年前の写真を見せてもらうと今よりだいぶスッキリしていた。永原さんが調理した夕食を取材スタッフも一緒に頂いた。
最初の取材から2年半、永原さんの家を再訪すると、物はほとんど減っていなかった。氷の袋(20袋)、カラフルな靴下が増えていた。メガネも独特なモノが増えていた。前回出演後に奥様はハナマサで声を掛けられたという。この日の晩ごはんはミックス焼き鳥などだった。生きてる限りモノは増えると語った。
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- 池尻(東京)肉のハナマサ 三軒茶屋店
「蒲田西口サンライズ商店街」は大田区にある昭和52年に完成した全長約300mの商店街。商店街で出会ったてるこさん(84歳)の家までついて行くことになった。生まれは四谷、40年前に蒲田に来て一人暮らしだという。エンゼルスの帽子をかぶっていたが、貰い物でファンではないらしい。
てるこさんの自宅に到着。築46年の2DKで持ち家。2,500万円で購入したという。床はチラシや新聞紙が敷き詰められていた。絨毯が汚れないようにするためだという。パンが賞味期限順に並べてあった。ゴミが溜まったら段ボールに入れる。着用しているTシャツには「Curves」(フィットネスクラブ)と書いてあった。毎日行って運動している。壁には自分で描いた絵が飾ってある。取材スタッフの似顔絵を描いてくれた。食器棚には手彫りの木像があった。冷蔵庫には「ぶどう」と書かれた缶詰が入っていたが、缶切りが無いので食べることができないという。押入れの中には大量のアルバム。写真を見せてくれた。てるこさんは5人兄妹の2番目。20代はカンロ飴工場に勤務。結婚したが、夫は病気で亡くした。子どもはおらず、50年以上1人暮らし。朝に池上まで歩いて往復する1時間半が楽しいという。一番やりたい事を質問すると、冷蔵庫のぶどう缶を食べたいというので、スタッフが缶切りを買ってきた。スタッフも一緒にぶどうを頂いた。
JR小岩駅前で出会った羽藤さん夫婦の家までついて行った。羽藤(はとう)は岩手の名字だという。奥様は群馬出身。夫・茂さん(74)は建築会社を35年やった後、年金ぐらし。妻・くみこさん(62)は現役の看護師。自宅があるのは瑞江。玄関を入るとすぐ冷蔵庫が置いてあった。間取りは3K。1,100万円の中古を購入し、800万円かけてリフォームした。茂さんは5年ぐらい前まで髪の毛が結構あったということで、整髪料がたくさんあった。現在はクシが通らなくなってしまったので、タワシを使っているとやって見せてくれた。壁には孫の写真が貼ってあった。テーブルの上には2人で晩酌する「黒霧島」が置いてあった。茂さんは料理好き。漬物も自分で漬けている。大量の夜食を作り、スタッフが頂いた。茂さんは49歳~68歳は第一交通でタクシードライバーとして勤務。その時に着ていたジャンパーがかけてあった。くみこさんの送り迎えは茂さんが行う。弁当も作っている。取材スタッフは2人が夫婦だと思っていたが、結婚はしていないという。くみこさんが夫をがんで亡くして一緒になった。
CM前から引き続き、羽藤茂さんの自宅を取材。一緒に暮らすくみこさんは前夫が体調を崩してから子育て・看病・仕事に追われる人生だったという。茂さんが買ってくれたというルイ・ヴィトンのバッグがいくつもあった。今までお金を使えなかった自分のために高価なバッグをプレゼントしてくれたという。結婚指輪代わりの指輪も買ってもらった。お互いに幸せだと語り合った。
ゲストの藤本美貴が夫・庄司智春が料理を作ってくれる。そうめんのつけだれを作ってくれて美味しいと語ると、矢作兼はKALDIに売っている「瀬戸内レモンオリーブオイルつゆ」がヤバいと語った。
「小岩昭和通り商店街」は約70店が軒を連ねる個人商店が多い商店街。商店街で出会った指がすごく曲がる若い服装の71歳男性に「家、ついて行ってイイですか?」とお願いするとこの日はNGだったが、翌日ならOKだった。
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- 小岩昭和通り商店街
狭山にある片岡節夫さん(71歳)の家までついて行った。築50年の3DK。680万円で購入。ローンがあと3年残っているという。テレビが3台あった。9歳下の妻は糖尿病が悪化して一昨年に亡くなった。
CM前から引き続き、狭山に住む片岡節夫さん(71歳)を取材。9歳下の妻は一昨年に糖尿病が悪化して亡くなった。ピンク・レディーが好きで一緒に踊っていたという。部屋には振り付けDVDがあった。GLAYも好きだったという。片岡さんは時計好き。リサイクル店で購入したという腕時計がたくさんあった。掛け時計は2つ並んでいた。1個だと不安だという。栃木出身の片岡さんは元パティシエ。2人の出会いは川越にあったスーパー銭湯「湯遊ランド」。お互い1人でよく通っていたという。アルバムは妻の写真ばかりだった。片岡さんは撮影する側で、2人一緒の写真はなかった。
「有吉ぃぃeeeee!」の番組宣伝。
CM前から引き続き、狭山に住む片岡節夫さん(71歳)を取材。9歳下の妻は一昨年に糖尿病が悪化して亡くなった。入退院したが最後はこの部屋で亡くなった。「いろいろお世話になってありがとう」とお礼を言ったのが最後の会話だった。亡くなってから1週間は眠れない日々だったという。妻の服を着ることで一緒に出かけている。