2024年2月5日放送 4:20 - 4:45 NHK総合

小さな旅
「きょうも ほっと一息 〜大阪市 中崎町〜」

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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(小さな旅)
きょうも ほっと一息 〜大阪市 中崎町〜

大阪市中崎町、6000人が暮らし多くの店が混在しており、懐かしさを感じさせる街となっている。地域には長屋や銭湯もあり、銭湯には多くの人が一番風呂を求めてやってくる。銭湯を営む小池さんは結婚翌日には番台に座っていたという。さらに小池さんは路地裏にある祠を守ってきた。この祠は戦争を免れた中崎町だが、地元の人達はこの祠のおかげだと考えており、小池さんは掃除を毎朝欠かさない。小池さんは中崎町に関して「誰にも邪魔されずに時間が経っている街」だと評した。

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中崎町(大阪)

夕暮れ時、街の駄菓子屋さんは子どもたちで賑わう。店を営む福留久子さんはこの街で生まれ育った。お菓子の多くは値段をギリギリまで抑え、10円から40円としている。福留さんは来店する子どもたちを「おかえり」と出迎える。お店は50年前に福留さんの両親が始めたもので、福留さんも子育てをしながら店頭に立った。そんな中、20年前に福留さんのお母さんは病気で倒れ、店を閉めようとしたという。しかし子どもたちの声に押され、お母さんの思いもあって店を続けたのだとか。毎日店に来る女の子、お店を継ぎたいと考えているのだと話してくれた。さらに30年前に来ていたお客さんが自分の子どもを連れて来店してくれた。

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中崎町(大阪)

駅前にある雑居ビル、その一室に週に3日だけ開店する書店がある。店頭に並ぶのは短歌や俳句・詩などの本。お店では靴を脱いで入ってもらう。書店を10年前に開店したのは池上さん。お店は多くの人がついつい長居してしまう。池上さんは中崎町に関して「時間の進み方がゆっくりだ」と話す。本業はIT関連の会社に勤める池上さん、この本屋さんを営業している時間が癒しになるのだと語る。店にはお客さんが記した俳句や短歌が並べられている。今日も中崎町は温かくつながる。

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中崎町(大阪)
(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

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