- 出演者
- 宮根誠司 岸博幸 蓬莱大介 東ふき 澤口実歩 小西美穂
オープニング映像。
浅草より中継。東京の最高気温は午前中に31.9℃まで上がった。商店街の飾りつけは秋仕様になっている。きびだんごのお店では抹茶のドリンクを売っている。ここ数日は常温のものが売れていたが、きょうは氷入りのものが飛ぶように売れているという。東ふきは冷やし抹茶を飲んで、暑いと渋みのある飲み物のほうが美味しいなどとコメントした。
全国の気温などを伝えた。
全国の気象情報を伝えた。
ネパール・カトマンズでは先月27日から2日間大雨が続き、洪水が発生した。土砂崩れが起きた地域では子どもが生き埋めになった。これまでに241人が死亡し、死者数はさらに増える恐れもある。
辺り一面雪に覆われたのは、オーストリア・チロル州の村。一部の地域では9月に雪が降るのは観測史上初めてだという。
11月の米国大統領選に向けた民主党・共和党の副大統領候補による初めてのテレビ討論会が開かれた。中東情勢を巡っては、共和党・バンス氏、民主党・ウォルズ氏は両者ともイスラエルへの支持を表明。ウォルズ氏は「重要なのは安定したリーダーシップ。トランプがどれほど危険な人物か彼の周辺は知っているだろう」と述べ、ハリス氏こそ大統領にふさわしい強調した。バンス氏は「トランプは実際に効果的な抑止力を確立することで世界に安定をもたらした」と実績をアピール。CNNの世論調査では、討論会の勝者として、バンス氏が51%、ウォルズ氏が49%と拮抗している。
高円宮妃久子さまが、駐日外国大使らが日本の風景などを撮影した写真展のオープニングセレモニーに出席された。写真展は、日本駐在の各国大使・外交官が撮影した日本の風景などの写真を集めたもので、ことしで27回目の開催だ。自らも写真が趣味の高円宮妃久子さまは、英語で大使らと懇談しながら作品をじっくりと見て回られた。
メジャーリーグ機構はきょう、9月の月間MVPを発表し、ナショナルリーグの野手部門で、ドジャースの大谷翔平が選ばれた。自身通算5度目の受賞で、自らが持つ日本選手の最多記録を更新した。ナ・リーグでは初の受賞となった。大谷は9月、打率3割9分3厘、ホームラン10本、32打点、16盗塁の4部門でメジャートップとなった。史上初の50-50を達成するなど、歴史的な活躍を見せた。
月間MVPを受賞した大谷翔平について、宮根は、ポストシーズンが始まり、きょうパドレスが勝利したことで、ドジャースの相手がパドレスになれば、日本人選手4人の活躍が見られるかもしれないなどと話した。
中国で、1万人の合同結婚式が行われた。背景にあるのは、超高速少子化と、結婚を阻む巨額の結納金だという。
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先月22日、中国・北京で、中国政府の女性団体が主催した過去最大級の合同結婚式が行われた。参加したのは、香港などを含む中国各地からの男女で、1万210人、計5105組のカップルだ。式は、北京会場のほか、49会場とオンラインでつないで開催された。SNSから申し込み、参加費は無料。結婚指輪は贈呈されるという。合同結婚式が開催された背景には、若者の結婚離れがある。中国の婚姻数はここ10年で、半分近くまで減少している。ことし上半期の婚姻数は343万組で、前年比で約50万組減少している。出生数は去年、過去最低を更新した。政府は、結婚を促し、少子化に歯止めをかける狙いだ。婚姻数減少は、経済的負担が要因だ。中国の結婚では、男性が女性に物を贈る慣習があり、借金をして工面することもあるという。上海にある公園では、週末などに、お見合いコーナーが設けられ、子どもの結婚相手を探す親たちが集まる。結婚相手を募る人のプロフィールが置かれ、気になる相手には、業者を介すなどして連絡をとる。上海の名門大学の准教授が行う講義では、異性へのアプローチ術を教えている。中国の大学では、恋愛の授業が各地で行われていて、学生が殺到している。中国では、お見合いイベントで仲人を務める王婆という女性が大人気。カリスマ的なマッチング術に、若者たちが殺到している。
中島恵氏とともに中国の7連休・国慶節を迎えた中国の情勢について伝えていく。今年は建国75年の節目であり中国の国旗を飾る人の姿も多く見られているが、延べ19億人が移動するものと見られ、これはコロナ前から約2割増加しているという。海外旅行は日本を目指す人が多数となっていて、海鮮や和牛、アニメ文化などが注目されているという。深圳の事件を受けて北京でも衝撃は聞かれているが、大型連休はリフレッシュのために帰国するという人や、日本の家族と相談したいという声も聞かれている。また、記者の森さんも取材中当局に内容を問われる事はあったという。
中国では政府主導で大規模な合同結婚式も行われていて、特に先月22日には1万210人が参加した合同結婚式も行われた。北京だけでなく他49会場をオンラインでつなぎ、金婚式夫婦も参加していたという。結婚相手を見付けた人がここには参加でき、結婚指輪やキャンディーの詰め合わせなども贈られるという。メークや衣装の提供もあるといい、ロマンチックで忘れられない結婚式となったなどの声が聞かれている。一方で中島氏によるとこのニュースはそれほど話題とならなかったといい、政府主導のパフォーマンスとみなされているという。合同結婚式はほとんどの予算を政府が提供するものの、一般的な結婚式では140万円以上をかけて招待を行い、新婦のアクセサリーに60万円ほど、新郎から新婦へ240万円を渡すなどし、中国は平均年収が約170万円となる中、年収を大きく超える大イベントとなっている。一方で中島氏は年収を巡り、上海であれば月給は20万円を超えているなど、都市と地方で貧富の差があると紹介。中国の婚姻件数はコロナ禍が明けた去年以外はここ10年ほど右肩下がりの状態が続くのが現状で、出生数も1993年が2131万人に対し去年は902万人まで低下してしまっている。背景には16~24歳の失業率が18.8%まで悪化していることがあると見られるが岸さんによるとこれ以上に都市部の数字は悪いと見られるといい、一部の富豪に金が集まる中GDPの3割を担う不動産業が苦境に立たされていることも大きいという。中島氏も大卒の人が増えすぎたことで供給過多になってしまっていると指摘。1979年から2016年まで行われた一人っ子政策は経済を大きく発展させることに繋がったが、これも少子化につながった。
北京から中継。中国で結婚する人が減っている理由について、一人っ子政策の影響もあるが、経済の影響が大きいという。また、日本同様、結婚観の変化により、バリバリ働く女性が増えているのも事実。日本と異なるのは結婚に関わる費用。新郎側が新婦に払う結納金が高すぎるのも一因。また、新郎側に持ち家があるかどうかも結婚をする上での判断基準となっているという。また、中国では、結婚時に指輪以外にも家に飾る金の装飾品などを渡す文化もあるという。その装飾品を取材した時には1つ1200万円したという。政府は結納金費用の引き下げを働きかけるなどの対策をしているが、うまくいっていない印象だという。
中国での婚姻数減少を受けてのスタジオトーク。中国の結婚話で避けられない3つの言葉が「車子・房子・票子」。車と家・お金のことでこれらは男性から女性に贈る結納金。2015年に中国大手のネット企業のCEOが19歳年下の女性と結婚したが、その時の結納金が日本円で約20億円。その他にオーストラリアに妻名義の豪邸約15億円のもの、妻の母校に約40億円の寄付、妻の地元の高齢者650人に1人約20万円を渡したという。中国では平均300~400万円と言われる結納金がネックになっているとの指摘もある。SNS上では結納金について、賛成派には女性が多く、反対派には男性が多いという。
結納金を巡るトラブルも発生している。2021年、3月に結婚した北京在住の夫婦は挙式から半年後、性格の不一致で別居。男性は離婚を申請し、約320万円の結納金などの返還を求めた。しかし、女性は結納金などを受け取ったことを認めるが、相手からの贈与だと主張し、返還に同意しなかった。その結果、裁判所は、婚姻関係にあったが、共同生活は短く子供もいないとして妻に結納金の半分の返還を求めた。また、2020年には広東省で男が約480万円相当のアクセサリーを強盗し、逮捕されたが、その理由が交際中の彼女と結婚する予定だったが、結納金を払う金がなく強盗したというものだった。ジャーナリストによると、中国には結婚願望が強い弾性が多く、結納金めあての結婚詐欺も多発しているという。また、過去には結納金の返還をめぐり、殺人事件に発展したケースもあるという。
中国での婚姻数増加のための政府の対策を紹介。婚姻に関する法律が改正されるとして全文が公開された。結婚の手続きが簡素化され、戸籍の提示が不要になり、身分証明書のみで申請可能となった。また、2021年からは離婚の手続きが厳格化し、30日間の冷却期間が設けられ、どちらかが離婚を望まない場合、申請の取り下げが可能になる。中国は人口も国力も低下するおそれがあるからそれを防ぐ目的でやっている共産党の強い意志だと岸博幸氏がコメント。
中国での結婚に一役かっている”王婆”とは何なのか。浙江省杭州市に人だかりがあり、その目当てとなっているのが公開お見合いの仲人”王婆”。王婆は年齢や身長など参加者の希望に合う人を舞台にあげ、縁を取り持つ。巧みな話術で少し強引にカップルを成立させる。その姿がネットでバズり、有名になった。アニメオタクの男性は頼りになる年上女性が好みとのことで 、女性が立候補すると、王婆は男女双方にその気があることを確認し、カップル成立となった。王婆は「目指すは若者たちが積極的に恋愛を楽しむこと」などと話した。