- 出演者
- 中山正敏 橋本五郎 宮根誠司 おおたわ史絵 西山耕平 郡司恭子 奈良岡希実子 楠紗友里 橋口秀一 西尾桃
「全国的に“危険な暑さ”歴史的暑さ北海道で『40℃』迫る」「“不倫相手とLINE”睡眠不足か、首都高6人死傷法廷で遺族が対峙」。
オープニング映像。
全国的に猛烈な暑さが続き、北海道では40℃に迫る歴史的な暑さとなっている。北海道帯広市から中継。帯広駅前の温度計は帯広市によると気温が上がりすぎて不具合が起きている可能性がある。3日連続の猛暑日。暑さのため臨時休業する店も。
福島県でことし最高の39.3℃を記録。
群馬県で記録的短時間大雨情報が発表されている。
日本列島は猛烈な暑さとなっている。最高気温38℃を超え危険な暑さとなった北海道帯広市。帯広がこれまで最も暑くなったのは2019年5月に観測した38.8℃。北海道内陸部がフェーン現象による影響で95年ぶりの最高気温更新となったこの日、暑さのためか駅前の温度計の表示が消えた。JRではレールの温度上昇を理由に43本が運休。6年前に匹敵する猛暑となったきょう、街の各所で異変が。藤丸パークは危険な暑さとなるため臨時休業。豚丼店の発祥とも言われる元祖豚丼のぱんちょうも臨時休業。六花亭帯広本店・堀野未来副店長は「チョコレート類が25℃以上で持ち歩くと溶け始めるため保冷袋を有料で購入していただいたりしている」などと話した。帯広市内の小中学校はきょうから夏休み。緑ヶ丘公園の水遊び場で少年を発見。
約4000頭の肉牛を飼育する芽室町の牧場・大野ファームでは猛暑で牛たちにも異変が。気温が30℃前後になると牛の食欲が落ち、運動量も減少。病気になることもある。牧場では牛舎内の室温を下げるため送風機をフル稼働。早川緒美は「水道代が高くなってきている。脱水症状を起こすと治療が多くなるので治療のコストが多くなってきている」などと話した。
多くの外国人観光客が集まる奈良県奈良市の奈良公園。きょうの奈良の最高気温は36℃を超え猛暑日になった。暑さ対策について、人力車の車夫・中島航来(ことぶき屋)は「水を頭にかけるとか塩分を補給したり、こまめに水分補給をしている」などと話した。“神の使い”とされるシカも川辺で水遊びをしたり、水を飲んだり。
京都市では日本三大祭りの一つ、「祇園祭」の後祭「山鉾巡行」が行われた。京都は猛暑日になったが多くの見物客が迫力ある姿を写真に収めていた。
厳しい暑さとなった東京都心。銀座の一角にできた長蛇の列。目的はサマージャンボ宝くじ。くじの販売期間は来月11日まで。きょうは「天赦日」「一粒万倍日」「大安」という開運日が3つ重なる日で「最強の開運日が」と言われている。行列の待ち時間は正午過ぎの段階で約2時間に。
連日のように激しい雷雨に見舞われている関東甲信地方。きょうとあすも気温上昇とともに大気の状態が非常に不安定となり、山沿いでは激しい雷雨となるおそれが。天気の急変に注意が必要。
群馬・草津温泉の中継映像。群馬県に記録的短時間大雨情報が発表されている。
北海道帯広市から中継。帯広駅近くの公園へ。商業施設・とかちプラザにはクーリングシェルター。涼むことができカフェも併設。帯広市内にはクーリングシェルターが60か所ある。おおたわ史絵が「北海道に住んでいる友人に聞いたら困っているのは公立学校のエアコンが完備されていないこと」などとコメントした。
東京・銀座から中継。東京の最高気温は34.8℃。宝くじなどを販売する西銀座チャンスセンターに多くの人。きょうは暦の上で「最上の吉日」と言われている「天赦日」、「一粒万倍日」、「大安」が重なる「最強開運日」。西銀座チャンスセンターは1989年から36年間毎年1等の当選者を輩出。売り場のスタッフによると熱中症対策で打ち水や塩分タブレットを配るなどしている。
きょう福島・梁川では最高気温39.3(ことし全国1位)、北海道北見では39.0℃(観測史上1位)を観測。札幌はことし初めての猛暑日。太平洋高気圧とチベット高気圧に覆われ、北海道では大陸からの熱い空気に西風によるフェーン現象が加わり記録的な高温になっている。北海道の約4割の住宅にはエアコンがなく、北海道の去年の熱中症発生場所を見えると46%が住宅。エアコンがないときの熱中症対策は扇風機の後ろに凍ったペットボトルなどを置く、流水に手をひたす、冷えたペットボトルを手に持つ。記録的短時間大雨情報が出ている群馬・草津温泉の現在の様子を紹介。先ほど台風9号が発生し、トリプル台風が発生中。週間・予想最高気温、週間天気予報を伝えた。
参院選大敗を受け石破総理の退陣論が渦巻く自民党内は大きく揺れている。きのう石破総理と菅元総理、岸田前総理、麻生元総理による異例のトップ会談が行われた。石破総理は「私の出処進退については一切話しは出ておりません」と述べ続投の意向を示したが、若手議員(自民党・中曽根青年局長)や参院選で議席を失った三重県の支持者たちからも厳しい声があがっている。最大の続投理由としてきたトランプ関税に大きな動きがあった。きのう日米関税交渉が関税率15%で合意に至ったと電撃発表し、石破総理は成果の大きさを強調した。
きのう石破総理と菅元総理、岸田前総理、麻生元総理による異例のトップ会談が行われる1時間前、読売新聞は「石破首相退陣へ」と号外を出した。石破総理は会談後に「出処進退の話については一切話は出ていない」と否定したが、きょうの読売新聞は再度「石破首相退陣へ」と報じた。読売新聞の号外は、アメリカとの関税交渉が相互関税15%で妥結し筋道がついたため、石破総理は衆院選与党大敗の責任を取って退陣する意向を固めるとの見方。橋本五郎は「いろんな角度から退陣は必死」「首相経験者は辞めなさいとは言わない」「大敗惨敗して誰も責任取らないのはどう考えても…」「来月の広島市・長崎市の平和記念式典や、来月20日のアフリカ開発会議は自分の手でということでしょう」などとスタジオコメント。今月28日の自民党両院議員「懇談会」は「総会」に格上げの動きもある。
今月5日に大阪市で発生した車での連れ去り事件。20代被害者が車に無理やり押し込められる様子など犯行の一部始終がドライブレコーダーに映っていた。警察は目撃者からの通報で防犯カメラを捜査していたところ、同日兵庫県内で車を発見し全身にケガをした被害者を保護したうえで、男らを監禁の疑いで現行犯逮捕した。
去年5月、埼玉・戸田市の首都高速5号線・美女木JCT付近で大型トラックが乗用車に突っ込み3人が死亡、3人が重軽傷を負った事故の裁判。きょう被告人質問で事故を起こした元トラック運転手の男が証言台に立つ。被告は神奈川・厚木市の勤務先から埼玉県内に荷物を運搬中、トラックは少なくとも10m手前から速度を落とすことなく乗用車に突っ込み玉突きで衝突が起きたとみられている。「38度以上の発熱があり風邪薬を飲んで運転した。ぶつかったときの記憶がありません」などと供述している。ことし5月の初公判で検察側は、事故までの5日間(うち4日間は体調不良)に不倫相手と500通以上LINEのやり取りをしていて睡眠を十分に取っていなかったと指摘。事故30分前から事故直前までは車線逸脱の警告音が約20回鳴っていたが被告は運転を継続、勤務交代を申告できたにもかかわらず自ら仕事をする判断をしたと主張した。過去にも2度人身事故を起こし過失運転致傷容疑で書類送検されている被告は、日本テレビの接見で「またやってしまった」「いくら人が少ないとは言え管理体制がずさんだった」「結局は自分に責任がある」などと話した。遺族の女性は「なんで過失なんだろう。うっかりな事件ではない」「現在の交通事故に対する刑期はあまりにも軽すぎます」と涙ながらに訴えた。過失運転致死傷罪の上限は懲役7年、遺族は懲役20年の危険運転致死傷罪への変更を求めたが、検察は立証は難しいと断念している。
去年5月埼玉の首都高速でトラックが渋滞の列に追突し6人が死傷(3人が死亡、3人がけが、うち1人は脳に後遺症のおそれ)。過失運転致死傷罪などの罪に問われているトラック運転手の男は「ぶつかったとき意識がなかった」と供述している。検察は過失運転致死傷罪などで起訴、遺族は危険運転致死傷罪へ変更を求めたが変わらなかった。初公判で被告は起訴内容を認め、「意識がはっきりしないと運転中に認識」「会社に借金があり職場に迷惑をかけたくない」「事故を起こすことはないだろう」「38度の熱運転に支障と自覚があった」などと話した。元大阪地検検事・亀井正貴弁護士が生出演。