- 出演者
- 杉村太蔵 ガダルカナル・タカ 蓬莱大介 西山耕平 東ふき 佐藤佳奈 畑下由佳 須田亜香里
「最新『台風12号』熱帯低気圧に、猛烈残暑野菜高騰で“食卓ピンチ”」「ナゼマンションオーナーが“突如交代”、“家賃2.5倍騒動”今度は『真っ暗に』」。
オープニング映像。オープニングの挨拶。宮根はきょうから夏休み。
「速報『台風12号』は熱帯低気圧に、大雨土砂災害引き続き鹿児島は厳重警戒」「速報“野菜高騰”スーパーアキダイ中継、猛烈残暑きょうも各地“危険な暑さ”」。
台風が過ぎ去った鹿児島県。日置市などで強い雨が断続的に続いている。鹿児島市では川の氾濫により冠水。南さつま市では水の勢いで道路がえぐられた。台風12号は熱帯低気圧に変わったが各地に大きな被害をもたらした。きのう午後5時すぎ、日置市付近に上陸した台風12号。発生から上陸まで8時間と異例の早さだった。24時間雨量が300mmを超えたところも。南さつま市では加世田川が氾濫。消防隊が住民を救助。鹿児島市内でも和田川が氾濫し、住宅街が冠水。立ち往生する車も相次いだ。鹿児島市など県内一部地域では大雨警報が出ており、土砂災害など引き続き警戒が必要。
午前10時過ぎの東京・有楽町・JR有楽町駅前、気温計は31.2℃。東京都内で猛暑日を記録するなどお盆を過ぎても危険な暑さが続いている。漫画のイベントに参加するために栃木から来た女性は「職場が暑い」などと話した。約1500個の風車で装飾された日比谷の「かざぐるまガーデン」。一部はオフィスなどで不要になったクリアファイルを再利用。夜はライトアップされ、幻想的な夕涼み空間に。「HIBIYA MID SUMMER 2025」(東京ミッドタウン日比谷)は今月31日まで。
東京都立川市の小山農園では連日の猛暑の影響でキュウリやミニトマトなどに大きなダメージが出ていた。さらにいま深刻なのがジャガイモ。高温障害の影響でこぶりなサイズに。小さなジャガイモを規格外として出荷せざるを得ない。卸売価格は今月19日は1キロあたり191円と1か月半余りで2倍近くに上昇(東京都中央卸売市場)。ジャガイモの価格高騰にはある理由が。全国の生産量約8割を占める北海道。記録的な猛暑と雨の少なさが原因で通常サイズのジャガイモが品薄状態。
鹿児島・枕崎市の中継映像。各地で被害が出ている台風12号。大雨の峠は越えている。あす西日本は午前中から雨が降る所がありそう。積算降水量(48時間)が300mmを超えた鹿児島・喜入、指宿など。鹿児島県、宮崎県では大雨警報が出ている所がある。土砂災害警戒情報も鹿児島県で出ている所がある。きょうの最高気温は愛知・豊田で38.3℃、関東地方、近畿地方で37℃台。ガダルカナル・タカが「台風になる場所が異常」などとコメントした。
東京・練馬区・アキダイ関町本店から中継。東京の最高気温は34.8℃。連日の暑さの影響でスーパー・アキダイに並ぶ野菜の価格にも影響が出ている。秋葉弘道社長にどんな野菜が高くなっているのかなど聞いた。キュウリ、トマト、ナスの値段が上がっている。山梨などのブドウがお買い得。
あす西日本は午前中から雨の降る所がある。北海道は大雨となりそう。関東地方は晴れて40℃近くまで気温が上がる所もある。天気予報を伝えた。
「ナゼ?撤去?街の『裸婦像』設置は…アリ?ナシ?」「“食い逃げ”の瞬間カメラが捉えたのに…、ナゼ?店主憤慨まさかの“不起訴処分”」。
東京・板橋区のマンションで家賃が2.5倍に。違法民泊の疑いもある。中国系企業買収で問題続出。騒動から2か月、新たな異変が起きていた。消えた照明、止まった火災報知機、断水のおそれも。
ことし1月、大幅な家賃アップを告げられた東京都板橋区の賃貸マンションの住人。約30平方mの部屋の場合7万2500円だった家賃が2.6倍以上に跳ね上がる19万円に。1月、マンションでは所有者の変更があった。所有権がB社に転売され、その後新たに所有者となったC社。会社の代表は中国に住所登録された人物。住人への説明もないまま所有会社は空き部屋で民泊の営業を開始。5月、エレベーターが使えなくなった。6月、家賃の値上げを取り消す通知が住人に届き、エレベーターも運転を再開。マンションで新たな異変、マンション共用部の照明が消えた。住人は「5月から電気料金が支払われていなかった」などと話した。
共用部分の照明が全て消えた東京・板橋区のマンション。住人側が関係者を通じて電力会社に確認したところ「5月から電気料金が支払われていなかった」と説明された。テレビ信号を各部屋に分配する機器が共用部分の電源を使っているため映らなくなった。電気が止まった影響は住人の身の安全も脅かしている。火災が起きても警報が鳴らない危険な環境。このままの状態が続けば断水も。騒動の裏側では所有会社を巡ってある動きが。家賃騒動の直後、所有権がC社からD社に移っていた。代表者は中国に住所登録された人物。D社があるとされる大阪市阿倍野区の建物を訪ねたが応対した人物は「マンションの所有会社とは関係がない。連絡先も分からない」と答えた。亀井正貴弁護士は「賃借人を追い出して物件を売却するとか民泊に流用するとか、別の収益にしようという意図が可能性としては考えられる」などと話した。
東京・板橋区の賃貸マンションを巡る問題。ことし1月、住人の元に公共料金をはじめとする諸費用の増加のため家賃7万2500円を「19万円に上げる」という通知書が届いた。5月、エレベーターが使用禁止に。6月、再び住人の元に通知が届き家賃値上げを取り消した。ことし1月、マンション所有者が中国系企業に変更され、先月別の中国系企業に変更。共用部分の電気がつかなくなる。住人は「火災の通報システムも動かない。火事が起きてもわからない状態」と話した。住人によると東京電力に確認するとことし5月から共用部分の電気料金が払われていない。今月25日にも別の電力も遮断の可能性があり、エレベーターと給水ポンプが使用不可に。これまではマンションの所有者と東電が契約を結んでいたがあす契約を破棄し、今後は東電とマンションの自治会が新たに契約を結ぶ。亀井正貴弁護士は「オーナーは借りている部屋と同様に共用部分も住人が使用できるように維持、管理する義務がある。義務を果たせていないため債務不履行であり、民法上違法な状態になる」と話した。ガダルカナル・タカが「民泊ができた当時の法律はインバウンドを見込んで急いで作ったのか建付けが甘々。細かい法律がいっぱい必要」などとコメントした。
現在の所有会社の代表者は中国に住所登録されており、事務所の住所は大阪市阿倍野区。事務所にいた人は「板橋のマンションの所有会社とは関係がなく、連絡先もわからない」と話した。亀井弁護士は「住人を追い出して物件の売却や民泊に利用するなど別の収益を得ようとしている可能性もある。オーナーが義務を果たしておらず生活が不便になっているので損害賠償請求はできる」と話した。杉村が「こういうケースが起きるのは民泊の制度上の欠陥もある」などとコメントした。
香川県東かがわ市引田を舞台に8月1日から1か月間の開催を予告していた「HIKE!HIKETA-東かがわ国際芸術祭-」。メイン会場の古民家。大量の廃材を組み上げて作られた巨大なオブジェ。現代美術家・中村岳は荒れ果てたまま放置され、開催の見込みすら見えない状況に憤る。東かがわ市は「当該イベントを企画した団体に活動の実態がないことが判明した」と発表。主催者によると参加アーティストは30人超。瀬戸内はいま、香川県を中心に3年に一度開催される「瀬戸内国際芸術祭」の真っ只中。世界37の国と地域からアーティストたちが参加している。期間中瀬戸内を訪れる客は100万人超、経済波及効果は100億円超え(日本銀行「瀬戸内国際芸術祭2022」の経済波及効果より)。会場は直島を筆頭に11の島々と6エリア。引田も瀬戸内国際芸術祭の会場になっている。
問題の国際芸術祭のHPには「連携:香川県政策部文化芸術局振興課、後援:東かがわ市教育委員会」と書かれていた。東かがわ市・上村一郎市長は「東かがわ市教育委員会の後援表記をHPから即刻削除いただくこと。市民、アーティストの皆さんになぜこのような事態になったのか説明を果たしていただきたい」などと話した。東かがわ国際芸術祭の主催者・奥廣岳は「芸術祭は開催中であり、活動の実態がないと言われるのは不本意だ」と話した。「東かがわ国際芸術祭はいまも開催できていない」と言う作家。開催を諦めた参加アーティストの多くが作品の返却を求めている。
「HIKE!HIKETA-東かがわ国際芸術祭-」は「瀬戸内国際芸術祭2025」の開催に合わせて香川・東かがわ市引田エリアでことし初開催。開催期間は今月1日~31日。東かがわ市によると活動に実態がない。公式HPの「連携」には「香川県政策部文化芸術局文化振興課」と記載されたが香川県は「事実でない」とし、「後援」には「東かがわ市教育委員会」と記載されていたが東かがわ市は「事実でない」としている。上村市長は「非常に困惑している」などと話した。主催者は「芸術祭は開催中。活動の実態がないと言われるのは不本意だ」などと反論。現代美術家・中村岳は「いまのままではこの芸術祭の作家とされるのも嫌だ」などと話した。ガダルカナル・タカが「根本的なことを分からないではじめてしまったのか」、須田が「アーティストの目線で考えられていない、アーティストを尊重できていない方がやっているんだろうなと思う」などとコメントした。
今、全国で裸婦像の撤去が相次いでいる。瀬戸大橋は開通記念として高松市内の公園に少女の裸の像を設置。この像の移設が検討されているが移設先は未定。40代の女性は「子どもがいたりすると気になる」と話す。一方、JR静岡駅の広場に設置されているフランス画家・ルノワールが制作した彫刻像「勝利のヴィーナス」と「洗濯する女」。1994年に静岡市が設置。約1億4000万円という大金をつぎ込み設置したにもかかわらず現在、積極的に移設する方向で検討中。兵庫県内の資材置き場には撤去され行き場を失った裸婦像が。この裸婦像は50年前、宝塚音楽学校のそばに設置されていた「愛の手」。市の広報誌は「男性の手の上に女性が手を広げて人類に愛の手を差し伸べている姿」と紹介したが、これに市民らが猛反発。 設置直後は物議をかもしたが時間がたつにつれパブリックアートとして宝塚の風景に溶け込み市への苦情も減っていた。2021年、宝塚市は橋の補修工事のためにこの像を一時的に撤去。工事終了後、アンケートを取ると「時代にそぐわない」「女性軽視だ」などの反対意見が。このため元に戻すことなく資材置き場に保管されることになってしまった。
今、全国で裸婦像の撤去が相次いでいる。香川・高松市内の公園にある瀬戸大橋開通を記念し設置された少女の裸の像は移設が検討されている。高松市の担当者は「様々な意見を受け止めて検討していく」としている。また、JR静岡駅の広場に設置されている裸婦像について、静岡市長が「今の時代にそぐわない」と言及。1951年、東京・三宅坂に3人の女性の裸体像「平和の群像」が設置された。ここから日本各地に若い女性の体が平和や希望の象徴として建てられるように。兵庫・宝塚市は設置されていた裸婦像「愛の手」を橋の改修に伴い2021年に撤去。須田亜香里は「裸婦像には平和の象徴という意味が込められてたというのがわかってこそ、その意味を主張するという権利もあるのかなと思った」、杉村太蔵は「売却して市の税収にしたらいい」などとスタジオでコメント。