- 出演者
- 梅沢富美男 中山正敏 蓬莱大介 西山耕平 高岡達之 楠紗友里 橋口秀一 西尾桃
神戸女性“刺殺”犯行前“尾行映像”入手。中国朝市“違法行為”横行 摘発の瞬間。
オープニング映像。
宮根誠司が夏休みのため読売テレビの西山耕平が進行を務める。
きょう東京都心では最高気温35℃を超え観測史上最多となる8月で14回目の猛暑日となった。きょうも全国の104地点で猛暑日となる中、北海道・札幌市の信濃小学校では一足早く始業式を迎えた。北海道では異常な暑さが続いていて先月、北見市で39.0℃を記録。しかし、札幌市内の公立学校のエアコン設置率はわずか2割弱。おととい沖縄県勢15年ぶりの夏の甲子園優勝の快挙を果たした沖縄尚学。きのう那覇空港では選手たちを大勢の地元住民が祝福。埼玉・鳩山町では39.4℃、所沢市で39.2℃を観測するなど危険な暑さに。西武園ゆうえんちでは水かけイベントを開催。香川・高松市では泡フェスが行われ子どもたちは大はしゃぎ。こうした中、熱中症の救急搬送も相次いでいる。搬送された70代の男性は30分ほど倒れていたという。今、急増しているのが蓄積型熱中症。疲れや脱水が少しずつ積み重なり数日後に症状が表れるもので、体のだるさや食欲不振などから夏バテと勘違いされやすい。
各地の最高気温は滋賀・東近江で37.9℃、岐阜・大垣で37.6℃となっている。猛暑日は914地点中117地点。
東京・銀座から中継。東京の午後2時までの最高気温は36.3℃。8月の猛暑日は14回目となった。暑さを緩和してくれるよう街中にはミストが稼働している。
きょう東京都心では最高気温35℃を超え、観測史上最多となる8月で14回目の猛暑日となった。読売テレビ特別解説委員・高岡達之は「京都の方にお会いしたら京都はもう紅葉の心配をなさってます」などとスタジオでコメント。
兵庫・神戸市のマンションで住人の女性がナイフで刺されて殺害された事件。逮捕された男が女性について「全く知らない人」と供述していることがわかった。一方、読売テレビが独自で入手した防犯カメラの映像には男が女性の後を付けている様子が確認できた。男は事件発生から2日後、東京・奥多摩町で逮捕された。司法解剖の結果、女性の死因は失血死で上半身に複数の刺し傷があった。捜査関係者によると事件当日の夜、女性の職場近くから同じ電車の乗るなどして男は50分以上にわたって女性の後を付けていたとみられる。男の中学校の同級生は「静かでめっちゃ無言。静かだった」「真面目で良いやつだった印象」と話す。おととし5月からは東京の会社でドライバーとして勤務。この会社の社長も「ものすごく明るく仕事は真面目」と語った。
兵庫・神戸市のマンションで住人の女性がナイフで刺され殺害された事件。50分以上女性の後をつけていたとみられる容疑者。読売テレビが独自入手した防犯カメラの映像。容疑者とみられる女性が通り過ぎたあと、後を追いかけるように歩く容疑者とみられる男の姿が映っていた。容疑者は20代のときに神戸市の建設会社で働いていた。現場近くの防犯カメラに容疑者が女性の前を歩く姿も映っていた。警察は女性を一方的に狙った可能性もあるとみて動機などを調べている。
元警視庁刑事・吉川祐ニを紹介した。兵庫県神戸市で先週水曜日、マンションに住む女性が刃物で刺され死亡。死因は失血死。先週金曜日、東京・奥多摩町で殺人容疑で逮捕された容疑者。女性との面識はないとみて捜査が進んでいる。「殺意を持っていてかはわからないがナイフで刺したことに間違いない」などと容疑を一部否認している。マンション内の防犯カメラが犯行の一部始終を捉えていた。事件現場近くの駐車場で血の付いたナイフが見つかった。東京未来大学・出口保行は「かなり興奮していてとりあえず凶器を捨て去りたかったのでは」、吉川は「逃走中に職務質問などに遭う可能性を考えて捨てたのでは」と話している。高岡が「殺意があろうがなかろうがやったことは言語道断。被疑者は裁判でも言い分を聞いてもらえる。その理不尽さがなんとかならないか」などとコメントした。
容疑者は事件数日前から現場近くのホテルに宿泊。事件当日、女性は職場を出たあと神戸中央郵便局へ。阪神西元町駅から電車に乗り、スーパーで買い物をしたあとポートライナーに乗り換えて貿易センター駅で下車、マンションに向かった。女性の後をつける容疑者の姿が複数の防犯カメラに映っている。容疑者は女性を50分以上尾行していたとみられている。読売テレビが独自に入手した防犯カメラの映像では女性が映ったあと男が通過。
容疑者の名前の漢字に誤りがあったので訂正。
容疑者は事件現場から電車を使わず移動しJR新神戸駅に向かった。犯行後1時間以内に東京方面の新幹線に乗車。今月22日、JR奥多摩駅から約5キロの歩道で確保された。
東京・奥多摩町から中継。容疑者が逮捕されたのは事件を起こした神戸市から約380キロ離れた奥多摩町。JR青梅線の終点、奥多摩駅で電車を降りる所が防犯カメラの映像で確認されている。
今月22日、JR奥多摩駅から約5キロの歩道で確保された容疑者。2022年5月、兵庫県神戸市内で女性につきまとい行為をしたうえ被害者の自宅で首を絞めるなどしけがをさせた容疑者。傷害、ストーカー規制法違反などで懲役2年6か月、執行猶予5年の判決を受け現在も執行猶予中。吉川が「3年前ストーカー行為で検挙されている。そのような犯罪を犯すものについては再犯性が高い」、梅沢が「刑が軽すぎる。遺族はどんな気持ちでいるのか」などとコメントした。
大阪府大東市、中国食材を扱う店が毎週日曜日に朝市を開催。羊肉の串焼きもできたてが食べられる。周辺で横行する違法行為が長年問題となっている。その一つが違法駐車。店の前の片側2車線の道路は駐車禁止だが朝市を訪れるために違法駐車する客らが後を絶たない。周辺の路上で違法に営業する露店。約30年前から道路交通法に違反する無許可営業を行っていたとみられている。2010年に読売テレビが取材した際には歩道が占拠されている様子が映し出されていた。中国や韓国のDVDなども販売されていた。警察が指導を繰り返してもなくならなかった違法行為。きのう大阪府警が違法駐車7件を取り締まった。
大阪府大東市では中国の食材を扱う店が毎週日曜日に中国朝市を開催。周辺で違法な路上駐車、店前の違法露店などがある。立命館大学・駒見一善准教授によると「1990年代後半から開かれている朝市で、安い中国食材が買えるので近くの府営住宅に住む中国の残留孤児や家族らから人気が出た。30年で文化が根づき、いまではエスニックタウン化している」。亀井正貴弁護士によると露店の無許可営業は道路交通法違反、食品衛生法違反にあたる可能性がある。仮に健康を害する物を販売した場合は食品衛生法違反、仮に食中毒など健康被害等があった場合は業務上過失致傷罪にあたる場合がある。高岡が「日本のルールを守るのは自分たちのためでもあると自覚してもらいたい」などとコメントした。
体調不良を訴える人たちが絶えない富士山。富士山8号目の標高3250メートルの場所にある診療所に勤務する女性医師・富士山衛生センター・大城和恵さんに密着した。登山者の50代女性は高山病と診断された。
ことしも多くの人が訪れている富士山。日本人だけでなく海外から来た人も多い。ことしから富士登山のルールが大きく変わった。山に入る前にアプリで事前登録を行い登山マナーなどを事前に学習し、入山料4000円が必須となった。事前のマナー講習の効果が出ているようで、これまで問題視されてきた軽装登山や弾丸登山が格段に減ったという。「富士宮ルート」の8号目、標高3250メートルにある診療所「富士山衛生センター」を目指した。そこで毎年夏の1か月間勤務する女性医師・大城和恵さんに密着した。大城さんは「高山病が多いですね。高山病に付随して脱水の方も多いです。雨の日、寒い日、風の強い日は低体温症になりかかっている人がけっこういる」と話した。大城さんは世界認定資格の国際山岳医を日本人で初めて取得し、2018年にはエベレスト登頂に成功した。大城さんの1日に密着した。午後3時、8号目の山小屋で宿泊を控えた登山者の健康チェックを行った。登山道で転倒した際に溶岩で胃を打ったという9歳の男児を診察したが、異常は見つからなかった。富士山衛生センターが開設されたのは1962年。夏の間だけ医師が交代で泊まり込み、24時間体制で診療を行っている。治療費は富士宮市の税金で運営されているため無料だが、協力金を置いていく人が大半を占める。取材中、診療所には体調を崩した人が多く訪れた。
「富士宮ルート」の8号目、標高3250メートルにある診療所「富士山衛生センター」で勤務する女性医師・大城和恵さんに密着した。ご来光を見ようと未明から頂上を目指していた2家族は、それぞれの子どもが頭痛などを訴え、この診療所を訪れていた。1時間ほど休んだあと、2家族は8号目からゆっくりと下山していった。大城先生は診療の空き時間には医療の道を志す学生の質問に答え、山の怖さを伝えていた。去年7月、大城先生は交流の深い登山家の悲しい報道を耳にしたという。エベレストに次ぐ世界第2位の山「K2」の未踏ルートに挑んでいた登山家で山岳カメラマンの平出和也さんと中島健郎さんが滑落。2人の発見に至らないまま救助活動の終了が報じられた。平出さんは「ピオレドール賞」を日本人最多の3度受賞。中島さんは2度受賞するなど2人は日本を代表する登山家だった。救助要請が相次ぐ富士山で特に注意すべき点について、大城先生は「山は天候の変化が非常に激しいですね。5号目と山頂、全く違いますので、いろんな天気に対応できるような準備をしていただきたいこと、本当にそれだけのことが命に直結しちゃうんですよね」とコメントした。