2025年11月14日放送 13:55 - 15:50 日本テレビ

情報ライブ ミヤネ屋
【大谷翔平3年連続4度目の「満票MVP」獲得は】

出演者
藤村幸司 杉村太蔵 宮根誠司 ガダルカナル・タカ 伊藤聡子 蓬莱大介 畑下由佳 東ふき 佐藤佳奈 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。オープニングの挨拶。

(ニュース)
速報 仲代達矢さん「告別式」役所広司さんら参列

今月8日、肺炎のため92歳で亡くなった俳優・仲代達矢。都内で営まれた告別式にはかつての教え子たちの姿が。仲代が俳優業と並行してライフワークにしていた養成所「無名塾」。きのう営まれた通夜には無名塾出身の役所広司が参列。師匠であり、恩人でもある仲代への感謝の思いを語った。

仲代達矢さん「告別式」役所広司さんら参列

師匠・仲代達矢について、役所広司は「『ちゃんと挨拶をしなさい』『時間を守りなさい』『先輩を立てなさい』毎年塾生が入る度に言っていた。当時は何度も聞いたよと思っていたが繰り返し聞くうちに染みついた。『教育は繰り返し言うことだ』とおっしゃっていた」と語った。杉村が「教え子の方々に棺を抱えられて旅立つというのは幸せな人生だなと思いますね」、伊藤が「塾生のみなさんてみなさん存在感のある俳優さんに育っていらっしゃる。目標はかなっているのかなという感じはしますね」などとコメントした。

名古屋主婦殺害 きょうから鑑定留置 逮捕の女「被害者の夫の考え方が嫌い」

26年前愛知県名古屋市で主婦が殺害された事件。女性を殺害した疑いで逮捕された容疑者は被害者の夫の高校の同級生で、同じ部活に所属し、夫に好意を寄せていたとみられている。容疑者は警察の調べに対し、被害者の夫について「女性や子育てに関する考えが嫌いだった」という趣旨の供述をしていたことが分かった。2人は事件の5か月前にOB会で再会。夫は中京テレビの取材に対し「そうした内容の発言はしていない。根も葉もないことを言われても困る」とコメントしている。警察はOB会での会話がきっかけとなり犯行に及んだ可能性があるとみて捜査を進めている。名古屋地検は容疑者について「刑事責任能力の有無などを調べる」としてきょうから鑑定留置を始めた。犯罪心理学者・出口保行は「容疑者は被害者の夫に対し何らかの不満や憤りを感じていたと思われるがそれが直接的に殺害の動機につながったとは考えにくい。容疑者はいま自分の中で殺害の理由探しをしているのではないか」などとしている。

東京 朝8.0℃→昼20.2℃ 寒暖差注意

東京・港区・神宮外苑から中継。きょうは関東から西日本の広い範囲で暖かく過ごしやすい陽気となっている。東京は気温が20℃まで上がっている。神宮外苑のイチョウ並木はたくさんの人でにぎわっている。22~30日までイチョウ並木のライトアップが行われる。

東京 朝8.0℃→昼20.2℃ 寒暖差注意/東京 来週前半「12月並み」寒さに

天気予報を伝えた。東京は最高気温が20.2℃。札幌は6℃、風も強くなっている。西日本はぽかぽか陽気。

クマ被害 警察官の「ライフル銃」使用開始

青森・陸奥湾で海の中を泳ぐクマ。港から約200mの沖合でけさホタテ漁師が撮影。猟友会により駆除された。秋田県庁や新幹線の秋田駅からほど近い、秋田市の街の中心部にもクマが。連日各地で相次ぐクマの出没。きのうは新潟県五泉市の民家にある柿の木にクマが居座り緊急銃猟で駆除された。山形県で柿の木に登っていたのは子グマ。緊急銃猟が実施された。秋田県と岩手県で新たな対策が始まった。きのうから可能となった警察官によるライフル銃でのクマの駆除。駆除を行うのは普段からテロの制圧訓練などをしていてライフル銃を扱える機動隊員。警察庁によるとこれまで機動隊がライフル銃などを使える場面は重要施設の警備などに限られていた。前例がない警察によるクマの駆除。岩手県ではおととい猟友会のハンターからクマの特性や仕留め方を学ぶ研修会が開かれた。元警視庁警備部・特殊部隊SAT・伊藤鋼一は「難易度が高い任務だ」と話す。

今年度の全国のクマによる死者は過去最悪の13人。全国で深刻化するクマによる被害を受け、きょう政府は関係閣僚会議を開き「クマ被害対策パッケージ」を決定。人の生活圏周辺でのクマの個体数を削減するなどの方針を示した。

クマ被害・政府対策 クマの個体数“削減”へ/警察官の「ライフル銃」使用開始

きょう政府はクマ被害対策パッケージをまとめた。緊急的な対応では警察によるライフル銃を使用したクマの駆除、自衛隊、警察退職者などへの協力要請。短期的な取り組みでは春期のクマ捕獲など、中期的な取り組みでは個体数の削減など。対策としては交付金などによる支援、クマ駆除に対して特別交付税の措置をとる。元SAT所属の伊藤鋼一は「犯人を制圧するのが本来の任務。動物を射殺することは想定していない」などとしている。杉村が「個体数の適切な管理は非常に重要」、ガダルカナル・タカが「もうちょっとデジタルで色んなことができそうな気がする」などとコメントした。

大谷翔平 “満票MVP”夫人&デコピンも祝福

メジャーリーグでドジャースの大谷翔平がことしも満票でMVPを獲得。3年連続4度目の受賞に真美子夫人、デコピンとともに喜びを分かち合っている。ワールドシリーズ2連覇に続きMVPも3年連続受賞。異次元の進化を見せるのは“ご主人様”だけではなかった。

きょう、メジャー歴代単独2位となる3年連続4度目のMVPを満票で獲得した大谷翔平。レギュラーシーズンでは自己最多となる55本のHRを放ち、チームはワールドシリーズを2連覇。今季第1号は日本のファンの前で。4月にはブレーブス戦5対5の同点で迎えた9回ウラ、自身2度目となるサヨナラホームラン。5月にはメッツの千賀と今シーズン初対決。先頭打者HRで大谷に軍配が上がった。ことしは2年ぶりにピッチャーとして登板。2度目の登板の際にはHRを放ち二刀流復活を印象付けた。7月にはメジャーリーグ日本人初となる5試合連続HRを記録。9月17日のフィリーズ戦には二刀流として出場。投手として今季50個目の三振を奪い、打者として今季第50号HR。史上初となる50本塁打50奪三振の50-50を達成。ワールドシリーズ出場をかけたブリュワーズとの一戦では異次元の活躍を見せた。投げては10奪三振、打ってはこの試合3本のHRを放った。3打席目に放った約143mの特大HRボールはオークションに出品中。オークション会社は1億5000万~3億円での落札を見込んでいる。

きょう、3年連続4度目のMVPを満票で獲得した大谷。おととしの受賞の瞬間は愛犬・デコピンとツーショットで、去年は真美子夫人とデコピンとスリーショットで迎えた授賞式。ことしは3人おそろいのブラウンコーデで喜びを分かち合った。大谷は「最後の締めくくりとして自分自身のシーズンのMVPを取れたというのは非常に大きなことなので、すべての人に感謝したい」などと話した。ワールドシリーズ2連覇とMVPの連続受賞という偉業を成し遂げた今シーズン。デコピンは逃げることなく受賞インタビューが終了。自分の話になると逃げ出してしまうデコピンだった。

午前9時、日本では大谷のMVP受賞に向けスポーツ報知が号外の準備を進めていた。紙面を編集局長がチェック。MVP発表から約30分で号外が完成。東京・有楽町では号外400部を13分で配り終わる人気ぶりだった。

ミニタニを紹介した。

今シーズンも全試合を観戦したミニタニが「大谷選手のMVP、世界中の誰よりも深い喜びがいまあり、ほっとしております。全試合観戦は来シーズンをもって引退しようかと思っている」などとコメントした。

ナゼナゼNEWS
ラインナップ

藤村幸司が「ナゼ?大学生“最期のX投稿”でがん研究に寄付急増」などのラインナップを伝えた。

神社参道で”車横転”観光客(68)が運転

福島県会津若松市にある神社の参道で横転した車と、あわただしく動き回る消防隊や救急隊の姿がある。事故現場を別の場所から撮影したカメラの映像を紹介。参道に向かう車が歩行者がいる場所に横転してきた。事故を起こしたのは岩手県から観光で訪れていた68歳の男性。車には2人が同乗していたという。事故現場は会津若松市にある飯盛山の神社へ向かう参道。この飯盛山は白虎隊が自ら死を選んだ場所で、駐車場は「白虎隊」墓守として山を守ってきた飯盛家の所有地。白虎隊墓守五代目・飯盛尚子さんは「上がって行ったら(駐車場の)看板に(駐車)ダメだって書いてあるから中に入ってUターンして出て来たらひっくり返しちゃったっていうような」とコメントした。横転した車はこの前に、岐阜から観光に訪れていた男性に衝突し重傷を負わせる重大な人身事故を起こしていた。その後、道路右側にある塀に乗り上げ横転したという。警察はアクセルとブレーキを踏み間違えた可能性もあるとみて事故の原因を捜査している。

“飲酒逆走” 「酩酊状態」で車3台に衝突

広島・竹原市の直線道路で軽自動車が車線を逆走し対向車に衝突した。軽自動車のブレーキランプは衝突の瞬間まで点灯していなかったため、ノーブレーキで突っ込んだとみられる。この軽自動車はこの映像の前にも2台の車と衝突していた。現場近くの会社に勤め、最初に衝突された橘高貴恵さんが事故の状況や容疑者の様子について語った。事故が起きたのは今月8日、逆走車を運転していたのは広島・尾道市の60歳無職の男性。容疑者の車は1台目に衝突したあと2台目に衝突。3台目にぶつかり停車した。別のカメラが捉えた3台目と衝突した映像を紹介。警察は運転していた容疑者を酒酔い運転の疑いで現行犯逮捕した。容疑者は容疑を認めていて、警察は容疑を「危険運転致傷」に切り替えて捜査している。

22歳大学生“最期の8文字” 寄付が殺到

きのう「ミヤネ屋」は東京都内にある公益財団法人「がん研究会」を訪ねた。がん研究会・川口武史社会連携部長は「10月17日ごろよりがん研究会宛ての寄付が急増したと。通常に比べると約10倍」とコメント。これまで寄付は月に200件程度だったが、先月中旬からの2週間だけで約2000件、金額は1000万円を超えた。ほかにも北海道がんセンターへの寄付は、昨年度は0件だったのに対し、先月からの約1か月で集まった寄付は1155件、465万円を超えた。2016年ノーベル生理学・医学賞・大隅良典氏は「我々が経験したことのないような広がりがいっぺんにあったことは大きな驚き」とコメント。大隅さんが立ち上げた公益財団法人大隅基礎科学創生財団にも続々と寄付が集まったという。「がん研究」への寄付が相次ぐきっかけとなったのは、病と闘う22歳の若者が最期に残した8文字の言葉だった。北海道に住む22歳の中山奏琉さんは自身のSNSで闘病生活を発信していた。北海道大学に入学したおととしの秋頃、奏琉さんは背中に痛みを感じるようになり、希少がんの1つ、「類上皮肉腫」であることが発覚。手術後、奏琉さんは懸命にリハビリを続けたが、10か月後に再発し、ステージ4。1年後の生存率は50%だった。抗がん剤治療を続け、手術も行ったが“行える治療がない状態”となってしまった奏琉さん。ことし9月からは「緩和ケア病棟」へ移ることになり、告げられた余命は1週間だった。しかし友人のお見舞いにより、1週間が過ぎても顔色が良くなってきたという。その後も奏琉さんはユーモアあふれる投稿を続けてきたが、先月12日、天国へ旅立った。父の和彦さんは「泣き言は一回も聞いたことがない」と話した。亡くなった2日後、奏琉さんのSNSに「グエー死んだンゴ」という新たな投稿があった。これは亡くなる直前に奏琉さんが「予約投稿」したものとみられている。まるで天国から本人が投稿したようにみえたことや、冗談で使うネット用語が用いられたことなどから注目が集まり、表示回数は3億回以上。このあと、お決まりの返し文句とともに「がん研究への寄付」が相次いだ。

がん研究会宛ての寄付が急増している背景にあったのは、病と闘う22歳の若者が最期に残した8文字の言葉だった。政治評論家・杉村太蔵は「すごい。家族も救われるでしょうし、久しぶりにSNSの素晴らしさを久々に感じましたね」とコメント。中山奏琉さんはおととし4月に北海道大学に入学し、その半年後、筋肉などにできる希少がん「類上皮肉腫」と診断された。闘病中もユーモアを交えたXへの投稿を続けていた。ガダルカナル・タカは「すごいですよね。辛いし怖いしいろんなことあったと思うんですけど、出さずにですからね」とコメント。公益財団法人がん研究会では、これまで寄付は月平均で230件程度だったが、先月だけで約2000件、約1000万円の寄付が集まった。奏琉さんが入院していた北海道がんセンターや、基礎研究を助成する大隅基礎科学創生財団にもたくさんの寄付が集まった。2016年ノーベル生理学・医学賞・大隅基礎科学創生財団・大隅良典理事長は「科学技術の基礎には長い研究があるが、基礎科学を大事にしようということになかなかつながっていない。経験したことがない広がりにはたいへん驚いています」とコメントしている。奏琉さんの父・中山和彦さんは「寄付で研究が進むことは本当にうれしい。北海道がんセンターにも本当にお世話になったので本人も恩返しできたと思っているのでは」とコメントしている。フリーキャスター・伊藤聡子は「すごく優しい方なんだと思うんですよね。楽しい投稿を続けて。そういう思いをみんな受け取って、ここで悲しむんじゃなくて前に動かそうという気持ちにつながっていった」、杉村太蔵は「いい話ですね」とコメントした。

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