- 出演者
- 所ジョージ
オープニング映像。
舞台は浅間山北部に広がる群馬県嬬恋村にあるの森。夏の森では様々な生き物たちを観察することができた。冬の自然観察を行った。武石さんが冬の嬬恋の魅力を調査。
冬の森には生き物がいなそうだが、冬だからこそ見つけられる生き物がいる。武石鈴香は温泉を巡った。
冬の森で生き物の痕跡を探す。タヌキの足跡を発見。成虫が天敵の少ない冬季に活動するセッケイカワゲラを発見。夏の間、夏眠をして冬に行動する昆虫。セッケイカワゲラは春は川の中で成長し、冬は川沿いを移動する。羽がないため歩いて移動する。幼虫は成長する間に下流に流されてしまうため、流された分だけ成虫は上流を目指す。セッケイカワゲラは太陽の方向・足にかかる力を感知し、川上の方向を判断している。寒さに強い代わりに熱に弱く、人間の体温で衰弱する。鳥の巣のようなヤドリギは広葉樹に寄生する植物。常用樹で冬でも葉があり、冬に目立つ。ヨーロッパでは永遠の象徴とされている。ヤドリギの実はネバネバしている。酒宿に付着したネバネバの種子を発見。実を食べた鳥のフンたネバネバになり他の木に付着する。
ヤドリギの実が好きなレンジャクという鳥がいる。尾羽がヒレンジャクは赤色、キレンジャクは黄色。レンジャクの食餌シーン、フンをする瞬間を狙う。雪の中で1時間、観察を続けるがこの日は日が暮れてしまい撤収。翌日、バグボーイズが粘る。
レンジャクの決定的瞬間を狙うためにバグボーイズが撮影を開始。5日間収獲はなし。6日目、ヒレンジャクとキレンジャクの群れの撮影に成功した。ヒレンジャクの特徴である冠羽、尾羽も撮影できた。レンジャクは夏はシベリア・中国で過ごし、冬の間だけ日本にやってくる。食餌シーン・フンをする瞬間まで粘る。13日目、ヒレンジャクがヤドリギの実を食べている瞬間を捉えた。さらに、ヒレンジャクがフンをする瞬間も捉えることができた。ヤドリギの種子はレンジャクに消化されない。ネバネバした種がヤドリギの種子にくっつき発芽することで、ヤドリギは繁殖することができる。コスタリカではケツァールが食べたリトルアボカドの種を吐き出すことで、リトルアボカドの繁殖を助けている。
13日粘ってバグボーイズはレンジャクの撮影に成功した。森で最終したヤドリギの実がスタジオに登場。乾くと固くなってプラスチックみたいになる。ネバネバ成分は植物の主成分セルロース。傷口をくっつける薬としての研究が行われている。ヤドリギが寄生している部分を見てみると、寄生根とよばれるヤドリギの根の部分が宿主の木の部分にしっかりと食い込んでいる。
冬の嬬恋村の魅力のひとつが温泉。嬬恋村の温泉の特徴は音質がたくさんあるということ。嬬恋村には10種類中6種類もの泉質がある。エリアごとに泉質が異なるので効能によって使い分けができる。武石さんが浅間高原にある露天風呂を体験。浅間高原エリアの泉質は塩化物泉と硫酸塩泉。保温効果があり、水に比べて約1.5倍の速度で体温が上がり血の巡りがよくなるという。嬬恋村は3つの火山に囲まれているため泉質の種類が豊富。バラギ湖の湖畔にある温泉は単純温泉。成分が少ないので皮膚に刺激が少ない、肌に優しく古い角質を取り除いてくれる。鹿沢温泉は美肌の湯といわれていて、メイケイ酸は入浴剤や化粧品に使われている。万座温泉は硫黄濃度が日本一といわれている。
温泉を組み合わせて複合的な効果を得ることができるという。皮膚が弱い人は浅間高原の音質は保湿・保温・血行向上効果がある。その後、美肌効果がある鹿沢温泉に行くと良い。
「所さんの目がテン!」の次回予告。
TVer・Huluで配信!詳しくは番組HPへ。