- 出演者
- 所ジョージ 佐藤真知子
オープニング映像。
去年2月、解剖学者・養老孟司さんのオファーで始まった農業高校の里山再生。荒れていた学校の裏山を高校生たちが再生。手作業でお米づくりを行った。約1年におよぶ、里山再生の成果を養老さんに報告。地元の小中学生を招待して一緒に里山体験を行う。。
今回は養老孟司さんが栃木農業高校を訪れて、高校生たちが里山再生の成果を報告する。農業高校の里山再生は栃木農業高校のOBから養老さんに相談があり、かがくの里の取り組みを行うオファー。
- キーワード
- 栃木県立栃木農業高等学校養老孟司
去年12月、里山再生を行う栃木県立栃木農業高等学校を養老孟司さんが訪れた。2023年2月から始まった里山再生、まずはゴミが散乱する雑木林から里山に再生した場所に生徒たちを連れて行き見学、里山について学んだ。高校の裏山でお米づくりが始まった。荒れた裏山を人の手で土壌改良した。いかちゃんは石川県輪島市の白米千枚田を案内し、生徒たちはお米づくりを学んだ。その経験をいかし、高校の裏山でも苗を植えて育ててきた。9月には収穫までできた。
養老孟司さんが栃木農業高校にやってきた。最初は鬱蒼としてた裏山が最初の頃と比べて明るくなった。高校生たちが養老さんに報告。以前の田んぼは水が抜けてしまう土壌だった、生徒たちが手作業で土を固め水が抜けない土壌に改良した。機械を使わずいちからお米を育て、収穫まで行うことができた。高校生たちの活動に養老さんは、季節・鳥の声・土の匂いが全部自分に入っているはずだと話した。
- キーワード
- 栃木県立栃木農業高等学校養老孟司
栃木県立栃木農業高等学校を訪れた養老孟司さんは高校生たちから里山再生の成果を聞く。裏山では様々な昆虫に出会うことができた。養老さんは生き物が生きやすい環境が戻ってきたということだと話した。養老さんははじめて訪れたときに言っていた水の通り道。春には沢から直接田んぼに水をひくことができりようになり、水路づくりが行われている。水路に沿って置いてある石には侵食しないようにする役割がある。ゆくゆくは昆虫たちが生息できるビオトープにしたいと考えている。
生徒たちは最初は何をしたらいいか分からなかったが、経験を重ねて積極的にしゃべることも増えたという。
養老さんが高校を訪れた日に行われたのが、高校生たちが学んだことを地元の小中学生に伝える発表会。高校生たちは自然の楽しさを教えたい、自分たちで作る大切さを伝えたいと話していた。
高校生たちが学んだことを地元の小中学生に伝える発表会が行われた。グループに分かれて棚田・水路などこれまでの経過を発表。小中学生からはたくさんの質問が出た。高校生たちはしっかりと発表を行った。さらに、子どもたちはリース作りも体験。材料は松ぼっくりやどんぐりなど全て裏山にあるもの。養老さんもリース作りを体験した。さらに、外では水路づくりを体験。発表と里山体験は無事終了した。
2年生は学んだことを引き継いで、裏山をもっとよくしていこうと意気込んでる。今年はさらに多くのお米を育てたり、ビオトープを作りる予定。
「所さんの目がテン!」の次回予告。
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