- 出演者
- 曽根純恵 狩野恵里
オープニング映像。
前日のニューヨークではアメリカの長期金利が上昇したことを受けて日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが進んだ。東京市場でも1ドル155円台前半で取引されている。こうした中、きょうから日銀は金融政策決定会合を開いている。3月にマイナス金利解除に踏み切った直後で現状維持の見通しだが、今後の金融政策に対し植田総裁があすの会見でどのような見解を示すのか注目される。現在の為替の値を伝えた。
JR福知山線の脱線事故からきょうで19年。事故が起きた午前9時18分に合わせ、列車が事故現場をゆっくりと通過し、車内からも手を合わせる人の姿が見られた。また、慰霊施設祈りの杜ではJR西日本の関係者や遺族の方が黙とうを捧げた。JR西日本の長谷川社長は「安全は経営の根幹との思いでたゆまぬ努力を続けていく」と述べた。JR福知山線の脱線事故では電車がカーブを曲がり切れずに脱線し、乗客106人と運転士が死亡し562人が重軽傷を負った。
アメリカでTikTok禁止法が成立。TikTok運営会社の周受資CEOは徹底的に争う姿勢を示した。法律ではTikTok側に最長1年以内にアメリカ事業を中国以外の企業に売却するよう求め、応じなければアメリカでのアプリの配信を禁止する。ただ、一方でバイデン大統領の選挙陣営は大統領選挙に向けてTikTokの使用を続ける方針だという。
アメリカ政府は24日、ウクライナを支援する緊急予算の成立を受けてウクライナに対する10億ドル相当の軍事支援を発表。本格的な武器の供与は約4ヶ月ぶり。また、ウクライナ側が求めていた最大射程300キロの地対地ミサイル「ATACMS」をウクライナに供与。
アメリカ株は主要な経済指標や決算などを前に動きはまちまちだったが、今朝の日経平均は400円近い下落で始まった。アメリカの長期金利が上昇してドル円も上昇。ただ、きのうの大幅高の反動でハイテク株中心に幅広く売りが出た他、キヤノンなど減益決算銘柄などにも売りが出て、下げ幅を広げている。アメリカ株先物の下落も重しに。主な株価指数、日経平均先物、TOPIXの数値を紹介。午前のマーケットについて日経CNBCの平野さんは「ダウは42ドル安と5日ぶりに反落。ナスダックは16ポイント高、S&P500指数も1ポイントの小幅続伸とまちまち、3月の耐久財受注がプラス2.6%と2月のプラス1.3%を上回り10年債利回りが4.6%台後半に上昇したために上値を抑えられたが、テスラが12%高となり下値を支えた。欧州ではドイツIFO景況感指数は89.4と3月の87.8を上回った。欧州3指数は揃って小幅安。(日経平均が大幅安だが)きょうの日経平均は155円台まで円安が進み、政府・日銀の円買い介入が入るとの警戒感で大幅安となっている。ただ、きのうの日経平均の907円高は、4月19日の1346円安の理由が中東情勢緊迫化以外に、昨年10月から1万円超の上げ幅の3分の1押しである3万7434円を切ったことで売りが出てその勢いで3万700円を下回ったとみられている。チャート理論に押しは3分の2まで、それを切ると半値押しの確立が高まるといわれるから。しかし、大幅安の翌日にはその3分の1地点まで戻り翌々日も維持されていた。昨日は3万7000円を売った筋の買い戻しが大量に入ったと思われる。また、昨日安値は9時ちょうどの3万7857円だったが、寄り付きは3万7871円となっている。寄り付きとほぼ同時につけた安値は、チャートでいう安値が寄り付き、高値が引け値となる。先週は金曜の大波乱を予告していたかのように水曜日に、寄り付き高値、引け安値が出ていた。今週水曜日はその逆になっている。きょうはニューヨーク市場時間外でIBMが大きく下落していたり、本日より前に出た財務省ベース外国人が4924億円と3週ぶりの売り越し、また、日本の10年債利回りも0.89%台に上がったりで大きく売られているが明日大幅高があるのかといったところ」などコメント。