- 出演者
- 末武里佳子 曽根純恵 平野憲一
オープニング映像。
経済情報を伝えた。
日銀は先月にマイナス金利解除など金融政策の転換を行ったが、長期金利の急変動を防ぐために長期国債を毎月約6兆円買い入れているなど金融政策維持の可能性が市場で見込まれている。こうした中今日日銀では2日目の金融政策決定会合を開催していて、今日午後3時半からの記者会見で植田総裁が歴史的な円安を受けて金融政策修正に言及するかが焦点となっている。
総務省が発表した4月の東京都区部の生鮮食品を除く消費者物価指数は106.4と前年比1.6%上昇となり、伸び率は2ヶ月連続で縮小した。一方で生鮮食品を除く食料は前年比3.2%上昇と、依然として高い伸び率となっている。また東京都が高校授業料の実質無償化の所得制限を今年度から撤廃したことで今年度から私立・公立共に授業料が大幅に下落している。
アメリカのマイクロソフト・グーグルの持株会社 アルファベットの今年1~3月までの決算は去年比で売り上げが15%増えるなど増収増益で、生成AI関連の事業などで好調となった。
アメリカのブリンケン国務長官と中国の王毅外相の会談が先ほど北京で始まった。ブリンケン国務長官は会談の冒頭で両国の誤解は避けるべきとし、「軍同士の対話やAI分野での協議前進を望む」など話した。一方で王毅外相は両国の関係改善に一定の進捗があったとした上で再度の内政干渉を行わないよう要求した。
今朝の日経平均は97円高で開始し、一時200円以上上昇した。アメリカ株はインフレ再燃懸念やメタの急落などを受けて揃って下落したものの、取引終了後のアルファベットやマイクロソフトの好決算が支えとなっている。ハイテク株や金融株が買われた一方で今期4~6月の業績見通しが減収減益となった信越化学工業は大幅安で、一時70円ほど値を下げた。その他日本株・海外株の指数などを解説した。