- 出演者
- 有働由美子 片岡信和 千々岩森生 下村彩里 武隈光希 田中浩一郎 田中道昭
一面に広がる雲海を見下ろすのは、雄大な裾野の美しさから「信濃富士」とも呼ばれる黒姫山。その麓を涼しげに流れる清流を遡ると、新潟県妙高市の苗名滝が姿を表す。落差55mで、黒姫山の溶岩が川をせき止めて誕生した。
トランプ大統領が「14日署名の予定」と語った、イランとの戦闘終結に向けた覚書。もし合意となればアメリカ側はバンス副大統領、イラン側は主席交渉官を務めるがりバフ国会議長がオンラインで署名する可能性があるという。2時間ほど前、ロイター通信はイラン高官が語ったという覚書の草案の中身を速報で伝えた。「イランは核兵器を製造も取得もしないことに合意し、アメリカは高濃縮ウランをイラン国内で希釈することに合意。イランはホルムズ海峡をすべての商船に対して即時開放する」などとなっている。一方仲介役のパキスタンのシャリフ首相は日本時間きのう午後8時ごろ、SNSで「24時間以内に最終調整がなされる見通しで、パキスタンは電子署名に向けた準備を進めている」と投稿していた。しかし午後8時を過ぎた今も覚書調印の知らせは入っていない。イランメディアのファルス通信は交渉チームに近い情報筋の話として、「まだ最終決定を下していない」と伝えている。
日本時間のきょう午前3時、CNNが速報で「トランプ大統領が先程SNSに『イランとの和平合意はあす14日に署名する予定だ』と投稿した」などと伝えた。「イランはもはや核兵器を望まず、購入や開発などいかなる手段によっても核兵器を保有することはない」とし、高濃縮ウランについては「適切な時期に回収し、イラン国内であれアメリカ国内であれ希釈して破壊する」などと投稿した。そのうえで「もしうまくいかなければ我々は究極の代替手段を持っているが、二度と使うことがないことを願っている」とイランを牽制した。CNNがは「署名をオンライン形式で行う計画がここ1日でまとまった」と伝えてている。安全保障上の観点から、大統領と副大統領が同時に外遊することはない。トランプ大統領は15日早朝にフランスでのG7サミットに出発する予定で、バンス副大統領を署名のために派遣するとトランプ大統領の出発前に帰国させるのが困難なためだという。6月14日はトランプ大統領の80歳の誕生日で、ホワイトハウスでは総合格闘技団体UFCの試合が開催される。
一方イラン外務省のバガイ報道官は、「署名は14日ではない」と否定している。タスニム通信によると、バガイ報道官は「今後数日中に行われる可能性は否定できない。ただ相手側の立場に一貫性がないため、結果についてのコメントは慎重にならざるを得ない」としている。覚書の内容をめぐり、双方の説明には大きな食い違いが生じていた。ホルムズ海峡についてトランプ大統領は「完全な開放」を求めイランの通行料の徴収に反対してきたが、アラグチ外相は「開放後も戦闘開始前の状態には戻らず、安全航行のためのサービス料をとる」方針を示している。また高濃縮ウランについても、アラグチ外相は「イラン国内での希釈(転換)だけが唯一容認できる方法」と主張している。更にイランが要求する凍結資産240億ドル(約3兆8000億円)のか解除について、アクシオスによるとアメリカ側は「合意の履行状況に応じ段階的に解除する」と述べていたが、イラン側は「署名した時点で直ちに一部を解除すべき」と主張しているという。一方イラン国内では、合意に反対する強硬派のデモが起きている。日本で暮らした経験があり現在はテヘランに住む男性は、元々イランの体制に不満を持っていてトランプ大統領には体制転換を期待していたという。男性は「イラン国民のほとんどは現在の政府をチェンジしてほしいと考えている。トランプは『助けに行く』と言っていたが、いま国民の中では“嘘つき”になっている」などと語った。
トランプ大統領は14日、日本時間のきょう未明に「イランとの戦闘終結に向けた覚書に14日署名の予定だ」と投稿した。14日はトランプ大統領の80歳の誕生日で、かつG7首脳会議の前日という節目になる。ニュースサイト「アクシオス」は、パキスタンとカタールの仲介で14日にオンライン会議を開き覚書に電子署名する見通しだと伝えた。一方イラン側は、革命防衛隊が14日の署名にこだわるトランプ大統領の「異常な執着」を批判。イラン外務省の報道官も14日の署名を否定したが、「数日以内に合意する可能性は否定しない」と発言している。慶應義塾大学の田中浩一郎教授は「確信は持てないがイラン側でも前向きな発言があり、今までよりはまし。トランプ大統領が自分の誕生日に合わせて云々というのは、諦めたほうがいい」などとコメント。トランプ大統領について、ワシントン支局長の梶川幸司は「誕生日もあるかもしれないが、11月の中間選挙を逆算するとそろそろケリをつけないとまずいという焦りがあるのは間違いない。インフレが加速し、5月の消費者物価の上昇率は3年ぶりに4%の水準を超えた。物価がある程度落ち着くのにも一定の時間がかかり、選挙を意識すればもう時間がないというのが本音」などと語った。このタイミングで合意に近づいている理由について、田中教授は「イラン側にも一定の得られるものがあったのだろう」などとコメントした。
これまでの合意へのポイントは「イランの核問題」「資産凍結解除」「ホルムズ海峡開放」の3つだった。核問題について、アメリカ側は「濃縮ウランをイラン国外に搬出」としているが、イラン側は「覚書が締結されたあとの60日間の交渉期間で協議」と議論の先送りを提示している。CNNによるとここ数週間、イラン国内で高濃縮ウランを保管する地下施設の入り口に地雷を設置するなど施設の封鎖を強化しているという。田中教授は「イラン側は高濃縮ウランの希釈は可能だが、アメリカに引き渡すということはやらない」などと語った。梶川支局長は「トランプ大統領は核問題をイラン攻撃の大義に関わる最も重要なテーマだと位置づけてきた。とはいえまずはホルムズ海峡を開放させガソリン価格の高騰を抑える必要があり、時間のかかる核問題の協議は後回しにせざるを得ない」などとコメントした。
2つ目のポイント「イランの資産凍結解除」について、アメリカ側は「イランが合意を履行してから経済的な見返りを得る」としている一方、イラン側は「覚書の合意で資産凍結が解除される」としている。3つ目の「ホルムズ海峡開放」については双方とも開放という方向で一致しているが、アメリカ側は「即時開放」を主張している一方、アラグチ外相は12日「ホルムズ海峡を通過する船舶にサービス料を課す」と発言した。先ほど共同通信はイラン外交筋の話として覚書の最終草案を伝えたが、「サービス料は依然として不明」と報じている。田中教授は「名称は何であれ、イラン側は何かしらの料金徴収をすることで実行的に主権が及ぶ形には持っていきたい」などと語った。G7首脳会議での話し合いについて、梶川支局長は「イギリスやフランスは戦闘が終わったらという前提で、ホルムズ海峡の安全確保に取り組むとしている。ヨーロッパの同盟国が中心となりホルムズ海峡の機雷掃海などに参加することで、トランプ大統領にとっては『この戦いが誤りではなかった』という正当化につなげる狙いがある」などとコメント。日本の対応について、千々岩森生は「政府内では見通しが立てばなるべく早く出したほうがいいという声と、攻撃がないということが確認できず難しいという声と現状では割れている」などと語った。
イスラエルのネタニヤフ首相は14日、親イラン武装組織ヒズボラを標的にレバノン首都ベイルートを攻撃したと発表した。ネタニヤフ首相は声明で「これはヒズボラによるイスラエルへの攻撃への報復だ。イスラエルは自国への攻撃を許さない」としている。田中教授は「イスラエルはアメリカとイランの戦闘終結を阻止したい。交戦が続くことでイランとアメリカの間の相互不信を深いものにし、合意の成立を難しくするだろうとの思惑がある」などと語った。
日本の石油調達に展望が見えてきた。中東情勢の悪化で石油の調達量が激減したが4月以降、日本の石油調達量は除々に回復して、7月分を見ると、アメリカからの輸入が去年の10倍と大幅に増加する見通し。アメリカはもともと日本に売りたかったが、日本は中東のほうが近くて安いので中東を重視していた。アメリカ産の原油には価格に課題がある。アメリカから日本にくるのに55日かかる。中東からは21日ほど。アメリカの石油の在庫も減少していて、秋にかけて輸出抑制論が浮上する可能性もある。
番組では今年度最もクマの出没件数が多い秋田県で、クマに襲われてけがをした全員に話を聞くことができた。今年度クマによる人身被害はすでに全国で27人で、その半数以上が人の生活圏で起きている。今月2日に自宅近くで草刈りをしていた70代の女性がクマに襲われ死亡するなど、秋田県では被害に遭った人数が今年度すでに5人に上っている。先月1日からきのうまでの目撃情報は1338件と、去年の同時期に比べて2倍に迫る勢い。県内で今年度初の人身被害が発生したのは、先月5日の由利本荘市だった。農業を営む48歳の男性は農作業中にクマに襲われ顔面に重傷を負い、右目に入る光をおさえるために片側のみのサングラスを着用していた。男性は顔面が血まみれになりながらも近くの店へ避難し、ドクターヘリで大学病院に搬送され10日以上入院。現在もまだ仕事に復帰できていないという。男性は「手足が無事で目は悪いが、被害に遭ったのが自分で良かった。年輩の方や子どもたちじゃなくて良かった」などと語った。
先月28日、秋田県羽後町で山菜採りに出かけようとした80代の女性がクマに襲われた。左手や背中、胸などに傷を負った女性は自力で家へ帰ったが、家族がこれを知ったのは8時間以上後のことだった。実は女性の家族は1人で山菜採りに行かないように注意していたといい、けがをしたことを伝えると怒られると思い我慢していたという。女性は数針縫うけがで、順調に回復しているという。
5月に入ってからほぼ毎日クマが目撃されている秋田県由利本荘市。県内で襲われた5人のうち、3人が由利本荘市となっている。今月2日に港近くの河口で目撃されたクマは上陸後、駆けつけた警察と30分近く睨み合っていたという。今月3日、市内の企業の防犯カメラが駐車場を横切るクマの姿を捉えていた。この2時間後、近隣で90歳の男性が作業中にクマに襲われた。畑で作業をしていた男性の目の前にクマが突然現れ、男性は背中を噛まれたという。9日には市の中心部にクマが現れ、早朝の住宅街を闊歩する様子が防犯カメラの映像に残っていた。その約40分後、クマの姿は河川敷に。2箇所でクマが目撃される直前、クマと遭遇した80代の女性がけがを負った。玄関先で遭遇した女性は転倒して負傷し、玄関に置いていた甕がクマに割られてしまったという。由利本荘市ではクマが出没した場所に箱わなを仕掛けるなどの対策をとっているが、人を襲ったクマは今も捕まっていない。
番組が話を聞いた人のほとんどが、自宅や畑など普段の生活範囲でクマに襲われた。岩手大学の山内貴義准教授は、いざという時に身を守る時に大事なのは火災や地震の避難訓練同様、クマ出没時の訓練だと指摘している。クマスプレーを迷わずクマの顔にめがけて噴射し距離を取り、地面にうつぶせになって首から上を両手で覆って防御するなどの対応は、訓練をしておかないといざという時に体が動かないという。
CNNによると、NBA王者となったNYニックスの一部ファンがタイムズスクエア付近で暴徒化し密集した群衆の中で花火を打ち上げたほか、近くに駐車中だったスクールバスを破壊しはじめたという。またロイター通信は現場にいた17歳の少年が銃で足を撃たれたを伝えていて、地元警察は15人を逮捕し56人を拘束したと発表している。
タレントのボビー・オロゴンこと近田ボビー容疑者は4月、千葉県内の住宅で知人女性に性的暴行を加えた疑いが持たれている。警察によると女性は容疑者に呼び出されて住宅に行ったところ、体を触られるなどした。その翌日に女性からの通報で事件が発覚し、警察はきょう海外から帰国した容疑者を羽田空港で逮捕した。容疑者は容疑を否認している。
ヨーロッパ歴訪中の高市総理大臣が、イギリスのスターマー首相と会談した。フランスでのG7サミットを前に、両首脳は洋上風力発電をめぐる政府間の協力枠組みの立ち上げなどで合意する見通し。
交通トラブルで顔を殴ったとして、アメリカ海軍の男が現行犯逮捕された。厚木基地に所属する容疑者はきのう夜、男性の顔を殴るなどの暴行を加えた疑いが持たれている。警察によると車を追い越されたことを注意するため男性が赤信号で止まった容疑者の車の窓をノックしたところ、トラブルに発展した。男性は両手で首を捕まれ車のボンネットに押し付けられた後、顔を数回殴られた。容疑者は容疑を認めている。
全国の天気予報を伝えた。
アメリカのトランプ大統領はきょう80歳の誕生日を迎えた。このあとホワイトハウスの敷地内で、世界最強を決める総合格闘技の大会が開かれる。ホワイトハウスの南側の庭に、総合格闘技団体「UFC」の試合会場“オクタゴン”が姿を現した。トランプ大統領の誕生日と建国250周年記念の一環として、日本時間のあす朝9時からUFCの特別イベントが開催される。UFCの試合では打撃だけでなく関節技や絞め技、マウントポジションからの攻撃も認められていて、世界中の猛者たちが最強の称号を求めて極限の戦いに挑む。ホワイトハウス南庭の試合会場には招待客向けの4300席が用意され、近くの公園には8万5000人規模の無料のライブビューイング会場も準備されている。
今回試合会場となるホワイトハウスの南の庭は、当時天皇だった上皇さまやエリザベス女王など国賓の歓迎式典や、イスラエルとパレスチナ解放機構の和平合意の調印式が行われるなど、歴史的にも政治的にも特別な場所だった。それがトランプ大統領の一声で変貌を遂げ、「もしかしたら二度と取り壊すことはないかもしれない」とも発言している。トランプ氏は大統領就任後も何度も観戦に訪れており、UFCのダナ・ホワイトCEOとは極めて親密な関係にある。多くの州で総合格闘技の試合が禁止されていた時代から、トランプ氏は自身のカジノホテルを試合会場としてUFCに貸し出すなど長年支援してきた。今回のホワイトハウス開催の総費会場周辺の警備費などへの税金投入や、ホワイトハウスの私物化とも指摘される状況に批判の声も聞かれた。イギリスBBCは「UFCファンの多くは大統領選でトランプ氏支持の30歳未満の男性で、この層へのアピールだ」と分析している。ロイター通信は「スポーツの人気や熱狂を紹介している。
