- 出演者
- 有吉弘行 粗品(霜降り明星) 飯尾和樹(ずん) 藤本美貴 大沢あかね 酒井健太(アルコ&ピース) 井戸田潤(スピードワゴン) つるの剛士 林瑠奈(乃木坂46) 佐々木美玲 樋口日奈
ビバホーム 店長イチオシ 防災グッズランキング1位は停電時に使えるマルチアイテム「AC接続時はタップで遮断時はライトが点灯するバッテリー」。こちらはコンセントに刺すことでUSBタップとして普段から使えるが、停電すると児童で点灯するだけでなく、災害時には持ち運んでライトとすることやモバイルバッテリーとして2回分の充電を行うことが可能。
最低限用意したい防災グッズを危機管理アドバイザーが紹介。一般的に避難所で支給されるのは毛布や水。地震発生直後は支援物資が限られることが予想される。災害時はトイレの環境が悪いため水分摂取を控える人もいる。今年1月の能登半島地震では被災者1548人中136人から「エコノミークラス症候群」の兆候が見つかった。おすすめの対策はゼリー飲料。水も食料も重たくなるが、水分補給しながら栄養が取れる。2016年発生の熊本地震では避難所で虫刺され用塗り薬が必要に。問題なのは衛生問題。用意しておきたいのはウェットシート・ドライシャンプー。さらに避難所で重要なグッズは歯ぬぐいシート。断水すると虫歯など口腔疾患が増える。口腔ケアグッズは怠らずに用意。
南海トラフ地震とは?日本の太平洋側には2枚のプレートがあり、1年間に数cm動いているとされ、海底のプレートが動くと陸側のプレートが引きずり込まれ、陸側のプレートが元の形に戻ろうと反発し地震が発生。海底が跳ね上がることで津波も発生する。過去100年~150年周期で発生しており、今年8月の日向灘での地震の32~1000倍という地震エネルギーのマグニチュード8~9クラスの地震が30年以内に70~80%で発生すると推測されている。最悪の場合、死者数は東日本大震災の約16倍の32万3千人。更に負傷者数62万人、避難者数950万人にも上るとされ、関東にも甚大な被害が及ぶという。
南海トラフでM9クラスの地震が発生した場合をシミュレーション。愛知県では最大震度7。強い揺れが数分にわたり続くとされている。徳島県は最大震度7と予想され、多くの木造家屋が倒壊。大阪では最大震度6強。各地で液状化が発生し、ライフラインが停止。更に都市部では交通インフラにも甚大な被害が。全国で家屋の全壊・焼失は最大238万6000棟と予想されている。南海トラフで恐ろしいのが津波による被害。南海トラフ地震は震源域が陸に近く津波の到達が早いことが特徴。地震発生から約2分後に1メートルの津波が到達し、和歌山県では最大津波高20メートル。静岡県では最大津波高33メートル。宮崎県では16分で1メートルの津波が到達し、最大津波高17メートル。南海トラフが起きた場合、津波による死者は約23万人と推測されている。関東で最も津波の被害が大きいと専門家が予想するのは千葉県の辺り。最大11メートルの津波がくるという。関東では約30分後に津波が到達すると推測されている。海岸から離れて高い場所に逃げる。30分の間の行動が生死を分ける。関東で最大と予想される津波の高さは約11メートル。東京港で津波到達まで180分と想定。避難場所は各自治体のHPで確認。津波到達までに迅速に移動するために事前に避難場所を把握することが重要。
南海トラフ地震が起きた場合、関東は最大震度6弱と想定。これは東日本大震災と同じ、もしくは強い揺れ。都市部で多く見られる被害は高層ビルやタワーマンションが揺れ動く長周期地震動。東日本大震災では震源から約400kmの新宿の高層ビルが揺れた。長周期地震動は長く大きく揺れる。建物は倒壊しないが、人間は立っていられない。高層マンションは家具の固定が必要。エレベーターで地震に遭遇した場合の適切な行動とは。
大地震が関東で起こった場合の防災対策についてスタジオからは「寝室に靴を置いている」、「モバイルバッテリーを常に満タンにしておいている」などの防災対策が聞かれた。
南海トラフ地震が発生した際に東京都では最大3万7800台のエレベーターが停止すると想定されていて、エレベーターに乗っている場合は全部の階のボタンを押して止まった階で即座に降り、閉じ込められた場合は非常ボタンを押して助けを求めると良い。
-もし富士山が噴火したら?-
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つるの剛士さんは自身の防災対策として「所有しているキャンピングカーにソーラーパネルが設置しているので、停電時は車を電源にできる」、「普段から家族で遊び感覚でキャンピングカーに泊まって訓練も兼ねている」など紹介した。
南海トラフ地震が発生した場合地震によるエネルギーで富士山も噴火する恐れがあり、富士山が噴火した場合溶岩流は山梨県・静岡県・神奈川県まで及ぶとされている。この影響で新幹線・高速道路などの交通インフラが麻痺し、火山灰は関東全域に降り積もってしまう可能性もある。噴火の際は窓を目張りするなどして家に火山灰を入れないようにすることで喘息などの二次被害を防止できる。
首都直下地震は30年以内に70%の確率で発生すると言われ、想定される死者・負傷者は約10万人。足立区では木造建築が多いことから建物倒壊による被害が最も多いとされている。中野区ではブロック塀が多く、倒れてしまうことによる被害が最も多いとされている。
大雨で河川が増水している時に大地震が発生することによって起こる「地震洪水」について。東京・足立区の千住新橋付近にある荒川の堤防が決壊した場合、1時間で北千住駅周辺は1mの浸水。7時間後には墨田区や台東区、24時間後には銀座や秋葉原まで水が到達すると予測されている。内閣府が発表している避難のガイドラインによると、時間的余裕がある場合は「水平避難」、緊急の場合は「垂直避難」となっている。災害時には高速道路の出入り口にある傾斜路が垂直避難場所として開放されるとのこと。
災害時の帰宅困難者について。東京では453万人の帰宅困難者が想定されている。急いでの帰宅は二次災害に巻き込まれる可能性があるので、都は職場や学校などで3日間の待機を推奨している。また六本木ヒルズや東京メトロの駅構内などは一時滞在施設として災害時に開放され、食料等が備蓄してあるという。よく行く場所の避難場所を事前に確認しておくことが二次災害のリスク軽減に繋がるとのこと。
自宅にいる時に緊急地震速報が鳴った場合は、玄関に避難してドアを開けるのが最善とのこと。ただ人は中々咄嗟に動くことはできず、能登半島地震の際は実に7割の人が緊急地震速報が鳴っても咄嗟に避難などができなかったという。専門家によると、人間には「正常性バイアス」があり、異常なことが起こっても「大したことじゃない」と落ち着こうとする性質があるためだという。小さな揺れでも日頃からすぐに行動することで大地震の時でも冷静に動けるとのこと。
大地震で大きな揺れが収まった後の行動について。地震直後には停電が起こりやすいため、各自治体はスマホで情報が得られるよう防災メールを発信している。事前に登録しておくと、避難指示や最新の被害状況などが届くという。他にも防災情報を発信するアプリもあるため、インストールしておくと住んでいる地域の情報を入手できる。
2011年3月11日に発生した東日本大震災。忘れられない被災時の光景として、つるの剛士は子どもが赤ちゃんで暑かったので水疱瘡になったなどと話した。井戸田潤は、羽田上空に来た時に上からみたら東京が真っ暗だったことなどを話した。
自宅の破損箇所を確認しライフラインが停止していることを確認し、近隣の火災や土砂災害などで危険があるときに避難が推奨されている。首都直下地震の際に想定される避難者・帰宅困難者は最大で700万人以上なのに対し、都内の避難所の収容人数は約320人と限られている。東京都は在宅避難を推奨している。在宅避難で大切なのが、備蓄。水・食料の備蓄は最低1週間分はあったほうが良い。消費しながら備蓄すれば、非常食が定期的に入れ替わるため賞味期限切れを防止することができる。
井戸田潤は、イタリアにロケに行った際に機材をポーターに預けたらスリで、カメラはあったので店を回ってイタリアの方がテープを届けてくれたというエピソードを話した。林瑠奈は、グループで1番後輩の時に2時間寝坊したせいで全部後ろ倒しになり、最後に行ったうさぎカフェで思いっきりおしっこかけられたなどと話した。飯尾和樹は、映画の撮影で自分のセリフを忘れてしまったがヘリが飛んできて助かったなどと話した。
自宅から避難所へ移動する前にやるべきことは、電気のブレーカーやガスの元栓を閉めること。非常持出袋に事前に避難グッズを入れておくと慌てず避難ができる。通電火災とは、停電から復旧した際に電気器具の配線などから出火してしまうこと。
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