- 出演者
- バカリズム 林修 斎藤ちはる 伊沢拓司 鈴木紗理奈 高畑淳子 伊集院光
今夜は詐欺の最新手口と対策を学ぶ。
二次元コード・バーコード決済は世代を超えて利用されている。しかし便利さを逆手にとった最新手口が生まれている。詐欺にあいかけた男性は自宅ポストに投函されたデリバリーのチラシの二次元コードを読み取り、弁当の注文サイトからクレジットカードの番号やセキュリティコードを入力したが弁当は届かなかったという。フードデリバリー利用者増加に便乗しクレジットカード情報を不正に抜き出す最新の詐欺手口だった。男性はすぐにクレジットカードを利用停止し被害は免れた。福岡県内では不審なチラシに関する相談が約20件寄せられている。他にも家賃の支払方法の変更通知を装った二次元コード詐欺や飲食店の二次元コード決済を偽物にすり替えたケースなどもある。フードデリバリーの二次元コード詐欺対策は公式ホームページを確認、家賃の支払いの詐欺は通知が本物か管理会社に問い合わせる姿勢が必要。
スミッシング詐欺は携帯のショートメッセージサービスを使った個人情報を抜き取るフィッシング詐欺から出来た造語。宅配業者を装ったメッセージが多い。最近は手口が多様化し、確定申告シーズンは国税庁、引っ越しシーズンは電力会社など人の生活に合わせ内容を変えたメッセージもある。昨年の詐欺SMS件数は2年前の3倍以上に増加。昨年のクレジットカード不正利用被害額も過去最高を記録した。詐欺防止事業を行うトビラシステムズに協力してもらい、URLをタップしたら何が起きるかを検証。宅配業者を装ったメッセージを押下すると再ログインを促すメッセージが出てきた。
怪しいメッセージのURLをタップしたら何が起きるかを検証。偽サイトのログイン画面などに飛ばされ、パスワードなどを入力すると詐欺師に筒抜けになる。IDが盗まれると登録されているクレジットカード情報でネットショッピングされるなどの被害に遭う可能性がある。近年は文章中に特定の企業名をかたらずURLをタップさせる手口が増加。スミッシング詐欺対策は送り主の電話番号をインタネットで検索する、SMSに書かれたURLをタップしないなど。
生成AIを使ったSNS型投資詐欺の最新手口を紹介。偽広告を入口にした詐欺被害が昨年から多発している。被害額は1年だけで277億円以上。SN投資詐欺にあいかけた男性は森永康平さんの投資広告を発見し、半信半疑で推奨銘柄に投資を開始。
生成AIを使ったSNS型投資詐欺の最新手口を紹介。詐欺にあいかけた男性はSNS型投資詐欺を信じ込み株式投資にのめり込んでいった。しかし投資ファンドへの出資を促すメッセージを受け取り疑念を抱いたタイミングで森永康平さん本人が詐欺への注意を呼び掛ける投稿をしたことで詐欺だと確信したという。近年はAIを使って著名人の声質を真似した音声を作成し本人になりすます手口が横行している。
生成AIで作った林修の映像&音声を紹介。喋りに合わせてAIが口の動きも生成していた。生成AIを使ったさらなる最新技術は、喋った声がすぐに変換される音声AIマイク。バカリズムが喋ったセリフが林修の声に音声変換された。SNS型投資詐欺対策は、投資・運用を受け持つ会社が金融庁に登録されているかを確認するなど。
サポート詐欺はパソコンに突然現れる警告文。警告メッセージに従って電話をかけるとどうなるか検証する。
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サポート詐欺の最新手口を紹介。警告メッセージに従って電話をかけるとポートセンターを名乗る犯人が実際は感染していないがウイルス感染による危機感をあおり修理のための金銭をだまし取る。今回、偽の警告画面の番号に電話するとどうなるかスタッフが検証。電話に出たのはマイクロソフト社員を名乗る外国人男性。指定されたURLのサイトからウイルス除去のためという名目でソフトのインストールを促された。するとパソコンの操作機能を乗っ取り遠隔操作で画面に社員証の画像や修理をしているような画面を出した。
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サポート詐欺の悪質手口を検証。詐欺師はプリペイド型の電子マネーの購入を促してきた。コンビニで詐欺被害が防がれるケースが多いことも踏まえてコンビニ店員のガードをすり抜ける言い訳も伝えられた。サポート詐欺対策は無視して慌てず騒がず削除すること大切。クリックしてしまった場合は再起動や初期化する。また正規のウイルス対策ソフトをインストールしておくのがオススメ。
サポート詐欺を指摘すると、詐欺を否定し自称責任者も出てくる用意周到ぶりだった。さらに追及すると一方的に電話を切られた。専門家によると詐欺にダマされる多くの人は詐欺の確証がないため問題解決を優先し従ってしまうという。コンビニではサポート詐欺への対策として、サポート詐欺にダマされている人を見抜くためのダミーカードを設置している店もある。
偽の逮捕状を使った逮捕状詐欺の手口を紹介。警察を名乗る人物が電話で自分の名前が書かれた逮捕状が掲載された偽サイトへ誘導。保釈金を払えば逮捕はしないなどと言ってお金をだまし取る。警察が逮捕状を公開して捜査することはない。
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