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男鹿水族館GAOとアドベンチャーワールドのアザラシの映像。アザラシの特集本はAmazonで初登場総合1位を獲得している。一方深海では2021年に1mを超える巨大生物が新種登録されているなど驚くべき発見が相次いでいる。
海に関するバラエティ。一番興味深かったスクープにはウミー賞を授賞。
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万座毛で家族で海に出るという土屋さん一家を取材。読谷では定置網にかかってしまったジンベエザメを生け簀で飼育している。ジンベエパーク遊覧ツアーは大人2550円。ダイビング免許があればジンベエザメと並んで泳いだりできるという。
沖縄美ら海水族館の仰天スクープ。夜の海中洞窟で謎の発光体が出現した。正体はオオヒカリキンメ。2013年に沖縄での分布が日本初記録として報告された。発光器の中に光るバクテリアを共生させ、まぶたのような膜を上下させ点滅させているという。
海の生物についてのスクープ。ダイビング帰りの外国人ダイバーを直撃。外国人ダイバーが沖縄の海で遭遇したピカチュウ。海のピカチュウの招待はウデフリツノザヤウミウシ。黄色と黒の配色は警戒色と呼ばれ身を守るため。ウミウシとは進化の過程で貝殻を持たなくなった巻貝の仲間。その仲間は世界中で5000種類以上が確認されていて、まさにポケモンと同じように見た目や生態が特徴的なものが多い。例えばホホベニモウミウシは動物でありながら光合成が可能。コノハミドリガイは自己再生ができる。頭部以外を自切して、体を再生する。アオミノウミウシは毒を食べて自分のものにするという特技がある。アオミノウミウシの好物は猛毒のカツオノエボシでその毒を蓄積している。
やってきたのは泊漁港。水中銃からもりを発射して、大型の魚を捕らえる潜り漁。YouTubeチャンネル「素潜りけんたの大冒険」を公開。けんたさんは多い時には一晩で10キロ近くの魚を獲るのだとか。
最近、超高額な漁船を買ったという男性。船員の前原琉人さんが紹介してくれることに。船内にはIHキッチン、2人の船員が寝泊まりできる船室まで。他にも魚を生かしておくための生け簀や巨大な冷凍庫などこだわり満載の億超え漁船。獲っているのはマグロ。実は沖縄はマグロがよくあがるのだそう。那覇市泊漁港で水揚げされたマグロは「なはまぐろ」とブランディングされていてもちもちとした食感と甘みが特徴だそう。沖縄のマグロは漁場から近いため生のまま水揚げしている。
伊集院さんは気になった水中生物についてジンベエザメをあげ「すごいのはあんなに体大きいのに中くらいの魚も上手に(食べる)」などコメント。ジンベエザメの食糧は人間の握りこぶし程度の大きさしかなく間違って魚を飲み込んでも吐き出すのだそう。岡村さんはウミウシをあげ「一緒に写真撮りたいと思った」などコメント。遠藤憲一さんは気になった水中生物についてオオヒカリキンメをあげた。
日本一深い駿河湾の最も深い海底での水深2500m。そこでは今尚1mを超えるサイズの新種生物が見つかっている。駿河湾でスクープを調査してみたら、2つの巨大生物に関するスクープをゲットした。
ザトウクジラが静岡の海で、しかも港のそばで目撃されるのは異例のこと。スタッフが張り込み開始。翌日、ヘリコプターで田子の浦沖上空に向かう。しかしこの日霧がかかり視界は真っ白。クジラは息継ぎなしで45分ほど潜水することができる。たまたま顔を出す一瞬を捉えるのは至難の業。田子の浦港で頭を下げ続け、クジラのジャンプを撮影した動画を見せてもらった。
タカアシガニとは、深海に暮らし最大で3mを超える世界最大のカニ。戸田伝統の漁・底引き網漁は、海底を大きな網で引きエビ・カニ・深海生物を狙う。底引き網漁を密着。底引き網漁は日の出と同時にスタートする。巨大なドラムで深海から大きな網を引き上げる。
戸田を代表する深海魚・ゲホウは刺身や煮付けに最適とのこと。深海魚は冷たい深海の環境に対応するため脂を蓄えており、脂が乗って美味しいと言われている。また深海魚にはノドグロやキンメダイ、テナガエビなど高級魚も多いとのこと。
北海道の昆布森漁港で調査。漁師の人によると海水温の上昇でそれまで見られなかった魚が網にかかるようになったという。中でも北海道では馴染みの薄かったブリがよく水揚げされるようになったとのこと。白糠町では特定の条件を満たした個体を「極寒ぶり」としてブランド化し、新たな水産資源にしている。
北海道・釧路市の千代ノ浦マリンパークではカジカを釣ろうとする人の姿が見られた。カレイやホッケ等とともに人気の魚となっているが、高齢者が多いのだという。釧路市の釧路和商市場は北海道三大市場とも呼ばれているのだといい、キンキはメンメと呼ばれているのだという。また、市場ではししゃもの刺し身といったユニークなものも扱われていた。シシャモは北海道の太平洋岸でしか漁れないものの、数の減少から1切385円となっていた。北海道でオススメの魚は「トキシラズ」だといい、春から初夏にかけてやってくる幻のサケとして知られる。秋ごろに普通のサケは遡上するが、トキシラズは春から夏にかけて捕られることが名前の由来であり、産卵前であることから油を多く蓄えている。12000円ほどと秋鮭のメスの1尾あたり約3000円を遥かに上回る額となっている。名前は来る時期を分かっていないことが由来という。
北海道の厚岸町はカキの町として知られる。アイヌ語でカキの多い所という意味のアッケケシが名前の由来である通り、水温の低さから1年中生ガキを楽しむことが可能なのだという。厚岸町ではカキにウイスキーを合わせる風習もあるのだという。ウイスキーの聖地として知られるスコットランド・アイラ島に似ている気候の中で、2016年からは醸造も始まっている。
「厚岸ウイスキー 生牡蠣セット」を伊集院さんが試食。ウイスキーの香ばしさがカキを燻製したような味わいを引き出しているという。
三重・鳥羽市の鳥羽水族館はアラスカラッコのメイちゃんとキラちゃんの2匹が名物であり、YouTubeでは100万再生を超える動画も存在し、写真集「ラッコのメイとキラ」は5度に渡り再販され13500部が販売されたという。絶滅危惧種に指定される中、ラッコを飼育しているのは現在は鳥羽水族館だけだという。
北海道霧多布岬に野生ラッコの目撃証言が。霧多布岬を管理する浜中町役場へ。2016年頃から霧多布岬で目撃されるようになったという。霧多布岬からの撮影は簡単ではなく望遠レンズや双眼鏡が必要だという。ラッコは警戒心が高く、岬周辺でのドローン使用は禁止されているとのこと。野生ラッコ撮影のため協力を依頼したのは動物写真家の森山さん。森山さんと共にスタッフが野生ラッコの捜索に入ると早速発見。岬の目の前におり、望遠レンズのおかげで毛並みまではっきり捉えられた。また、ラッコが貝を割って食べるシーンもアップで撮影成功。さらに2匹の野生ラッコがじゃれ合う姿も撮影されていた。