- 出演者
- さかなクン 中村蒼 羽田美智子
オープニング映像。
さかなクンは沖縄・最北端にある辺戸岬・宜名真漁港を訪れた。海底鍾乳洞の奥を進み高さ約15メートルのドーム状洞窟「辺戸岬ドーム」を紹介、雨水が長い年月をかけて石灰岩を溶かし海水面が上下高することで鍾乳洞が水没して海底鍾乳洞ができたと考えられる。鍾乳洞からの帰り道、沖縄で最初のギョッチとなる「リュウキュウハタンポ」の群れ、ヒメテングハギに遭遇した。夜行性で薄暗い場所を好み群れで生活することが多い。
ゲスト・羽田美智子、中村蒼らを紹介。辺戸岬は2億5000万年前、プレートの働きでサンゴなどの生きものが運ばれ、石灰岩ができ長い年月をかけて隆起し形成された。
辺土名漁港で水揚げされる「ナンヨウブダイ」、沖縄の大高級魚とされる「アカジンミーバイ」を紹介。うみんちゅのボーナスとも言われる「キホシスズメダイ」を紹介、黄色い星のような美しい模様が1つ1つにあるのが特徴。1度にたくさんの量が獲れたため漁師の安定した収入源や貴重なたんぱく源となっていたが近年は食の移り変わりもあり、漁師・山城善勝さんは必要な数だけ獲っている。さかなクンらは「キホシスズメダイの素揚げ」などを食した。
さかなクンの旧友・見満道知さん・雅子さんを紹介。「ウコンハネガイ」、ガラス細工のように透き通った「アカメハゼ」や「イロカエルアンコウ」を紹介。泳ぐのが苦手で胸びれを使って海底で生活する。「モンツキカエルウオ」を紹介、臆病な性格で食事以外はなかなか穴から出てこない。
11年前、見満さんから川でカエルアンコウを見つけたとの報せを受け、さかなクンは研究のため送ってもらうように依頼した。詳しい調査の結果、日本にはまだいない種類で「ピエロカエルアンコウ」とさかなクンが自ら名付けた。この時の標本は現在も神奈川・生命の星地球博物館で保管されている。
さかなクンは「イラブチャーのみそあえ」を食した。”顔だけで泳ぐ魚”「グルクマ」を紹介、目には見えない水中プランクトンを食す。さかなクンらは「グルクマのなまりソーメンチャンプルー」を始めとするグルクマ料理を食した。イロブダイはサンゴの表面を噛み砕きフンとして排出、これが沖縄の白い砂浜の一部になっている。
日本はハゼ大国。日本にいる魚の1/10以上がハゼの仲間とされている。沖縄科学技術大学院大学・前田健教授はハゼ専門の研究者。「ナンヨウボウズハゼ」は藻がよく生える日当たりの良い岩場を好む。「ゴクラクハゼ」、「シマヨシノボリ」などを紹介。「アオバラヨシノボリ」はやんばるの川にいる固有種で絶滅危惧種に指定されている。
「アオバラヨシノボリは上流だけで暮らせるようにある部分が進化した、ある部分とは?」というクイズが出題された。正解は「卵」、体積が他のハゼに比べて約5倍。
沖縄・恩納村にある海のオアシスを紹介。「ハダカハオコゼ」はじっとしていることが多く、体にコケなどが付くため脱皮を行うため”ハダカ”と名づけられ、擬態することもできる。イソギンチャクは”刺胞”という毒を持つがクマノミは特別な粘液を覆うため影響がなく共生の関係にある。水深30メートル、様々なサンゴが暮らすこの場所を漁師・大原さんらは”竜宮”と呼んでいるという。
水深の深い海は水温が低いため一部のサンゴにとっては海水温の上昇による白化現象からの避難場所になっている可能性があるという。ゲスト・中村蒼は沖縄の魚も楽しめたし本当に満喫させてもらったなどと話した。
エンディング映像。
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