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今回は小学生と環境問題について考える特別編。
今回は小学生と環境問題についてトークセッション。SDGsは持続可能な開発目標のこと。持続可能な世界の実現に向けたの17の目標があり、これらを世界の国々で達成しようという取り組み。小中学生1000人にとったアンケートで認知率は98%。46%が家族とSDGsについて話したことがあると答えている。今回は「TOKYOって、SDGsの実践の場だ!」をテーマに14番目の目標「」に注目。海の豊かさを守るスペシャリストとしてサンシャイン水族館の鶴橋さん、水博士と呼ばれる慶應義塾大学の加藤さんも参加。
加藤さんは使える水は海からの水蒸気でできた雲が冷やされて雨となり川の水や地下水になる、簡単に水はできないので貴重と話した。元日本マイクロソフトの澤さんは日本と海外では水の重要度が違うと話した。日本IBMの柴田さんは普段水を汚すときはどんなときか考えると水を汚さないためにどうしたらいいかが出てくると話した。
水を汚さないためにどうしたらいいかについて「ポイ捨てをしない」「海水浴で海を汚している」と子どもたちがアイデアを発表した。澤さんは日焼け止めがサンゴにダメージを与えると言われておりサンゴに優しい日焼け止めが注目されていると話した。鶴橋さんはハワイでは指定禁止の成分を含む日焼け止めの流通や販売が禁止されていると話した。また鶴橋さんはサンゴは生き物でサンゴ礁はサンゴの集合体のこと、海の生き物の住処となっていて波の強さを和らげる防災の役割もあると解説した。近年は温暖化や人為的な汚染でサンゴは減少しており、共生する植物プランクトンの褐虫藻が海水温の上昇でサンゴから離れて栄養補給ができていない白化現象も見られている。サンシャイン水族館では沖縄から借りたサンゴを水族館で育てて海に戻す取り組みをしている。鶴橋さんは「海水温をこれ以上あげない方法は?」「サンゴに関心を持ってもらうには?」の2つを子どもたちに質問した。
鶴橋さんは「海水温をこれ以上あげない方法は?」「サンゴに関心を持ってもらうには?」の2つを子どもたちに質問した。子どもたちからは「印象に残るサンゴの特徴的な様子をSNSに載せる」「電気を無駄にしない」「ひとりひとりができることを考えるよう呼びかける」といったアイデアが出た。