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今回は「島根・江津市のリブランディング」。島根・江津市は近年、地域創生への取り組みを称える賞を次々と授賞している。さらに東京からビジネスのトップランナーが江津に集結。トーク・セッションする東京×江津Go-Con SECONDを開催。すると江津をより良くするアイデアが続々誕生した。
オープニング映像。
「島根・江津市のリブランディング」。島根・江津市は人口約23000人。東京駅から江津駅へ向かうと約10時間超かかり、「東京から一番遠い街」と言われている。市役所の山崎さんから依頼を受け、淳が実際に江津市を訪問。菰沢公園でかくれんぼイベントを開催した。さらに山陰本線の波子駅の駅舎をクラフトビールの醸造所に改造したりと関係人口を増やす施策を体感した。
約2年間、江津市で様々な取り組みを行ってきたが、その活動が全国的に注目を浴びてきている。去年第12回プラチナ大賞表彰式が開催。プラチナ大賞とはイノベーションによる新産業の創出やアイデアあふれる事業で地域課題などの解決に貢献した団体を表彰するもの。江津市は先進的で革新的なアイデアを実行した自治体に送られるプラチナチャレンジング賞を受賞した。その1ヵ月後、江津市は内閣府が企業版ふるさと納税を活用した優良事例を表彰する式典に出席。地方公共団体部門で表彰された。TaMaRiBaとの連携が様々な企業との関係構築や事業創出に繋がっている点が受賞理由だった。
江津の魅力をさらに全国の人に広めるために異業種が交流するビジネスセッションGo-Con SECONDを開催。東京から様々な業種のトップランナーが江津を訪れ、過去のGo-Con出場者たちと1対1で複数回セッションをする。具体的な競争に向けた意見交換を行い、新たなイノベーションを創出する狙いがある。
東京からビジネスのトップランナーたちが島根県江津市に集結。地元事業者たちとビジネスセッションを行い新たなイノベーションを生み出す。最初のセッションは劇場型焼肉店「クロッサムモリタ」など6店舗の焼肉店を運営するエクスペリエンスの森田隼人と跡市ひつじ牧場の石井裕介。石井は波子駅のビール醸造所で出た麦芽粕を餌として与え育てた「麦酒羊肉(ビールマトン)」を育てている。森田は石井が説明したビールマトンの情報をChatGPTに伝え、ロゴデザインを提案することに。わずかな時間でブランドロゴイメージが作成され、石井も好印象。森田の経営する焼肉店でのコラボも決まり、トントン拍子でセッションは終了した。
会場ではあちこちで異業種同士の熱い交流が行われた。自治体側が確かな手応えを感じる中、2つ目のセッションが。企業の課題解決をするアイデアを提案するCGOドットコム社長のバブリーと練り物の製造・販売を行う老舗若女食品の相談役・灘公治が話し合う。練り物をもっと広めたいと相談する灘にバブリーは商品に色味がなさすぎると指摘。もっとカラフルにした方が良いと提案した。
企業の課題解決をするアイデアを提案するCGOドットコム社長のバブリーと練り物の製造・販売を行う老舗若女食品の相談役・灘公治がセッション。バブリーは江津の練り物を若者に浸透させるアイデアとして「練り物をカラフルに」「岩手の日本酒とコラボ」「SHIBUYA SKYにこたつを置いてギャルが食べる」などの施策を提案。ギャルと練り物の新たなイノベーションが成立した。今回のGo-Con SECONDでは最終的に70組のビジネスセッションが行われ、江津をより良くするアイデアの誕生や新たなコミュニティを形成することができた。