- 出演者
- ヒロミ 山崎夕貴 高橋将峰 田島将太
ゲストはLINE Digital Frontierの高橋将峰CEO、StoryHubの田島将太CEO。日本のコンテンツ産業の市場規模は14.9兆円。2人が手掛けているのはそれにまつわるビジネス。
オープニング映像。
田島さんのルーティン朝食であるパンケーキをスタジオに用意。
LINE Digital Frontierが手掛けているのは「LINEマンガ」。スマホに特化したデジタルマンガ「ウェブトゥーン」、アマチュアのインディーズ作品など幅広く提供。アプリ収益は国内1位。オリジナル作品「先輩はおとこのこ」は閲覧数2億4176万、アニメ化されるなど大ヒット。LINEマンガでは作品数を増やすことに重きをおいていて、現在は700タイトルを連載。閲覧は基本無料だが、最新話は翌日にならないと観られない。作品を英語化することで海外でも人気に。
StoryHubが手掛けているのは、AIを活用してニュース記事などのコンテンツを作るシステム。取材した情報をAIに与えると自動で文章・記事になる。これまでに100社以上が導入、うち半分はテレビ局。ポイントはAIにWeb検索をさせないこと。人が取材した情報のみをもとに記事にする。
StoryHubが手掛けているのは、AIを活用してニュース記事などのコンテンツを作るシステム。その実演としてこの番組の過去回をまとめた記事を作成。動画素材や取材内容をアップロードし、ボタンを押すだけで記事になる。見出しもつく。細かい部分は人の手で修正。社長は昔から小説、マンガ、映画などのコンテンツが大好き。最近はそのメディア企業に元気がないと感じていて、「このままでは面白いコンテンツが減ってしまう」との危機感から、その助けになる事業での起業を考えたという。
田島さんから高橋さんへ、「クオリティと利益のバランスは?」との質問。高橋さんがLINEマンガで一番に考えているのは作品の質。「作品が良くないとビジネスとして成立しない」との思いから。ウェブ連載のため物理的なコストがかからず、その分の利益をいろいろなところに回している。
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- LINEマンガ
高橋さんから田島さんへ「AIの進化速くないですか?」と質問。田島さんはこれに同意したうえ、「速さは脅威ではなくチャンス」「AIを使うサービスではむしろチャンス」など話した。新たなシステムを開発するにあたっては、AIの進化を先読みしながら考えるようにしている。「人間にしかできないことは残るのか?」との質問には、「AIがどれだけ進化しても100点は作れない」「リアルで話せるのは人間の特権」とした。
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田島さんから高橋さんへ、「日本の作品ならではの強みは?」との質問。高橋さんいわくクリエイターの数は日本が世界一。近年は読者も世界中に広がっていて、LINEマンガとしては作品を世界に広める取り組みを行っている。
高橋さんから田島さんへ「プライベートでAIは使いますか?」との質問。田島さんはよく使っている。オススメの用途は観光地などで有名なアートを見かけた際、「このアートのエピソードを教えて」と質問。AIが間違えている可能性もあるが、「最悪間違っていても楽しければ」と考えている。
AIビジネスを手掛けている田島さんいわく、AIの進化はここ半年で一気に向上。今のAIから出てくる情報にほぼ間違いはないという。
次回の「発掘!スタートアップ ヒロミのおはようミーティング」の番組宣伝。
「ボクらの時代」の番組宣伝。
