- 出演者
- 後呂有紗 伊藤遼 桝太一 汐見夏衛 松江英夫
オープニング映像。
ゲストの社会構想大学院大学教授・松江英夫、小説家・汐見夏衛を紹介。
夏の風物詩の花火。夏休みに入り、各地で花火大会が開催されているが、今、花火大会が大きな課題に直面している。運営にあたる自治体などが抱えている資金不足の問題をどう乗り越えればいいのか。花火大会を守るため、奔走する人たちを取材。日本三大花火大会のひとつの新潟・長岡市の長岡まつり大花火大会を取材。会場内では全ての席は有料(2000円から4万8000円)。34万人分が完売。全席有料にした理由について長岡花火財団・桜井秀行常務理事は「交通対策、安全安心面については警備員に対する費用面が大きい」とコメント。収支予算によると交通対策費用は前年比で9000万円以上増える見込み。1945年の長岡空襲で命を落とした人々への慰霊、復興、平和への祈りが込められている。461の事業者、自治体への調査・全国花火大会白書2025(キリンビール「晴れ風ACTION」)で運営上の課題で資金不足が最多。
おのみち住吉花火まつり(広島・尾道市)。約1万3000発の花火が打ち上がった。花火が目の前で見られる有料席の最安席は3500円。主催団体事務局・山本衛さんに話を聞く。有料席はコロナ禍が明けた2年前から導入。警備費用がかさみ、資金不足が理由。去年より多い350人ほどの警備員を配置。今年から始めたのは花火大会の公式グッズ。有料席やグッズ販売の収入は警備、人件費などにあてられている。資金不足対策を行う花火大会は他にも。クラウドファンディングを行っていたのは大分・津久見市のつくみ港まつり。花火の原価が高騰し、開催費用は去年より100万円多い1800万円になった。
運営に苦しむ花火大会もある。社会構想大学院大学教授・松江英夫は「攻めと守りの2つの観点から工夫をしていく必要がある。価値を広く知ってもらって収入源を多様化していく。世界中から金を集めるという発想も大事。日本の花火芸術は世界に誇れる文化、地域ごとのストーリーも掛け合わせると絶好の観光のコンテンツになるのでインバウンドの人たちにもっと見てもらう。地元にもしっかり還元していく取り組みをやっていくことが大事。過疎化が進んでいく中、分散化がひとつのキーワードになる。時期と規模を分散化」とスタジオコメント。
- キーワード
- クラウドファンディング
小説家・汐見夏衛は「当時の先生たちも子どもたちをなるべく授業はできないが少しでも今まで通りの生活を守ってあげたかったと感じた」とスタジオコメント。
真相報道バンキシャ!特別編の告知「“終末時計”を早めるトップたち」。
東京・浅草の今の様子を背景に気象情報を伝える。
- キーワード
- 浅草(東京)
アメリカ相互関税15%発動(8月7日)。社会構想大学院大学教授・松江英夫は「日本経済には数か月後に影響が出てくる可能性がある。内需を活性化する、輸出先を拡大する新たな展開に期待。抜本的な対策を始める時期」とスタジオコメント。
エンディング映像。
