2025年6月29日放送 18:00 - 18:55 日本テレビ

真相報道バンキシャ!
異例の6月…真夏の天気に注意点?海にも異変が▽大谷二刀流

出演者
後呂有紗 伊藤遼 桝太一 高尾美穂 古市憲寿 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

ゲスト紹介

ゲストの産婦人科専門医・医学博士・高尾美穂、社会学者・日本大学藝術学部客員教授・古市憲寿を紹介。

(ニュース)
異例 記録的な暑さ“最早”梅雨明けも

27日、西日本各地で史上最早の梅雨明けが発表された。きょう、東京都心では6月に過去最多の12日目の真夏日。6月に真夏日が10日を超えたは46年ぶり。

この週末も多くの人が暑さ対策に追われていた。きょうは猛暑日を記録したのは全国48地点。京都の夏の風物詩の鴨川の川床のサーモカメラの表面温度を紹介。来月からは営業時間を変更するという。割烹露瑚女将・小林楓さん「平日はお休みさせていただいて、夜のみ営業」とコメント。異常気象などに詳しい三重大学・立花義裕教授を取材。

東京・浅草で毎年、この時期に行われている盆踊りを取材。約2万人が参加(主催者発表)。どう暑さに対応するのかも重要。きのうは熱中症などで体調不良を訴える人はなく、無事に終了。

統計史上最も早い梅雨明けとなった西日本各地。名産の桃の赤木農園(岡山市)からは心配の声。赤木農園・赤木良光さんは「商品として出せる大きさにならないものがたくさんできる」とコメント。農園ではスプリンクラーで水をまく回数を増やすなどして対応している。

以上に早い梅雨明けに気象学の専門家の三重大学・立花義裕教授はこの夏、さらに異変が起こる可能性があると指摘。

警鐘 海面水温が上昇 日本の夏に影響か

西日本各地で統計史上最も早い梅雨明けとなるなど異例の事態となっている今年6月。岩手県沖約110キロの海上で海面水温を観測気象学の専門家の三重大学・立花義裕教授はある警鐘を鳴らしている。毎年上がり続ける海面水温、梅雨明けの早さが重なるとどんどん海面水温が上がっていく。

危惧 6月に記録的 暑さと梅雨…異変も/懸念 早い梅雨明け 夏本番への注意点

気象予報士・伊藤宏幸が暑さについて詳しく解説。東京都心の最高気温は32.6℃。全国の最高気温は30℃以上が577地点と8日ぶりに500地点を超えた(午後5時時点)。金曜日には西日本各地で早い梅雨明け。降水量の予想、気温の予想(気象庁1か月予報より)。熱中症、農作物の管理に注意が必要。婦人科専門医・医学博士・高尾美穂は「暑さに慣れていく」、社会学者・日本大学藝術学部客員教授・古市憲寿は「夏休み期間中はリモートを増やしていくのも1つの考えではないか」とスタジオコメント。

奔走 パンダとともに31年 町の行方は

和歌山県のアドベンチャーワールドで育ったジャイアントパンダの良浜、楓浜、彩浜、結浜が中国へと返還された。パンダがいなくなった町で今、起きていること。大阪・岸和田市が管理する山を岸和田市建設部公園緑地課・川端秀之さんが案内。エサの竹は岸和田市からも提供されていた。1994年、日中共同繁殖研究プロジェクトで最初のパンダがやって来た。それから31年、17頭の繁殖に成功。白浜町は「パンダのまち」として知られてきた。パンダによる経済効果は約1256億円(関西大学・宮本勝浩教授による試算)。白浜町・大江町長に話を聞く。

出発 パンダ旅立ち“涙の別れ”の後で

きのう、関西国際空港では中国へと返還される4頭のパンダを見送ろうと多くのファンが訪れていた。アドベンチャーワールドではパンダがいなくなっても訪れる人は後を絶たなかった。パンダがいなくなった後、観光の目玉をどうするのか地元の有志が動き始めていた。関西屈指の海水浴場の白良浜で8月にピアノコンテストを開催予定。南紀白浜未来会議代表・本田景士さんは「今、パンダが注目していただいているうちに何とかパンダだけではないというのを伝えていきたい」、白浜町・大江康弘町長は「パンダからの脱皮、パンダ依存の脱却は既に始めつつある」とコメント。8月に白良浜にビーチハウスを設置するほか、新たなイベントを順次、始める予定。白浜町の宿泊客は年間約300万人。うち約90万人がパンダ目当てだった。

パンダがいなくなった兵庫・神戸市を取材。王子動物園でパンダのタンタンが死んだのは去年3月。園内には今もパンダ館がある。王子動物園獣医師・菅野拓さんは「園にとって多くのものをもたらしてくれた子だった」とコメント。

期待 「パンダのまち」次の町おこしは

観光の目玉がなくなった後も町をどう盛り上げていくかが大切。社会学者・日本大学藝術学部客員教授・古市憲寿は「本物がいない観光地が増えている」とスタジオコメント。

実情 夫を残し帰国 緊張続くイランの今

イランの首都テヘランで撮影された映像を紹介。24日にイスラエルと停戦で合意したイラン。街ではネオンが輝き、多くの人が行き交っているが、停戦はいつまで守られるのか。8日前にイランから避難した女性(福岡・糸島市)を取材。イラン人の夫と結婚し、現地の大学で日本語講師をしているが、現地の日本大使館からの呼びかけもあり、帰国を決断。イラン人の夫は日本へのビザがないため、現地に残るしかなかった。今は実家に身を寄せ、夫とはSNSで連絡を取っている。

22日、イスラエルの後ろ盾となっていたアメリカがイラン核施設を攻撃。その後、トランプ大統領はイランとイスラエルが停戦合意したとSNSに投稿したが、日本時間のきのう未明、イランがウラン濃縮活動を継続した場合は再び軍事行動に出ることを検討する考えを示した。

イラン国内の今。日本時間のきのう、イランの首都テヘランではイスラエルによる攻撃で死亡した軍の司令官や核技術者らの葬儀が行われた。イラン側の死者は1000人以上(在米人権団体による)。イスラエルやアメリカへの批判の声も上がっていた。テヘランでイラン人の夫と娘2人と暮らす女性に話を聞く。夫を残しておけないとイランにとどまったという。街には日常が戻り始めた。停戦後のテヘランの映像を入手。

現実 イランに戻る日常?警戒と不安も

イランとイスラエルの停戦合意後のテヘラン中心部の映像を入手。動画の撮影者は「検問所が設置されている。怪しい人物やスパイを捕まえるため」とコメント。軍事衝突以降、街には警察や軍人が立ち、停戦合意がされた今でも依然、警戒は解かれていない。停戦後も互いに勝利宣言をするなど、火種が残ったままのイランとイスラエル。

イスラエル側の状況についてエルサレムの大学に通う男性に話を聞く。中東情勢が専門の慶応大・田中浩一郎教授は「停戦の条件がそもそも明らかになっていない。いつ何時、停戦が破られて戦闘再開になるか分からない」とコメント。

混沌 停戦後も続く不安 市民の日常いつ

イラン、イスラエル、アメリカをめぐる状況。産婦人科専門医・医学博士・高尾美穂は「軍事紛争が一般市民を巻き込むものである」、社会学者・日本大学藝術学部客員教授・古市憲寿は「イランはねじれのある国」とスタジオコメント。アメリカはイランとの直接協議再開に向けた調整を続けているとしているが、イラン側は否定していて、情勢は混沌としている。

(最新のニュース)
八田容疑者の情報提供 各地で呼びかけ

大分県別府市野口原で起きたひき逃げ事件はきょうで発生から3年。大分県警は7つの都道府県でチラシを配って容疑者について情報提供を呼びかけた。情報の提供先は別府警察署。

1 - 2

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.