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畜産品や魚介類、冷凍食品は冷凍することで賞味期限が伸びるため、食品ロスの減少にもつながっている。今回のガリバーは、冷凍・冷蔵倉庫国内トップ企業「ニチレイロジグループ」。売り上げの9割位上がニチレイグループ外との取引。国内利用客数は年間約5,000社にのぼる。顧客に評価されているのは、商品の保管・運送だけではない事業の幅広さ。異物混入検査から品質分析、原材料の加工も行う。低温物流サービスの進化に迫る。
冷凍・冷蔵倉庫国内トップ企業「ニチレイロジグループ」を紹介。年商2,574億円、従業員数4,893人。国内拠点は145カ所、海外拠点は78カ所を設けている。冷蔵倉庫設備能力で国内1位、世界5位を誇る。東扇島物流センターを見学した。商品特性により様々な温度帯で管理していおり、大きく3つに分かれている。作業員の体温や照明の温度など、熱を発しうるあらゆる要素を考慮して個々の冷凍機の能力を決めているという。トラックの車寄せにも温度管理のための工夫がされている。
冷凍・冷蔵倉庫国内トップ企業「ニチレイロジグループ」を紹介。嶋本氏は、会社について「全国の顧客が多様な低温物流サービスをワンストップで利用できることが強み、要望に応じて流通加工サービス等を施し全国に配送している」など話した。
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低温物流サービスのリーディングカンパニー「ニチレイロジグループ」を紹介。強みの一つが顧客のニーズに答えたワンストップサービス。霧島酒造は、1年を通じて焼酎を製造しているため、原料のサツマイモを冷凍保管している。収穫から凍結まで移動が3回あることが課題だったが、ニチレイロジグループの倉庫で行うことで移動を減らし原料の品質を保つことができた。
「ニチレイロジグループ」を紹介。凍結保管していた食品を解凍するサービスも行っている。輸入食品が店頭に並ぶまでには様々なプロセスがある。複数の作業工程をワンストップで請け負うことで低温物流の仕組みを大きく変えた。
「ニチレイロジグループ」を紹介。1945年日本冷蔵の低温物流部門に端を発する。戦後、食糧難で苦しむ人々に新鮮な食材を安定的に届けたいという思いから事業をスタート。1959年には自社で冷凍運搬車を開発し産地から消費地への低温物流システムを構築した。
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冷凍・冷蔵商品の保管と輸送を行う「ニチレイロジグループ」を紹介。嶋本氏は会社について「保管事業に加えて第2第3の柱になる事業を生み出してきた」と話した。食品の輸入量が増加したことで、業務の多角化を推進し、2005年にニチレイの分社化によりニチレイロジグループが誕生した。課題はトラックドライバーの時間外労働が制限される物流の2024年問題。中継地点で折り返し運転する次世代運送システムにより、勤務時間が短くなっても今までの取り扱い量を運行できるようにした。
冷凍・冷蔵倉庫国内トップ企業「ニチレイロジグループ」を紹介。嶋本氏は描く未来について「食のインフラという責務を果たして止めることのない物流、持続可能な物流の実現が最大の使命」など語った。
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知られざるガリバーの次回予告。