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オープニング映像。
住宅価格が高騰し建設業の就業者数は20年間で約2割減少。足場職人も人手不足という。足場には用途に合わせて様々な種類がある。枠組足場の設置期間は大規模工事の場合は約1か月かかる。新タイプの足場アルバトロスを紹介。
アルインコは建設用足場の製造でトップクラスのシェアを誇る。年商578億円、従業員数は1437人。国内外の3か所の製造拠点があり、建設用足場の他フィットネス機器や無線機器の製造も手掛けている。アルバトロスはくさびの役割をする部品を穴に差し込み支柱に固定する。アルバトロスは人場や時間を大幅に削減できる。
建設現場の死亡事故は約4割が足場などからの転落。枠組み足場の手すりの重さは約13kg、アルバトロスの手すりの重さは枠組み足場の約半分という。設置時間も運送コストも短縮できる。また、アルミ朝顔は建設現場で落下物から歩行者を守る製品でトップクラスのシェアを誇る。
アマチュア無線を趣味にしていた二代目社長が無線機器事業を開始。2000年代には業務用トランシーバーの開発を開始した。小型の無線機は飲食店など様々な場所で使われている。
土木工事は人手不足が深刻でオペレーターが特に不足している。道路や堤防などの公共工事は掘削する場所の誤差は数cm以内という高い精度を求められる。衛星からGPS情報を受信することでショベルカーの位置を把握して作業に生かすことができるが数mの誤差が発生することも。アンテナでGPS情報の誤差を修正できる。アルインコの無線技術は膨大な補正情報を正確に安定して送信する。
社長は「社会インフラが必ず必要、当社が関与できる分野はたくさんあると考えている」などと話した。
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知られざるガリバーの次回予告。