- 出演者
- 高山一実 嶋佐和也(ニューヨーク) 屋敷裕政(ニューヨーク) 大和奈央 坂本彩 岸本小雪 和多田萌衣 永野宗典 上田誠
人生初ドラマ撮影を終えたファイナリスト4人が女優として成長するための特別講義を受ける。今回の講師は劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠さん。2017年に演劇界の芥川賞といわれる「岸田國士戯曲賞」を受賞。舞台「サマータイムマシン・ブルース」は映画化された。テレビドラマの脚本も担当し、去年公開された映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の日本語版脚本を担当した。
MC3人が今回の収録を振り返った。今までは俳優の厳しさが感じられたが、今回は観た人が俳優になりたくなるような楽しい授業でヨーロッパ企画のキッザニア体験みたいだったという。
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- ヨーロッパ企画
今回の講師はヨーロッパ企画を主宰する上田誠さん。同志社大学出身で屋敷の先輩にあたる。カズレーザー&東ブクロも同学だという。去年公開された映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の日本語吹き替え版の脚本を担当した。直訳の日本語を貰い、馴染む言葉に書き換えたという。
上田誠さんがヨーロッパ企画の「企画性コメディ」について舞台映像を見せながら講義。2013年の「建てましにつぐ建てましポルカ」は建て増しが重なったお城が迷路になり、貴族と従者が迷子になる物語。まだ見たことのない舞台でしか出来ないものを目指し、珍しい仕掛け・構造をセットに取り入れるのが「企画性コメディ」。物語より先にセットを作り、タイトルは最初に決めるという。2022年の「あんなに優しかったゴーレム」は空き地にあるゴーレムが生きていると信じられている町を舞台とした物語。空き地の地下を描いていて、舞台装置は地上・地下の2階建てだった。2021年の「九十九龍城」は香港に実在した九龍城を舞台上に再現した。スペースが特に狭く、演技の制限が大きかったという。
上田がヨーロッパ企画の舞台にゲスト参加する俳優に伝えるというコメディ演技のテクニック「戸惑い」を実践講義。「戸惑い」はお笑いで言えばツッコミの方。ヨーロッパ企画の永野宗典さんが登場し、上田と一緒に「戸惑い」の演技を見せてくれた。戸惑う方に常識が引き寄せられ相手のボケが明確になる。意識と演技が向いている矢印「ベクトル」を意識することで戸惑いがより強調される。シチュエーション「果物売り場」で大和&坂本、岸本&和多田のペアで戸惑う演技に挑戦した。
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永野さんが「泳がす時にフナの顔をするとウケます」とテクニックを教えてくれた。
高山&嶋佐がシチュエーション「魚売り場」で戸惑うコメディ演技に挑戦。
「私が女優になる日_」の次回予告。
エンディング映像。