- 出演者
- -
オープニング映像。
お風呂ずきの宿「大東館」に立ち寄った。ロビーを抜けてお風呂へ。戦時中に使用されていた防空壕で建物を増築した際に発見された洞窟。長さ300メートルあり、一部をお風呂への通路に使用している。洞窟の先にあるのは鉄釜の五右衛門風呂。41度のぬるめと43度の熱めのお風呂となっている。下からお湯を沸かすのではなく、釜の底から温泉が湧き出している。
割烹料理店が経営している「横浜藤よし」。元はみかん畑だった敷地に離れやお風呂が点在し、1日4組限定の宿。和の作りの客室からは雄大な景色が広がる。一番の高台にある貸切風呂へ。海を正面に望みながら入る絶景風呂となっている。源泉掛け流しで肌に優しい弱アルカリ性でカルシウムやナトリウム成分を多く含む。お湯にも宿のこだわりがある。地下1200メートルから湧き出す源泉をできるだけ空気に触れさずに湯船に注いでいる。
部屋でいただく夕食。豪快に盛り付けられた舟盛りなど海の幸が並ぶ殿様御膳。姿造りのお刺身は伊豆の名産の金目鯛。肉厚で引き締まった身をそのまま頂く。新鮮な海の恵みを堪能できる。
朝食は食事処で頂く。宿の名物が炭火焼。前日の金目鯛のアラを使用した味噌汁やアジの干物・サザエ・ホタテの七輪焼きなど。食材を余す所なく美味しく食べるのが宿のこだわり。極めつけはマグロのカマ煮。
吉奈温泉へ。伊豆最古の温泉といわれ奈良時代の高僧・行基が発見したと伝わる。行基が建てたのが善名寺。徳川家康の側室・お万の方が参拝し子どもを授かったことから吉奈温泉は子宝の湯として知られている。善明寺の直ぐ側にある「東府や」。江戸時代から400年続く老舗旅館。ロビーは木材を多く使い伝統とモダンが調和した空間に演出されている。客室はメゾネットタイプ。檜の露天風呂も付いている。浴衣に着替え露天風呂「河鹿の湯」へ。源泉掛け流しのお湯が満たされている。聞こえるのは流れる川の音だけ。泉質はアルカリ性単純温泉。無色透明で刺激が少なく肌に優しいのが特徴。温度は42度ほど。
夕食は春を感じる彩り鮮やかな料理が並ぶ。地元で取れたたけのこを使用したふきのお椀や富士山麓の湧き水で育ったあしたか牛のローストなど。旬と地の食材にこだわった大満足の夕食。
エンディング映像。