- 出演者
- 粗品(霜降り明星)
オープニング映像。
今回のプログラムを紹介。バーンスタイン作曲「<キャンディード>序曲」、ガーシュイン作曲「ピアノ協奏曲 ヘ調」、バルトーク作曲「ルーマニア民俗舞曲(弦楽合奏版)」。タクトを振るのはシルヴァン・カンブルラン。9年間、読響の常任指揮者を務め、現在は桂冠指揮者として楽団を支えている。
粗品がカンブルランと対談。今回のプログラムは「名曲シリーズ」ということで人気曲を集めたという。読響の魅力についてカンブルランは「日本のオーケストラはみんな技術的にすばらしい。読響がその上で違うのが柔軟なところ。どんなスタイルの音楽をやっても柔軟に素早く対応してくれる」と話した。
バーンスタイン作曲「<キャンディード>序曲」の演奏。指揮:シルヴァン・カンブルラン、管弦楽:読売日本交響楽団。レナード・バーンスタインは「ウエスト・サイド・ストーリー」などで知られるアメリカを代表する指揮者・作曲家。「キャンディード」はもとはミュージカルとして上演されたが序曲は単独でも多く演奏される人気曲。
続いての曲はガーシュイン作曲『ピアノ協奏曲 ヘ調』。ガーシュインは1900年代前半に活躍したアメリカの作曲家。『ピアノ協奏曲 ヘ調』はミュージカルやジャズなどポピュラー音楽家としてキャリアをスタートさせたガーシュインが初めて挑戦した本格的なクラシック作品。ジャズの要素を取り入れた斬新な作品。カンブルランは「ガーシュインのピアノ協奏曲はジャズ的だがジャズではない。この作品は即興はなくすべて譜面に書かれている。私はジャンル分けは好きではない、音楽の違いはあれどすべて音によるコミュニケーション」と話し、視聴者に「クラシック音楽は誰にでも楽しめる。コンサートホールに行くことを恐れないでください」と呼びかけた。
ガーシュイン作曲「ピアノ協奏曲 ヘ調 」の演奏。指揮:シルヴァン・カンブルラン、ピアノ:リーズ・ドゥ・ラ・サール、管弦楽:読売日本交響楽団。数々のミュージカルやジャズの名曲を生み出したアメリカの作曲家ガーシュインの作品。
バルトーク作曲「ルーマニア民俗舞曲 弦楽合奏版 」の演奏。指揮:シルヴァン・カンブルラン、管弦楽:読売日本交響楽団。ハンガリーの作曲家バルトークは各地の民族音楽を採集し研究することで独自の作風を確立。ルーマニア民俗舞曲はバルトークが12年かけて録音したトランシルヴァニア地方の踊りの音楽を用いて作曲された。
粗品と絶品クラシック♪の次回予告の番組宣伝。