続いての曲はガーシュイン作曲『ピアノ協奏曲 ヘ調』。ガーシュインは1900年代前半に活躍したアメリカの作曲家。『ピアノ協奏曲 ヘ調』はミュージカルやジャズなどポピュラー音楽家としてキャリアをスタートさせたガーシュインが初めて挑戦した本格的なクラシック作品。ジャズの要素を取り入れた斬新な作品。カンブルランは「ガーシュインのピアノ協奏曲はジャズ的だがジャズではない。この作品は即興はなくすべて譜面に書かれている。私はジャンル分けは好きではない、音楽の違いはあれどすべて音によるコミュニケーション」と話し、視聴者に「クラシック音楽は誰にでも楽しめる。コンサートホールに行くことを恐れないでください」と呼びかけた。