- 出演者
- 粗品(霜降り明星)
オープニング映像。
今回は、ハープ界の貴公子グザヴィエ・ドゥ・メストレが登場。モソロフのハープ協奏曲で超絶技巧を披露。後半はチャイコフスキーの最高傑作と名高い交響曲第6番「悲愴」から。指揮は読響 第10代 常任指揮者セバスティアン・ヴァイグレ。
セバスティアン・ヴァイグレと粗品が対談。読響を指揮して7シーズン目のヴァイグレは「一生懸命に楽しく共に音楽を創っている。私には音楽のアイデアやビジョンがあり、どんな方向へ進み、どう才能を引き出したいのか明確。さらに磨きをかけ共に大聖堂のような唯一無二の響きを築きたい」と話した。
最初のプログラムはモソロフのハープ協奏曲。ロマンティックで民族的な旋律が魅力の楽曲。ソロを務めるにはハープの名手グザヴィエ・ドゥ・メストレ。ヴァイグレは「彼はまさにハープ奏者における俳優のよう。力強い響きと最も繊細で美しい音を両立できるハープ奏者は他にいない。聴きどころは第2楽章」と評した。
モソロフ作曲「モソロフ作曲」の演奏。指揮:セバスティアン・ヴァイグレ、ハープ:グザヴィエ・ドゥ・メストレ、特別客演コンサートマスター:日下紗矢子。
次のプログラムはセバスティアン・ヴァイグレ指揮、チャイコフスキー作曲 交響曲第6番「悲愴」から。チャイコフスキーはロマン派を代表するロシアの作曲家。1893年に交響曲第6番「悲愴」を作曲し、初演から9日後にコレラによって53年の生涯を終えた。
セバスティアン・ヴァイグレは交響曲 第6番「悲愴」について、「この作品はチャイコフスキーの音楽人生の最終章を象徴している。第6番は息が消えるように静かに終わっていく、語りかけるように人生の最期を描いているよう」と話した。
チャイコフスキー作曲「交響曲 第6番 ロ短調 作品74<悲愴>から」の演奏。指揮:セバスティアン・ヴァイグレ。
「粗品と絶品クラシック♪」の次回予告。
