- 出演者
- 福澤朗 今田耕司 片渕茜 鈴木杏樹 早見優
オープニング映像&本日のみどころを紹介。
- キーワード
- アントニオ猪木
本日のゲストは鈴木杏樹。1969年に神戸市で生まれ、地元のインターナショナルスクールで英語を学び音楽学校に通っていたところをスカウトされた。日本人歌手を海外でデビューさせようと企画しており英語が堪能な杏樹さんに白羽の矢が立った。17歳で単身渡英。4年後KAKKOの名前で歌手デビューを果たす。「We Should Be Dancing」は全英チャート101位を記録した。1991年、22歳で帰国した杏樹さんは女優としてヒット作に次々と出演した。2022年には藤井隆からのオファーでデビューシングルをセルフカバーした。
東京・渋谷区に住む柏村真純さんは仕事の関係で4年間、南アフリカに駐在。サッカー好きの柏村さんは2010年のW杯を現地で見るため無理やり南アフリカでの仕事を作るも、2014年に行くことになりサッカーを現地で見ることができなかった。柏村さんの依頼品は曽祖父・木村篤太郎が大事にしていた菊池容斎の掛軸十二幅。
1788年に御徒の次男として江戸に生まれた菊池容斎。狩野派の絵師・高田円乗に入門し38歳のときに御徒の職を辞して画業に専念。円山四条派・土佐派・浮世絵などを独学で習得した。前賢故実は全10巻、20冊からなる畢生の大作。日本の偉人571名の肖像と正伝を記したもので日本の歴史上の人物を大系的に視覚化した点において極めて画期的だった。あまりに膨大だったため出版を申し出る版元はなく日の目を見たのは20年以上経た1868年。前賢故実は唯一無二の手本と崇められ明治以降、前賢故実を学ばない歴史画家は居ないとまで言われた。1878年に91歳で他界し、その後は月岡芳年や橋本雅邦らが前賢故実を手本に傑作をものにして行くと、菊池容斎の名は次第に忘れ去られて行った。依頼品の菊池容斎の掛軸十二幅には日本の四季が描かれている。
柏村真純さんの本人評価額は120万。鑑定結果は400万円で本物。菊池容斎の掛軸は、一月の初富士は西洋画報を習得した実景描写で描かれている。
- キーワード
- 菊池容斎
甘く切ない思い出に彩られたすごいお宝が今宵大集合。ゲストコメンテーターは早見優。
和田晴之さんのお宝はアントニオ猪木のサイン入りパンフレット。親にお金を出してもらいハワイ決戦観戦ツアーに一人で参加した際にもらったものだという。本人評価額は5万円で鑑定結果は12万3000円であった。
今林義和さんのお宝は上野焼の花入2点。1991年に福岡の童謡コンクールに応募しグランプリを受賞した際にもらったものだという。もう1点はその2年後に優秀賞に選ばれもらったものだという。本人評価額は13万円で鑑定結果は50万円であった。2点とも渡久兵衛の作品だという。
椎名孝文さんのお宝は岡野雅行のサイン入り日本代表ユニフォーム。フランスW杯のアウェー用ユニフォームだという。浦和レッズのファン感謝イベントで選手愛用品の販売会が行われた際岡野が出品してくれたものだという。本人評価額は5万円であった。
岡野雅行のサイン入り日本代表ユニフォームの鑑定結果は70万円であった。選手用ユニフォームだという。
本城哲さんのお宝は中国の古い鉢。北京のホテル内のショップで見つけたものだという。本人評価額は25万円で鑑定結果は3万円であった。広鈞と呼ばれるものだという。
クリスティアン・メリリャン・一色さんのお宝はペレのサインボール。ほかにもフリオ・セサル・ロメロなどの11名のサインが入っている。本人評価額は50万円で鑑定結果は10万円。ペレのサインは多くあるという。
依頼人は神奈川県横浜市の高橋かつ江さん。バッグやベッドカバーなどの裁縫が生きがいだという。お宝は柳原義達作の鳩のブロンズ像。夫が大手企業の廃棄物置き場で発見したものだという。
柳原義達は1910年神戸生まれ。中学時代から日本画を学び、ブールデルの騎馬像に感銘して彫刻家を志した。東京美術学校に進学し、高村光太郎や清水多嘉示に私淑。招集により入隊となる日に終戦を迎えた。火災によりほとんどの作品を焼失。フランス現代美術展で自らの遅れを痛感し、43歳でパリに留学。リシェやジャコメッティと交流し、人間はそこに立つことによって生命の本質を示すとの考えに至った。自宅で鳩を飼育してデッサンを繰り返し、ブロンズ像を制作。果して鑑定やいかに?
お宝鑑定希望の方・お宝を売りたい方はお宝の写真とエピソードを添えて宛先まで。詳しくは番組ホームページまで。
- キーワード
- 開運!なんでも鑑定団ホームページ