- 出演者
- 福澤朗 今田耕司 菅井友香 岩田明子
オープニング映像。
オープニングの挨拶。今田耕司は、ロケ先の人がマイケル・ジャクソンの「Beat It」で着用した革ジャンをもっていたと話した。
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- Beat Itマイケル・ジャクソン
本日のゲストはジャーナリストの岩田明子さん。東京大学在学中司法試験を受験したが4回連続不合格。1996年NHKに入局。2000年NHKの報道局政治部に異動し、自民党、続く民主党と時の政権に深く迫った。2022年にNHKを退局、翌年「安倍晋三実録」（文藝春秋）を出版し、安倍元首相に最も食い込んだ記者として話題となった。老後はシェアハウスで過ごすのが夢だそう。
依頼品は「エミール・ガレのランプ」依頼人の岩田さんは、母親から”大事な物だから”と預かっていたという。本人評価額は100万円、鑑定額は450万円。専門家は、すごく良いものだと絶賛。居経文のランプで作られたのはガレの第二期工房とのこと。地肌が黄色でブルーと濃いグリーンのガラスが重ねてあり分厚いため、彫りが深く電気をつけるとよくわかるという。ランプは人気で数も少ない。
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- エミール・ガレ
依頼人は鯛焼き作りが趣味の内田さん。応募したきっかけは、前の持ち主から勧められ番組に応募した結果、採用されたとのこと。依頼品は、坂本繁二郎の油絵。家族の反応は薄ら笑いだったと話す内田さん。
坂本繁二郎は、日常のありふれた物に美を見出し独自の画境を確立した画家。1882年、福岡県久留米市に生まれる。天才画家「青木繁」と同級生で、2人は地元の画家に弟子入りした。友でありライバルだった。20歳で上京し、小山正太郎率いる不同舎に入門した。青木はそれより前に東京美術学校に進学していて、上達ぶりに触発されてのことだった。青木はその後肺炎を患い、28歳で他界してしまう。坂本は東京府勧業博覧会で三等賞を受賞したことにより、徐々に頭角を現していく。繰り返しモチーフにしたのが「牛」当初は柔らかな色調だったが、次第に色濃くなっていき最終的には黒を主体にした水墨画のようになった。夏目漱石は「坂本の牛には精神的な奥行きがあり、見ていると深く考えさせられる」と高く評価した。坂本が目指したのは、日本人独特の感性である”内面に潜む何者か”を油絵で表現することだった。39歳の時フランスに留学した。当時のパリは、キュビスムやフォービスムが流行していたが、坂本は染まることなく写生に明け暮れ自らの目標に修正が必要ないことを確信していた。何も成果がなかったわけではなく、淡い色彩と薄塗りのマチエールはより洗練されたものになっていった。3年後帰国し、八女にアトリエを構える。この頃好んで描いたのが”馬”だった。光の当たり方によって、微妙に変化する肌の色や骨格の陰影、優しい瞳に飽きることなく描き続けた。還暦を過ぎ、視力が弱くなった坂本は静物画に取り組んだ。物が存在することに畏敬の念を抱いていた坂本にとって、目の前の煉瓦も瓦も牛や馬と変わらぬモチーフだった。特に、能面を好んでいたという。最晩年に挑んだのが”月” 87歳で亡くなるまで絵筆を離さず、精進を続けた画家だった。依頼品は「坂本繁二郎」の油絵。若い女性を表した小面が描かれており、坂本を思わせる。
坂本繁二郎の油絵、ゲストの岩田さんは「柔らかくも、怖くも、色んな表情に見えるところが本物っぽい」とコメントした。今田さんが「高いんじゃないの！？」とこぼした。
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- 坂本繁二郎
依頼品は、坂本繁二郎の油絵。本人評価額は100万円、鑑定額は1000円。専門家は、坂本繁二郎の作品ではない、全然違うと断言。依頼品の背景の塗り方が、単調でガサツ。表情や質感も描けていないとのこと。もしも本物なら1500万円だったという。依頼人は「安心して飾れる」と話した。
今回の舞台は和歌山県白浜町。南国気分が味わえる関西屈指のリゾート。白浜のシンボル円月島は中央に満月のような穴があいていて、春と秋にはその穴に夕日が沈む瞬間も。白浜温泉崎の湯は太平洋に面した露天風呂で大海原を眺めながら入浴できる。また、アドベンチャーワールドではジャイアントパンダにも会うことができる。
和歌山県太地町出身・漁野智大さんのお宝は「清水崑のクジラの絵」。本人評価額は10万円、鑑定結果も10万円だった。
南米の熱帯雨林に生育する珍しいカエル「マダラヤドクガエル」を飼育している清水智志さんのお宝は「南紀男山焼のカエルの置物」。裏には南紀男山焼を代表する陶工・光川亭仙馬の名が刻まれている。本人評価額は30万円だったが、40万円の鑑定結果が出た。
「竹久夢二の美人画」独身を貫き、稼ぎを全て骨董に注ぎ込んでいる息子が一番自慢している作品。本人評価額は100万円だったが、鑑定結果は300万円。専門家は、いい作品を購入しているとコメント。
依頼人の森脇さんは、小学生の頃から番組を見ていたと語る。鑑定士の安河内先生も初期から見ていたと話した。お宝は「須恵器2点」かつて酒造業を営んでいた実家の倉には先祖代々伝わる骨董がぎっしり、多くは箱焼などからどんな物かわかるが2点だけ何もわからなかったため持ってきたという。本人評価額は1万円。鑑定結果は、10万円。1000年以上前の作品とのこと。
依頼人は、新潟県新潟市のアメカジ専門セレクトショップ「Avenue」の店主、阿部さん。今田さんのためにアメカジファッションをコーディネート。お宝は30年程前にアメリカのオークションサイトで発見したという、非売品で世界に5足しかないと言われ280万円で落札したという品「ナイキのエア ジョーダン1」持っているのは、ナイキの社長とマイケル・ジョーダン、ジョン・マッケンローだという。
バスケットボールの神様、マイケル・ジョーダン。ナイキがマイケル・ジョーダンのためにつくったのが「エア ジョーダン」で、今尚新たなモデルが作られ続けている。大学時代から非凡な才能を発揮していたジョーダンの元には、入団前からシューズ契約の話しが進められていた。当時はオレゴン州の小さなメーカーだったナイキが、ジョーダンの将来性に賭け年間50万ドル、5年契約という破格の条件を提示したことで両者は合意に至った。そして生まれたのが「エア ジョーダン1」軽量でありながら着地時の耐衝撃性に優れたモデルは一般にも販売された。
280万円で落札した ナイキのエア ジョーダン1非売品、本人評価額は50万円。鑑定額は500万円。専門家によると靴の博物館があったら展示されるレベルのお宝だとのこと。当時ナイキがサポートしていた選手や関係者のためだけに作られた特別なモデルとのこと。「ユニコーンシューズ」と呼ばれ、実在するかわからないと言われていたとのこと。
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