- 出演者
- 入山章栄
今年7月、沖縄で全国のスタートアップ経営者が集まるイベント「KOZAROCKS 2026」が行われた。文化とビジネスを融合させたイベントで、幅広い人が沖縄に集結。沖縄は10年連続で開業率が全国トップ。さらに内閣府からスタートアップ・エコシステム拠点都市に選定されなどスタートアップが生まれ、県外からも多数やってくるという。今回は沖縄のスタートアップシーンを徹底調査。
オープニング映像。
入山章栄が沖縄市コザへ。この街は沖縄県で初めて生まれたアーケード商店街がある。フォーズ代表・豊里健一郎さんに案内してもらった。「Koza Startup Arcade」は2016年にコザの商店街再生の一環としてスタートアップ支援施設が誕生。商店街2階の空き家をスタートアップのオフィスにし、1階はカフェやバーとしてリノベーション。その中心にあるが「Lagoon KOZA」。1階は創業支援の相談スペース。2階はシェアオフィスになっている。現在は50社以上のスタートアップが入居している。ストラウトは静岡県発の陸上養殖スタートアップ。サーモン、エビ、カニ、フグなど様々な海産物を養殖している。昨年には沖縄にも本社を設立。最終的にはモジュール化することで、今後はインドネシアなどの東南アジアに展開予定。コザで感じたスタートアップの勝ち筋について入山は、スタートアップに必要なのはカオス。カオスな商店街がイノベーションを生むと話した。
入山章栄がやってきたのは恩納村にある「沖縄科学技術大学院大学」(OIST)。2022年にノーベル生理学・医学賞受賞者を輩出するなど世界から注目されている。広さは65万平方メートルで東京ドーム約14個分。居住エリアやスーパーマーケット、スポーツジム、託児所が完備されている。トンネルのような通路には現役研究者の写真や研究映像が展示されている。ここにはかつてノーベル賞を受賞した原資レベルの制度で観察できる世界最先端の顕微鏡やDNAを高速で読み取る次世代機器がある。高橋優樹准教授は量子コンピューターの研究を手掛けている。学生の約8割、教職員の半数以上が外国人で公用語は英語のため日本にいながらグローバルな環境で研究ができる。
次に向かったのはインキュベーション施設。準副学長のローレン・ハさんに案内してもらった。ここはシェアオフィスとしても使われており、最も勢いのあるスタートアップが「EF Polymer」。世界初の100%自然由来の保水剤を開発。土壌に混ぜるだけで倍以上の保水力を持たせることができる。ナラヤンさんは水不足に悩む世界中の農家を助けたいと考えている。
入山章栄は日本のスタートアップの勝ち筋について、多様性・カオス・グローバルとした。
