- 出演者
- 古田新太 大倉忠義(SUPER EIGHT) 村上信五(SUPER EIGHT) 横山裕(SUPER EIGHT) 丸山隆平(SUPER EIGHT) 安田章大(SUPER EIGHT) 木村カエラ 川上つよし(東京スカパラダイスオーケストラ) 市川紗椰 高橋茂雄(サバンナ) 本間昭光 ゴンドウトモヒコ
オープニング映像。
今回は日本初のアジア版グラミー賞を掲げ今年新たに創設された国際音楽賞であるMUSIC AWARDS JAPAN、そのオープニングに起用された「RYDEEN/YELLOW MAGIC ORCHESTRA」。「RYDEEN」を作曲したのは高橋幸宏であり、ソロや多数のバンドユニットでも活動していた。そんな高橋幸宏を深堀りしていく。
高橋幸宏はYELLOW MAGIC ORCHESTRAの前にはサディスティック・ミカ・バンドにて海外進出を果たし評価を得ていたなどと紹介。高橋は1975年にはイギリスの大人気バンドであったロキシー・ミュージックのオープニングアクトとして全英ツアーに参加して人気を上げ、日本でも話題となった。サディスティック・ミカ・バンドは2006年に3代目ボーカルとして木村カエラを迎え再々結成したと伝え、木村はイギリス人の祖父が当時ボーカルになったことを喜んでくれ日本よりイギリスの方が熱があるように感じたなどと明かした。木村は「幸宏さんとの思い出の曲」だとして「Tumbleweed」を紹介。
- キーワード
- SADISTIC MIKA BANDtofubeatsTumbleweedイエロー・マジック・オーケストラサディスティック・ミカ・バンドザ・フォーク・クルセイダーズタイムマシンにおねがいナルキッソスロキシー・ミュージック加藤和彦小原礼後藤次利怪傑シルヴァー・チャイルド高中正義高橋幸宏
高橋幸宏はスタイリッシュなドラマースタイルが唯一無二であり、小学5年からドラムを始め、高校時代からはスタジオミュージシャンとして活動して「返事はいらない/荒井由実」でドラム演奏を担当していたなどと紹介。鈴木慶一が「新しさがスゴい 最高のドラムズ」として「Yo soy Yo(私は私)/山野ミナ」を紹介。川上は「普通は考えつかない フィルイン」としてマイケル・ジャクソンがYMO楽曲をカバーした「Behind the Mask」を紹介した。川上は「シンプルな美学が際立つ1曲」として「MA TICARICA/立花ハジメ」を紹介。
ドラムの演奏について高橋幸宏本人はリムとスネアを同時に叩くのをリンゴ・スターが発見し、ドラムのスネアには2通りの叩き方ができ、音色を使い分けているなどと実演しながら語っていた。初代サディスティック・ミカ・バンドが解散後、高橋は坂本龍一・細野晴臣とYELLOW MAGIC ORCHESTRAを結成し、「RYDEEN」など電子楽器を駆使した斬新な音楽で衝撃を与え世界的に活躍した。市川は「YMOの中でも好きな一曲」として「CUE」を紹介。木村は「RYDEEN」は運動会の時に流れるイメージがあると高橋と笑いながら話したのが思い出などと明かした。
高橋幸宏はYMO始動の数カ月前にソロとして1stアルバム「Saravah!」発表したなどと伝え、アルバム収録曲の一部を紹介。川上はソロ2ndアルバム「音楽殺人」で高橋はロックンロールをやってまた衝撃を受けたなどと明かした。
1983年にYMO散開を発表し、高橋幸宏は様々なバンドやユニットで活動し、1981年には鈴木慶一とTHE BEATNIKSを結成し、2002年には細野晴臣とSKETCH SHOWの活動をスタートさせ後には坂本龍一も加わり、さらにボーカルに原田知世を加えてエレクトロニカバンドとしてpupaを結成したなどと紹介した。そんな高橋は東京スカパラダイスオーケストラなど様々なアーティストともコラボしており、川上は東京スカパラダイスオーケストラの初代ドラマーであった青木達之が高橋を尊敬していて本人のもとに訪ねた際にコラボをお願いしたなどと明かした。高橋が2014年に結成したMETAFIVEでは高い演奏技術とテクノポップサウンドでファンを魅了したなどと伝えた。
高橋幸宏率いるスーパーバンドMETAFIVEの曲制作の過程についてゴンドウは、アルバム制作では1人2曲ずつ作っていき、自分が担当した曲をファイルでメンバーに送ると望む音を入れて戻ってきたため何のストレスもなかったなどと明かした。
高橋幸宏が2008年から2019年にキュレーターを務めた都市型フェスであるWORLD HAPINESSについて親子で行ける気軽な夏フェスを最初に目指したなどと明かしていた。フェスに参加したことのあるゴンドウはライブの曲中にフロントからドラムに移動して叩き出すところはぐっと来たなどと伝えた。そして学生時代に高橋とYMOを結成し長年に渡り共に活動していた細野晴臣からのメッセージを紹介した。
EIGHT-JAMの次回予告。
「見取り図じゃん」の番組宣伝。