- 出演者
- 古田新太 大倉忠義(SUPER EIGHT) 村上信五(SUPER EIGHT) 横山裕(SUPER EIGHT) 丸山隆平(SUPER EIGHT) 安田章大(SUPER EIGHT) 高橋茂雄(サバンナ) 綾小路翔(氣志團) 横山健(Hi-STANDARD) MAH(SiM) 難波章浩(Hi-STANDARD) 鹿野淳 ファーストサマーウイカ ZAX(Hi-STANDARD)
オープニング映像。
今回はHi-STANDARD特集。Hi-STANDARDは90年代後半に国内外で圧倒的な人気となり、ALBUM「MAKING THE ROAD」はオリコン週間アルバムランキングで初登場3位・ミリオンセラーを記録した。3人での地上波番組初出演、超貴重なインタビューが実現!!。Hi-STANDARDは1991年に結成し、レーベルを運営してインディーズで活動し、国内外で圧倒的な人気となりアルバムはインディーズでミリオンセラーという偉業となった。伝説的フェスとなったAIR JAM 2000を開催したHi-STANDARDはフェスを最後に活動休止した。2011年、東日本大震災を機に再始動したHi-STANDARDは2016年に16年半ぶりとなる新曲をリリース。しかし2023年に恒岡章が逝去し、それでもHi-STANDARDの活動を続けていくことを発表した。2025年に新メンバーのZAXの加入が発表された。そんなHi-STANDARDがすべてを語った超貴重なインタビュー!!。
綾小路は1994年12月24日に開催した日本初のロックDJイベント「LONDON NITE」に出演していたHi-STANDARDを観客として見ており、そのステージで最もシンプルな3ピースバンドが見たことも聴いたこともない音楽をやっていてファンとなり、千葉LOOKでライブをすると知って直ぐにチケットを取ってライブに行ったなどと明かした。
Hi-STANDARDをインタビュー。横山らは今回の取材を受けたのは出たかったのが大きく、90年代からHi-STANDARDはメディア嫌いというイメージが強く、当時は確かにメディア嫌いでわかってほしい気持ちが強く、誤解が広がっていくことが当時は耐えられないものであったが、今はそういう気持ちがありながらもメディアに出ていきたいと考えていて、そうすることで自分たちが何をしてきたのか振り返る良い機会にもなるはずなどと語った。鹿野が挙げるハイスタのスゴいポイントは「360度インディーズで100万枚超えたという革命性」「アーティストフェスを始めて手掛けたという発明性」だと発表。
Hi-STANDARDが1994年にリリースしたミニアルバム「LAST OF SUNNY DAY」にはレーベル「PIZZA OF DEATH RECORDS」と書かれている。PIZZA OF DEATH RECORDSについて横山らは、1stミニアルバムを作る際にインディーズレーベルが資金を出してくれていたがレコーディングが終わっているのに予算がないとしてプレスできず流通に乗せられず、半年間資金繰りを待っていたが、その間にレコ発ライブを勝手に自分たちで組んでやり、その流れで自分たちで資金繰りをしてとある会社が金を出してくれインディーズ流通に乗せることが叶い、レーベル名を記載する必要があったため海外バンドの影響もあって急遽立ち上げたのがPIZZA OF DEATH RECORDSであったなどと明かした。中でもHi-STANDARDが影響を受けたのはアメリカのパンクバンド「NOFX」であり、横山らはNOFXが来日した際にレコーディングだけしていたミニアルバムを手に会いに行って曲を聞いてもらい、そしてらツアーやるから1本やってみろと言われて北海道のNOFXライブに出演させてもらったなどと伝えた。横山らは昔は缶コーヒー片手にベンチに座って雑談するように大切な話をメンバーと交わし、海外に行ってみたいと語り合ったことを実行しただけに過ぎず、その一環が憧れのファット・レックにCDを出してくれとアタックすることであったなどと告げた。Hi-STANDARDは1995年からはメジャーレーベルからアルバム「GROWING UP」をリリースし、同時にファット・レックと契約して世界盤も1996年2月に発売している。横山らは当時ライブはイベンターがやっていることも知らずにレーベルに電話して海外バンドの前座を申し出て、イベンターに連絡するよう言われイベンターサイドに直談判して前座するようになり、数々の大物海外バンドの前座を務めGreen Dayの前座まで行き着いているなどと明かした。
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Hi-STANDARDは逆輸入的に国内で人気が高また1997年にリリースしたアルバム「ANGRY FIST」が売上50万枚を記録しオリコン4位となった。横山らはそんな中でNOFXと一緒にヨーロッパ・アメリカとライブをし、NOFXの後押しもあり自分たちでも国内で自分たちでやってみることを試したら出来たなどと語った。横山らは当時インディーズの先輩たちは沢山いたが規模が小さく、メジャーとも絡もうとしておらず、そこを結果的にぶっ壊したのが自分たちであり、とにかく当時の自分たちは勢いに任せて会社を作り、物件を借りて、どうしたら良いか考えて、電話して聞いてみて前座するにはどうするのが良いのかと1つ1つを全部やっていったのだ明かした。Hi-STANDARDは1999年に3人の共同出資でPIZZA OF DEATH RECORDSを設立した。
Hi-STANDARDは1999年に3人の共同出資でPIZZA OF DEATH RECORDSを設立した。2019年8月25日オンエアで矢沢永吉はこのことについて言及しており、当時インディーズはみんな自分で立ち上げてはいたがHi-STANDARDがその先駆者だったなどと話している。横山らはPIZZA OF DEATH RECORDS設立当時はメンバーと業界未経験の1人と他2名で運営し、一軒家を借りて事務所とし、恒岡が自作したデスクは今でも使用しているなどと明かした。横山はPIZZA OF DEATH RECORDSの経理を担当し、今でも社長を務めており、だからこそ自分たちの精神性でレーベル運営ができており、恒岡の意見は重要で、恒岡が納得した時に丁度いい場所にいることが多かったなどと告げた。綾小路は自分たちがデビュー前にライブにも客がいるかいないかぐらいの頃にPIZZA OF DEATH RECORDSのスタッフが来てくれて遊びに来なよと誘ってくれ、何度も遊びに行っており、自分たちと少ししか年が変わらない先輩たちが自分たちでライブのブッキングする姿などを見て自分たちが目指すのはこれだと憧れたなどと話した。Hi-STANDARDの特徴は全英語詞であることであり、難波らは当時英語も喋れないのに英語歌詞にしていて、英語話せなくても海外でこれだけやれると示したく、発音が拙くてもむき出しの気持ちを込めて歌うことでできるのだと示し、伝えたいキーワードだけでも聴こえる世界に行きたかったため全英語歌詞をやめることはなかったなどと打ち明けた。鹿野は当時の洋楽ロックと日本のロックには5年くらいの時差があり、渋谷系が出てくるとバイヤーがUKバンドのレコードを毎週新しいものを買い入れ、それを聴いて育ったキッズたちがデビューしてを繰り返すことで時差は1年ほどに縮まっていたところに、Hi-STANDARDは直接アメリカに行ってアメリカの血肉となって逆輸入的に日本で人気が爆発したなどと解説した。
横山らは当時海外のバンドも音楽のバックグラウンドが似ており、ポップスに衝撃を受け、そこからハードな音楽が好きになり、楽器を覚え、パンクのアティチュードに出会い、自分たちの音楽ではポップスやハード音楽をパンクのアティチュードで包むようにしていて、皆一緒だということが必然性に感じていたなどと語った。Hi-STANDARDが参加したVans Warped Tour 1998ではNOFXに誘われたことがきっかけで出演し、移動はレンタカーであったが一緒にステージも移動していてその景色は凄かったなどと伝えた。90年代のパンクシーンでは革ジャンが主流であったがHi-STANDARDはTシャツにハーフパンツでステージに上っていた。横山らは当時パンクロックするうえで革ジャンを着用しなくてはいけないという先入観はあったが不思議としなくていいと思っていて、アメリカシーンでは皆Tシャツにハーフパンツ姿が多かったなどと伝えた。Hi-STANDARDはスケボー誌やファッション誌にも登場してストリートカルチャーを巻き込んでいた。横山らは当時有名なスノーボーダーやスケーターが滑る映像にメロディックパンクやハードコアなどの音楽がBGMに使用されて人気を集め、自分たちの楽曲も知らないうちに勝手に使用されているのを発見し、嬉しくて買っていたなどと明かした。鹿野らは当時あらゆる意味でストリートカルチャーがキーとなり音楽なら原宿、ファッションなら裏原となりそれらがシンクロしていき、Hi-STANDARDとつるんでいたBACK DROP BOMBのボーカルの白川貴善がスタートしたブランド「EMPIRE」などが出てきてファッションシーンも進化していたなどと解説した。
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Hi-STANDARDは当時地上波のテレビ番組には出演しなかった。横山らは結果としてものすごく大きいカルチャーを作ったが今までにないものの輪の中にいる自負はあり、上澄みだけすくって使用されるのが嫌であったなどと明かした。1997年に伝説のフェスとなったAIR JAM’97が開催した。
次回予告。
