- 出演者
- 堤礼実 今湊敬樹 馬渕磨理子 吉岡恵麻
オープニング映像。
オープニングの挨拶。
トランプ政権は日本への自動車関税率を27.5%から15%に引き下げた。日米関税交渉の合意に基づくもので4日、大統領令に署名していた。税率はほぼ半分に減るが、トランプ政権発足時の2.5%と比べると依然として高い税率、企業にとっては重い負担が続く。相互関税については軽減措置を適用し先月7日にさかのぼり取りすぎた関税を還付する。赤沢経済再生相は、日米間の合意の着実な実施として歓迎をいたしますと述べる。さらに医薬品や半導体に関する大統領令で日本の最恵国待遇が確保される必要があると指摘し、今後とも米国と緊密に連携を図りつつ日米双方の利益に資するものになるようしっかりと取り組んでまいりたいと強調。
平均株価は取引開始直後、4万5000円台の王台に乗せ、アメリカからの株価上昇の流れが相場を押し上げた。アメリカでは16日から金融政策を決める会合が開かれ、利下げに踏み切るとの観測が広がる。東京市場でも買い注文が優勢となった。市場関係者は、自民党総裁選で各候補者が打ち出す政策の内容を見極めたいという声もあがっている。きょうの日経平均株価の終値でも4万4902円27銭と最高値を更新。
経済アナリストの馬渕磨理子さんに話を聞く。市場に買いの安心感が広がっている。日本においてトランプ関税の直接的な影響は限定的になるとの議論があり、これも株高につながっている。帝国データバンクは、トランプ関税による実質GDP成長率の押し下げは0.4%ほどと試算している。特に自動車業界は為替の円安分で吸収できる見込みになっている。市場が懸念しているのは日本企業がそのコストを価格転嫁せず、自腹を切ったり、どこかに押しつけたりすること。日本経済の自滅シナリオが警告されている。次に注視しているのが自民党総裁選。分配の議論は早期に決着して、どこを成長させるのか戦略的議論の活発化が期待されている。ポイントは?市場が求めているのは分散から集中への転換という成長戦略。勝てる領域に集中的に配置して生産性を引き上げることが必要になる。日本の成長を語り、持続可能な分配のあり方について国民に理解を求めるリーダーを期待したいなどと話した。
出馬意向を表明した小泉大臣は今夜、横浜市の会合で挨拶をした。小泉農水相は信頼回復するような自民党を作っていきたいと述べる。林官房長官は国会内で記者会見を開き、堂々と政策を戦わせて総裁選を戦い抜きたいと述べ立候補の意向を表明。週内にも正式出馬会見で“林プラン”発表へ。小林鷹之氏が出馬会見を開く。小林氏は「力強く成長するニッポン」「自らの手で守り抜くニッポン」「結束するニッポン」など3つを挙げる。現役世代向けの定率減税や外資による土地買収の規制強化などに取り組む考えを明らかにした。林官房長官と小林氏はそれぞれ今夜のBSフジ「プライムニュース」に出演し意気込みを語っている。高市氏も週内の出馬会見を調整。茂木前幹事長を含め候補は5人に固まりつつある。
ユビーはきょうAIを使って医療支援を行う国内初となるサービスの提供を開始。自分の気になる症状を相談すると、関連した情報を表示してくれる。症状に関する病名や対処法。該当する診療科、近隣の医療機関を教えてくれる。マイナポータルと連携することで処方薬や受診した医療機関情報も保存されるためより個人に最適化した案内をすることができるようになる。Ubie・阿部共同代表取締役は、医療迷子を解決したいと述べる。医療に関わる段階で困った経験があるという医療迷子を経験した人は7割以上。コスト面の効果も期待できるという。
7月1日時点での全国平均基準地価は住宅地で+1.0%、商業地で+2.8%、全用途で+1.5%。1991年バブル期以来の最大の上昇率。全国最高地価の地点は明治屋銀座ビルで1平方メートルあたり4690万円。上昇率の最高地点は住宅地で北海道・富良野市27.1%。リゾート人気やインバウンド向け別荘など住宅需要の増大が要因となっている。
イスラエルメディアによると、ネタニヤフ首相はガザ市で強力な作戦を開始したと話し、本格的に制圧作戦を始めたことを明らかにした。現地メディアによると、イスラエル軍がガザ市内に戦車で地上侵攻をし、空と地上からの激しい爆撃により60人以上が死亡したと伝えている。イスラエル軍はハマスのインフラを破壊するためと主張。ガザ市内には今も60万人以上の住民がいるとみられ、さらなる市民の犠牲が懸念される。
「PayPay」がは今月下旬から韓国でも利用できるようになると発表。「Alipay+」の加盟店が対象で約200万店で使える見込み。事前に日本で本人確認が必要。支払いの際には日本円に換算した金額もアプリ上に表示される。
高校生が行っているのは就職面接の練習。来年春に卒業する高校生の選考、採用面接がきょう解禁されるのに先立ち行われた。今年3月末には高校新卒者の求人倍率は4.10倍と調査開始以来過去最高。内定率も99.0%と売り手市場が加速している。約6人に1人が1年以内の離職率。「ジンジブ」がメタバースで高校生の就活支援を行う。メタバース空間で合同企業説明会「ジョブドラフト~メタバースFes~」にいつでもどこでも参加できるサービスが今月スタート。全国53社、190のブースに訪れることができる。動画などで企業情報を確認できる。適職診断を受けることもできる。AIアバターが様々な悩みに答えてくれる。高校生の半数が学校紹介の1社しか知らずに就職を決めているという。ジンジブ・星の取締役はミスマッチの少ない就職活動ができる。高校生にとっても受け入れる企業にとっても非常に大きなメリットと述べる。
「給付付き税額控除」に関する協議体の設立は自民党の森山幹事長と立憲民主党の安住幹事長の会談で合意。その後、公明党の参加も立憲と公明党の幹事長会談で合意。給付付き税額控除は立憲の参院選の公約の一つ。消費税の負担軽減のため給付や所得税控除を実施。
ティファールブランドを輸入販売しているグループセブジャパンは、電気ケトルの電気コードの使い方によっては発火する可能性があるとして、無償交換を発表。対象となる製品は2021年10月から2024年7月までの特定の製造ロット約418万台。
フィリピン当局は中国と領有権を争う南シナ海周辺で補給任務の船が中国戦から放水砲を浴びたと発表し動画を公開。飛散したガラスにより船員1人がけが。一方、中国外務省の報道官は、法に基づき必要な措置を講じるのは当然だと説明。
西武グループはエースホテルの買収を発表。エースホテルは1999年にアメリカ・シアトルで開業。買収額は130億円。西武はグローバル競争力の強化を図る考え。
今週火曜日から吉岡恵麻アナウンサーが担当する。
ナ・リーグ西地区首位のドジャースにとって東地区首位フィリーズはポストシーズンで戦う可能性がある強敵。脅威となるのが大谷に3本の差をつけ52本のアーチを描いているK.シュワーバー、3試合連続の第53号を放つ。大谷は今シーズン最長20試合連続出塁をマーク。第3打席にツーベースを放つ。タイブレークに突入した延長10回。ドジャースはマジックを減らす事ができずフィリーズが2年連続東地区優勝を決めた。明日の試合はドジャース・大谷翔平選手が二刀流で出場する。シュワーバー選手と初対戦。
男子110mハードルでは予選敗退から復活となった泉谷駿介と初出場の野本周成が1組に登場。泉谷は転倒、野本は3位となるが準決勝敗退となった。
日本記録保持者の村竹ラシッドは全体3位の好タイムで決勝進出を決める。目標の表彰台にはあと一歩届かず5位入賞もレース後にはあふれる思いが込み上げてきた。「自分の足がもつ限り何年かかってでもメダルを取りたい」とコメント。
男子400m準決勝。予選で日本記録を更新した中島佑気ジョセフが登場。残り100mで脅威の追い上げを見せる。一気に4人を抜いて2位フィニッシュ。日本勢34年ぶりの決勝進出を決めた。