- 出演者
- 宮根誠司 藤本万梨乃 宮崎謙介 神谷明采 岩田明子
自民党と公明党の連立解消について、ジャーナリストの岩田明子は「びっくりした。公明党は離脱ありきで会談に臨んだように見える」などとコメント。宮崎謙介は「自民党側に甘えがあったと感じる。公明党の中で『いつまで自民党と一緒にいるんだ』という声が日に日に増しており、限界まで来たのでは」などとコメント。首相指名選挙で立憲民主党が野党連携を模索していることについて、岩田明子は「基本理念や政策が一致しなくても、数合わせでいいのか。国力が低下し国際情勢が激変している今、この理屈は通らない。玉木さんでいいと言ったら、立憲の左派は怒ると思う。立憲と一緒になれば、国民民主党も支持を失うリスクがある。自民党と連携するのは国民よりも維新の方が可能性が高い」などとコメントした。首相指名選挙は、衆議院・参議院それぞれの国会議員による記名投票で実施される。その結果誰も過半数が取れなかった場合、上位2人で決選投票が行われ多数を獲得した方が首相となる。衆参で別の人が使命された場合は、衆議院の結果が優先される。視聴者アンケートの結果、次の政権を担ってほしいのは「自民党中心の政権」と答えた人が63%、「野党中心の政権」と答えた人が37%だった。
次の政権を担ってほしいのは?自民党中心の政権は63%、野党中心の政権は37%。解散総選挙について、宮崎謙介氏はメッセージを込めたり政策を示したり、公明党の票がなくても勝てるぞというある種勝負だがそれをやる必要が出てきた。岩田明子氏は今は期待が高まっているのでチャンスだとは思う。米中貿易戦争、物価高対策、補正予算などある程度結果を出してから信を問うのが一つのやり方。トランプ大統領が来日予定。リーダーが愛国者かどうかをみている。親和性は高市氏にあるなどと話した。
秋田県大仙市に設置された防犯カメラ映像を紹介。散歩中の女性の背後からクマ。突然女性を襲撃。偶然通りがかった車に避難し難を逃れる。被害に遭った女性はまさか自分がクマに襲われるとはと語る。女性は目の下を4針縫うけがをした。なぜ突然、女性を襲撃したのか?防犯カメラは襲撃1分前からクマを捉えていた。岩手大学農学部・山内准教授と共に現場を歩いてみる。電車の音や地響きなどでパニック状態になると視界に入る人を片っ端から襲う。襲撃の10分前に新幹線が通過。大きな音が辺りに響き渡る。襲撃現場は草が少ない。さらに動揺し女性を襲撃した可能性がある。クマのその後の行方は?襲撃現場から130m離れた防犯カメラ映像を入手。南西方向に走り去るクマが映っていた。さらに南西方向に逃げる。その先には森があった。クマの行方はわかっておらず町は警戒を強めている。
関西から2人のノーベル賞受賞者が誕生。ノーベル生理学・医学賞に大阪大学の坂口志文特任教授とノーベル化学賞に京都大学高等研究院の北川進特別教授が受賞。2人は大きな共通点があるという。北川特別教授は発表したらそんなの本当かという感じて非常にたたかれた。涙か汗かわからないという経験をした。坂口特任教授は我々としては自信があった。あんまりいい評価にならなかったと述べる。北川の転機となったのは1989年。作りたかったのは穴が開いていない密度の高いもの作る努力をしていたが、出来上がったのは穴だらけの失敗作。無用の用がターニングポイントとなる。この穴をうまく使えば空気中から二酸化炭素など狙った物質を自在に操ることができるかもしれないと考える。ところが、学会ではそんな都合のいいものがあるはずがないとバカにされる。
生命科学の分野で30年以上前に世紀の大発見をしていた坂口もまた苦しい日々を送っていた。共同研究者の浅野医院・浅野院長は、あまりいい反応ではなかった。むしろ反対で、懐疑的な意見が多かったと述べる。坂口が成し遂げた大成果とは制御性T細胞の発見。T細胞の暴走を抑え免疫異常を起こさないよう調整するもの。アニメ「はたらく細胞」にも登場する。免疫細胞は体内の警備員。なぜか自分の細胞を攻撃してしまいアレルギー反応などを引き起こすことがある。ならばその警備員を制御する上司のような存在がいるのではと考え実際に発見してしまう。ところがそんな都合のいい細胞があるわけないと一笑に付される。
同じような境遇に苦しむ2人はどう乗り越えたのか?北川の助手になるため、採用面接に行った東京大学大学院工学系研究科の植村教授は君は酒を飲めるのかと。人並みにはと答えると、よし採用ということになったと述べる。北川は後輩が悩んでいると「サイエンスやで」と言っていたという。どんな逆境も冗談で乗り切るポイティブぶり。トラブルもめげないという。北川は誰もが考えてこれは絶対無理だろうというようなことをチャレンジして、それを実現していくことによってまだ新たな発展があるんじゃないかというふうに思っていたと述べる。北川が発見した多孔性金属錯体はガスや二酸化炭素などの目に見えない物質を自在に抱え込んだり放出できる。プロパンガスのボンベも多孔性物質を使えば、殺虫剤スプレー缶ほどの大きさにできるかもしれないという。
坂口氏の少年時代は変わり者。弟の雪也さんによると、夏休みの日記をローマ字で書いていた。同級生はマイペースと述べる。苦境の乗り越え方も北川とは全く違った。妻の教子さんは共同研究者でもある。仲の良さについて、兄は一心同体と述べる。受賞会見で坂口特任教授は重要な判断をしないといけない時に楽天的に構えることができた。彼女の存在は大きかったと述べる。妻は2000年ぐらいまではあまり認められていなかった。それでもそれなりにわくわくして、それに積み重ねでここまで来たと述べる。坂口が発見した制御性T細胞が正常な細胞への誤った攻撃だと伝えればいい。逆にがんなどへの攻撃に対してももっと強めると命令を出せばいい。制御性T細胞をコントロールできれば医学の常識を覆してしまう。
未来の科学者を目指す若者たちに言葉を残す。坂口氏は2年前、母校であるびわ南小学校で小さな後輩たちに贈った言葉。どんな職業でも自分はこれをやりたいなと思ったら、しっかりそういうものになろうと夢を持ってしっかり勉強して時間がかかっても我慢してそういう夢を実現するということ。
北川氏は2017年、京都大学大学院工学研究科を定年退職。記念のビアグラスを配ったという。植村教授によると、グラスには発見、驚き、情熱の文字。外国人研究者が驚きがWonderっていうのはちょっとおかしい。Surpriseの方が普通だと。すると北川氏はワンダーなんだ。Wonderというのはこれはなんや?ということ。こうじゃないとダメだとおっしゃった。普通はもうよく分からないからもう放っておこうとか見なかったことにしたら楽。そっちの方が面白いと面白がって情熱を持って突き進めていけば最後はうまくいくのではないかというメッセージも込められていると述べた。
ノーベル賞を受賞した坂口志文さんと北川進さんについてスタジオトーク。
ブルワーズとカブス、勝利したチームがリーグ優勝決定シリーズ進出となる。鈴木誠也が同点ホームラン。その後2本のホームランを許しカブスは敗退。ブルワーズ3-1カブス。ブルワーズはドジャースと14日に対戦。
全国の気象情報を伝えた。
13日、大阪・関西万博閉幕。19日、伊東市議選、投開票。
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