事件当時32歳だった被害者の女性は、名古屋市の高校を卒業後歯科助手などを経て不動産会社に就職し結婚。2年後には長男が誕生し、子育ての喜びと苦労を感じる毎日だった。事件はそんなささやかな幸せの全てを奪い去った。1999年11月、女性は自宅で首などを刃物で刺され死亡。第一発見者は懇意にしていたアパートの大家だった。事件後、夫は証拠を保全するためにとアパートを借り続けた。被害者の女性の手には、犯人ともみ合った時にできる傷「防御創」が確認されている。犯人は争った際に手に深い傷を負ったとみられている。犯人は犯行後住宅街を逃走し、血痕や血の足跡は現場から500m先の公園まで続いた。血を洗い流した後も血痕はさらに東に続いたが、約200m先で犯人の血は消えた。元神奈川県警捜査一課長の鳴海達之氏は、事件の印象について「仮に誰かが迎えに来てそこから車に乗ったとするならば、どうして犯行現場の近くで車が待ってなかったのか疑問がある」などと語っていた。

血痕のDNA型と目撃情報から、犯人は女。似顔絵が公開され懸賞金もかけられたが、犯人の特定には長い時間がかかった。逮捕された容疑者は被害者の夫の高校の同級生で、恋の告白を断った女性だった。だが事件当時夫は40代で、高校時代から長い間恨みを抱き続けることがあるのか。逮捕当日の夜、夫は記者たちに「事件の1年前に部活のOB会で容疑者に会って、彼女は彼女で結婚して頑張っていると話していた」などと語った。警察は去年捜査資料を洗い出し、これまでに聴取した5000人以上の中から数百人の捜査を進めていた。その中で浮上した容疑者は任意での聴取には応じる一方、求められたDNA型の提出は拒否していたという。しかし10月になり一転して提出に応じ、30日に出頭した。調べに対し容疑者は容疑を認め、事件当時手にケガをしたという趣旨の話をしている。

名古屋主婦殺害事件は、犯人の逮捕まで26年かかった。八代英輝は「強固な殺意を持っているにしては、動機が判明しない。DNA鑑定は当時導入されたばかりの技術で、被害者の夫が部屋を借り続けてこられたおかげで最新の技術が使えたということだと思う。動機の解明が待たれる」などとコメントした 。

熊本県阿蘇市の「赤水蛇石神社」の防犯カメラの映像に、さい銭泥棒の姿が捉えられていた。男が現れたのは10月13日の午後8時ごろ。男はさい銭箱の鍵を開けられず、あきらめて立ち去った。しかし3日後の夜に再び男が現れ、電動カッターでさい銭箱の鍵を切断。しかし箱は開けられず、約25分間悪戦苦闘の末男はその場を後にした。このさい銭箱は特注品で、重さは約350kgでからくり機能がついているという。白蛇を祀るこの神社ではへび年になるとさい銭の額が多くなり、12年前も度々窃盗被害にあったという。そこで“鉄壁のさい銭箱”で対策に乗り出した。1週間後、窃盗の疑いで43歳の無職の男が逮捕された。

10月27日の夜、出動中の救急車から隊員3人が15分ほど離れた隙に、男が救急車を盗み逃走した。

東京都町田市で、出動中の救急車が盗まれた事件。発生から数分後、付近の防犯カメラには男が運転していたとみられる救急車が映っていた。赤色灯をつけているもののサイレンは鳴らさず、悠々と走っていた。するとその数分後サイレンを鳴らし始め、付近の住民たちは救急車がサイレンを鳴らしたまま停車したりUターンするなどの不可解な光景を目撃していた。通報から約30分後、救急車は現場から約6キロ離れた八王子市内で発見され、50代の男が逮捕された。東京消防庁によると盗まれた際本来外すべきエンジンキーが付いた状態で、ドアも施錠されていなかった。

9月17日、会社から帰宅途中に名古屋市内を走っていた男性は車に異変を感じ、タイヤに釘が刺さっている事に気づいたという。ドライブレコーダーは怪しい2人組の姿を捉えていた。赤信号で停車している隙に、後ろのタイヤの下に釘が突き出た木材が置かれた可能性があるという。男性はコンビニの駐車場に停車し、すぐに警察に通報。しかしその直後に怪しい2人組が再び現れた。元埼玉県警捜査一課警部補の佐々木成三氏は「車の金品を盗むという目的も十分考えられる。もし『窓を開けろ』という指示があっても、車からは出ないこと」などと指摘した。警察によると、名古屋市内で同様の被害が2件確認されていた。

全国の天気予報を伝えた。

現地時間の3日月曜日にはドジャースの優勝パレードが行われる予定。4日火曜日から衆参両院本会議で各党代表質問が始まる。

「ワンピース」の番組宣伝。

「絶対零度〜情報犯罪緊急捜査〜」の番組宣伝。

「世にも奇妙な物語35周年SP ～秋の特別編～」の番組宣伝。