- 出演者
- 藤森祥平 喜入友浩 小川彩佳 トラウデン直美 てぃ先生
オープニング映像。
今夜のゲストはトラウデン直美さんと、現役保育士のてぃ先生。
増え続ける不登校について。昨年度も、小中学校で不登校の子供は過去最多となった。彼らに学校へ行きづらくなってしまった理由について聞いてみると、およそ3人に1人が先生の存在を挙げている。ある中学生のケースを取材した。中部地方で暮らす、中学2年生の小山隆君。隆君が学校へ行きづらいと感じたのは、小学3年生のとき。授業中、担任の先生による突然の行動がきっかけだった。先生から怒られないよう常に気を使うことにした隆君。小学5年生のある日、そんな隆君の異変に母親が気づいた。隆君はこのころの担任の授業でも恐怖心を抱いていた。感情が振り回され、ずっと疲れているようになり、やがて学校に行けなくなった。文科省の調査によると、不登校の小中学生のうち、学校が先生との問題があったと把握しているケースは、僅か3%。一方不登校になった本人に聞いた文科省の別の調査では、およそ30%が先生のことで学校に行きづらくなったと答えている。不登校になった隆君に母親は登校を迫った。中学に入っても、教員への恐怖心が抜けず登校できなかった。そんな2人が頼ったのは、母親の友人から紹介された児童精神科医だった。「学校は無理して行くところではない。行けないと思わなかったら行かなくて良い」その言葉に救われたという小山さん親子。
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不登校について。家では好きなことをと言われ、隆君が探したのはオンラインのフリースクールSOZOWだった。小学4年生から中学3年生までの600人が参加している。子供たちが自ら学ぶテーマを選ぶなど、自主性を重んじた探求活動に力を入れている。この日のテーマは「平安時代」。生徒の1人がクイズを用意し、スタッフの司会のもと、子供たちはチャットで回答を寄せていく。また週に1回ほどメンターと1対1の時間も設けられ、学校の先生とは異なる雰囲気に隆君も心を開いていく。不登校を減らすには、先生による集団一斉指導など学校の在り方を変える必要がある。
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不登校について。文科省の最新のデータ。不登校の小学生に行きづらいと感じたきっかけの1位は「先生のこと」。いじめが原因というのが5番目ぐらいにランクインしていた。NPOが行った別の調査。不登校の子どもの保護者向けアンケートも1番多かったのが「先生との関係」。保護者は「先生がいつもピリピリしていた」「先生が忙しすぎて大変さが子供にも伝わっている」という。現役保育士・てぃ先生は「まず大前提として、現実的には教職員は身を粉にしてやっている。先生が悪いと片づけるのは良くない。昔は親以外の頼れる大人が複数いた。それが核家族化や色々な要因によって、今の子供たちは先生か自分の親しか頼れる人がいない」、トラウデン直美は「私も先生に苦手意識があった。今思えば新任の先生で一生懸命だったんだろうと思うが、当時の私はなぜそんなに怒っているのかと思っていた。学校にも相談できる先生が何人かいると良いと思う」とスタジオコメント。
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不登校について。振り返ると色々な見方ができるが、子供時代は広い目線で見ることはできない。現役保育士・てぃ先生は「親御さんは子供にアドバイスをするが、親御さんも実際の学校の様子を見ているわけではない。親からすると軽いアドバイスもその子にとってはできない。余計できない自分が積み重なると、親の優しさがプレッシャーになる。親御さんが学校の先生と話す機会持つのはベター。ヒアリングから入るのが大事。昔は先生へのリスペクトがあったが、親御さんも先生への不信感がある。親が先生を評価している。親が子供に先生の批判をすると、子どもは余計に行きたくなくなる」とスタジオコメント。
年収の壁について。石破総理が28日行う所信表明演説で、103万円の壁の引き上げを明言することが分かった。地方自治体からは税収が減るとして懸念の声が上がっているが、これにどう答えるのだろうか。27日講演を行った国民民主党の玉木雄一郎代表。玉木代表が流行語大賞と自賛した年収103万円の壁。石破総理が出席した地方創生の会議でも。103万円の壁の引き上げは、所得税や住民税が課されない非課税枠の引き上げを意味する。税金がかからない枠が増えることで、納税者は手取りのアップが期待できる一方、地方は税収の減収につながることから、全国の知事から懸念の声が相次いでいる。おととい、鳥取県の平井伸治知事は「財源について国がちゃんと考えろと言いたい」と述べた。子育て予算の半分がすっ飛んでしまうと語気を強めた平井知事。鳥取県の試算では、国民民主党の主張のとおりに年収の壁を103万円から178万円に引き上げて、ガソリンの減税も行った場合、合わせて94億円の減収になるという。県民はどう考えているのだろうか。石破総理は28日の臨時国会で103万円の壁の引き上げを表明し、地方の減収についても「今後検討を進める」などと訴える見通し。
元ブラジル代表・カカなど超豪華スーパースターたちが日本に集結。ダイヤモンドカップ・オブ・レジェンド:ワールドレジェンズ4−3Jクラシックス(ニッパツ三ツ沢)。世界や日本のレジェンドたちが一夜限りの豪華な競演を見せてくれた。
レギュラーシーズンを通じて最も劇的なサヨナラ打を放った選手を表彰する・スカパー!サヨナラ賞。その年間大賞が発表された。セリーグからはヤクルト・長岡秀樹の左中間を破る逆転サヨナラタイムリー2ベース。パリーグからはロッテ・小川龍成の意表を突くバントヒットで自身初のサヨナラタイムリー。
日本ハム監督・新庄剛志(BIG BOSS)の現役時代のユニークなサヨナラシーンの映像。1999年、敬遠球をサヨナラ安打。2004年、走者を追い越しHRがヒットに。
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バスケットボール世界最高峰の舞台。NBA定着を目指すグリズリーズと2WAY契約・河村勇輝は4得点9アシストの活躍。ブルー109−108ハッスル。
全国の気象情報を伝えた。
エンディングの挨拶。小川キャスターが「各地で乾燥した状態が続きますので、火の元にはくれぐれもご注意ください」と視聴者に呼びかけた。
「よるのブランチ」の番組宣伝。