- 出演者
- 檜山靖洋 首藤奈知子 三條雅幸 副島萌生 近藤奈央 小野文明
オープニング映像と挨拶。
気象庁によると前線の活動が再び活発になっている影響で九州を中心に昨夜から発達した雨雲がかかり続けている、午前6時までの1時間には熊本県が西原村に設置した雨量計で95ミリの猛烈な雨を観測した。また、宮崎県が設置した雨量計で69ミリの非常に激しい雨を観測した。熊本県では発達した積乱雲が次々とつらなる線状降水帯が発生して、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水が発生する危険性が急激に高まっているとして、気象庁は午前6時29分に顕著な大雨に関する情報を発表し安全を確保するよう呼びかけている。これまでの雨で、熊本県と福岡県などで土砂災害警戒情報が出されている。また、福岡県と宮崎県では氾濫の危険水位を超えている川 がある。熊本、福岡、の一部地域では、避難指示が出されている。前線は、明日は九州に停滞する見込みで九州や山口県ではあすの昼前にかけて、局地的に雷を伴って1時間50ミリ以上の激しい雨の恐れがある。このため、九州ではこのあとも線状降水帯が発生し急激に雨量が増え、災害危険度が急激に高まる可能性がある。明日朝までに降る24時間雨量はいずれも多い所で九州北部で250ミリ、九州南部で200ミリ。明後日朝にかけては九州南部で100~150ミリ、九州北部で50~100ミリ。九州ではこれまでの雨で地盤が緩んでいるところがある。土砂災害や低地の浸水・氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や突風に十分注意するよう呼びかけている。
マイナンバーカードをめぐる一連のトラブルを受けて、今年秋までをめどに取得者向けの専用サイトで閲覧可能な全データの総点検を実施するという。河野デジタル相はNHKの日曜討論で「徹底的にやることが大事。おしりありきではなくて。点検をやる方を優先した日程にせざるを得ない」と述べた。こうした中、衆院ではあさって、河野デジタル相など出席、デジタル政策など審議、衆院特別委で閉会中審査。与党側はトラブルの原因や対策、政府は丁寧な説明を求め国民の不安払拭につとめたい考え。野党側は拙速にカード普及を進め、混乱を招いている、政府の責任をただす方針。来年秋に健康保険証・マイナカード一体化、政府の方針めぐっても与野党論戦の見通し。一方、参院では今月下旬閉会中審査を行う方向で調整。
来日しているパキスタンのブット外相がNHKの単独インタビューに応じ先月、ロシアから原油の輸入を始めたことについて、あくまでも国内のエネルギー危機に対応するためだとした上で、経済の混乱が続く中、ロシアとの関係強化は必要だという考えを示した。ブット外相は今日、林外相と会談を行ったあと、午後には岸田首相を表敬訪問する予定。
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1973年6月にオープンした中野サンプラザは、建物の老朽化などにともない、きのう、山下達郎のライブを最後に閉館した。閉館のセレモニーでは、サンプラザ中野くんが感謝の言葉を述べた。駆けつけた多くの人々に見守られながら、50年の歴史に幕を閉じた。中野サンプラザは来年から解体される予定で、跡地には、7000人が収容できるホールや商業施設などが入る高層ビルが建設され、2028年度に完成予定だ。
NECは、独自に開発した“国産”の生成AIを7月から企業向けに提供することがわかった。日本国内にあるデータセンターを使い、機密性や重要性の高い情報の管理ができるようにし、企業や官公庁への提供も検討している。NECの他にもソフトバンクなども生成AIの開発に乗り出している。
今の高校3年生を対象にした企業の求人がスタートした。この春3月末時点の全国の高卒者の求人倍率は3.19倍と、前年比0.6ポイント高く、統計を取り始めた昭和63年以降過去最高。背景には深刻な人手不足がある。企業の間では高卒人材の採用を強化する動きが活発になっている。
積水ハウスグループは、「技能工」社員で、高卒と専門学校卒の採用を、来年度は今年度よりも2倍以上拡大し95人とする計画。高卒の社員の初任給を2年連続で引き上げ、来年度からは19万5000円とし、待遇改善も進めている。キリンビバレッジは、これまで行ってこなかった高卒人材の採用を、来年春から新たに始めることにしている。
広島市東区にある、私立広島桜が丘高等学校。今年4月、副校長に就任したのが、桐原琢さん24歳。授業では、社会科の公共を教える一方、ホームページ作成といった広報活動など、学校運営も任されている。桐原さんは教育系ユーチューバーとしても活動。これまで、大学受験に役立つポイントなどを教える動画をアップしてきた。周りに合わせる形で高校生活を送っていた桐原さん。自分が本当にやりたいことを見つけられず後悔していた。大学では、教育に携わりたいと、動画制作・配信を始めた。続けていくうちに、高校生がやりたいことを実現できる環境を作りたいと考えるようになった。当時、高校では生徒主体の活気のある学校を目指し始めたところで、桐原さんの動画での活動を知り、副校長として迎えた。生徒主体の学校づくりのため、校訓を「誠実 勤勉 感謝」から「自考自創」に変えた。自ら考え、成りたい自分をつくるという意味。生徒たちが自分の意見を持って話し合えるよう、多くの授業でグループワークの時間を増やすなど工夫している。さらに、定期テストを廃止、成績のつけ方も変えた。授業の終わりには、生徒自身に授業にどのように取り組んだかを記入してもらう。生徒の自己評価を元に、勉強に取り組む姿勢や単元ごとに行う小テストなどで、総合的に評価するように変えた。生徒が着実に知識を身につけられることを目指している。桐原さんは、生徒会の顧問もしている。今回初めて、生徒会が全校生徒から集めた要望を学校側に提案することにした。今回は、校内にアイスの自販機やコンビニを導入できないか提案した。自分たちの考えを自分たちなりの言葉で校長に直接伝えた。生徒が自ら考え、将来を探せる環境づくりを目指して、若き副校長が学校づくりに取り組んでいる。
大谷選手が3年連続となるMLBオールスターゲーム2023への二刀流での出場が決定した。去年の出場ではバッターに専念していた。エンゼルスのネビン監督は起用法について、大谷選手がやりたいことを全面的に支持するなどと話した。オールスターゲームは12日マリナーズ本拠地シアトルで開催される。
エンゼルス 大谷選手は8回第4打席で2試合ぶりとなる31号HRを放った。打球速度は185.7キロ、飛距離138.3mであった。試合は5対2でエンゼルスが勝利し、連敗を4で止めた。