- 出演者
- 檜山靖洋 首藤奈知子 三條雅幸 渡部圭司 今井翔馬 近藤奈央 是永千恵
オープニング映像と挨拶。
5年前のきょう令和元年5月1日、日付が変わると同時に天皇陛下が即位、元号が平成から令和にかわった。天皇陛下は皇后さまとともに上皇ご夫妻から受け継いだ毎年恒例の行事で各地を訪問するなどして国民との触れ合いを重ねるとともに令和元年末には台風などによる豪雨で大きな被害を受けた宮城県と福島県を、ことし3月と4月には能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県を訪問し被災した人たちを見舞った。しかし新型コロナウイルスの感染拡大という事態が起き、恒例行事への出席に伴う地方訪問が3年近くできなくなるなど人々と直接触れ合う機会が失われ皇室の活動は縮小を余儀なくされた。こうした中天皇陛下は皇后さまとともに直接訪ねることがかなわない場所へのオンライン訪問を重ね人々とのつながりを築いた。おととし9月には即位後初めての外国訪問としてエリザベス女王の国葬に参列するため英国を、去年6月にはインドネシアを公式訪問するなど国際親善にも尽くしている。行動制限の緩和で飲食を伴う公式行事が感染防止策を取りながら徐々に再開される中伝統的に西洋料理のコースが提供される外国からの賓客との昼食会では日本の文化を知ってもらいたいという両陛下の発案で去年の秋から和食の前菜などが出されるようになった。また、宮内庁に広報室が新設、先月からSNSを活用した情報発信に乗り出すなど皇室に関する正確な情報を積極的に発信していくための新たな取り組みも始まっている。
岸田総理大臣はきょうから6日間の日程でフランス、ブラジル、パラグアイの3か国を訪問するためこのあと政府専用機で羽田空港を出発する。最初に訪れるフランスでは、日本がことし議長国を務めるOECDの閣僚理事会に出席して演説することにしている。演説では自身が掲げる新しい資本主義の取り組みを説明、自由で公正な経済秩序を維持強化する重要性を訴える方針。また生成AIを巡って活用の推進と課題の解決に向けたルール作りを議論する国際的な枠組みの創設を表明する方向で調整を進めているほか気候変動など世界的な課題に対して日本が積極的に貢献する姿勢を示すことにしている。さらにマクロン大統領とのワーキングランチに臨み、安全保障や経済分野での協力、それに人的交流の推進を確認する見通し。その後、G20のことしの議長国ブラジルやパラグアイを訪れ首脳会談を行い、経済連携について意見を交わすことにしている。ブラジルでは日本の総理大臣として10年ぶりに中南米諸国との関係強化に向けた政策スピーチも行う予定。
イタリアで行われているG7の気候、エネルギー、環境相会合。温室効果ガスの削減対策が取られていない石炭火力発電を2030年代の前半までに段階的に廃止することなどで合意した。現地からのリポート。ヨーロッパ各国は廃止期限を求めたが、日本は慎重な姿勢を示す。着実に削減を進める国には期限は求めない形になった。会合では再生可能エネルギーの導入拡大へ、電力がためられる設備などの拡充も課題になった。蓄電池などの活用で2030年までに電力貯蔵量を今の6倍以上に増やすことでも合意。
取材に当たった社会部の杉本志織記者の解説。虐待を受けた子どもたちの声を社会ですくい上げていく、このためには何が必要なのだろうか。まず声を上げたくても上げられないという子どももいる一方で、虐待を受けていると認識できていない子どもも少なくないということ。国は児童相談所や学校のほか24時間応じる子ども専門の電話相談やLINEでの相談窓口なども活用してほしいとしているが、子どもたちの現状を踏まえるとこれだけでは十分とはいえない。一方で宗教に関する話となると、なかなか本人も話しづらく信教の自由がある中で周りの人たちも踏み込んで聞きづらいという感覚がある中で苦しみを抱える子どもたちをどう支えていけばいいだろうかについて。国や専門家によると宗教の信仰があるなしにかかわらず子どもたちが置かれた状況や気持ちを子どもの側に立って理解しようとする姿勢が重要だということ。学校生活になじめていない、葛藤している様子があるなど子どもたちが発するサインに気付いて一歩踏み込んで対応できるよう私たちもこの問題について理解を深めていく必要があると思うなどと解説した。
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日本時間の昨夜、ベルギーのブリュッセルで行われた閣僚級会合。日本からは松本総務相と河野デジタル相、EUからはブルトン委員が出席した。会合ではビヨンド5Gの研究開発をさらに強化していくことや、G7広島サミットで立ち上げた枠組み・広島AIプロセスを各国に呼びかけること、それにネットの儀情報や誤情報対策を定期的に協議する場の立ち上げなどを柱とした共同声明をまとめた。松本総務相は充実した意見交換ができたとコメント。
自民党の渡海政務調査会長は就任以来初めての外国訪問としてシンガポールを訪れ、きのう、ヘン副首相と会談した。この中で両氏は、日本とシンガポールが外交関係を樹立してから再来年で60年を迎えることを念頭に、科学技術や安全保障などの分野で連携強化を図る考えで一致した。特に科学技術の分野では、ASEAN各国との協力関係も深めていくため、研究者同士の交流や国際的な共同研究を促進していくことを確認した。さらに各国の研究者らが実際に共同研究などを行っている拠点も視察した。渡海政調会長はこの後、インドネシアを訪問し政府や議会の関係者らと会談する予定で、ASEANを重視する政府の外交を与党の立場から後押ししたい考え。
昨年度国内で販売されたEV台数は7万6000台余り(前年度比約3000台増加)で全体の占めるシェア1.6%(伸び率+0.01ポイント増加)。背景としてインフラ整備の遅れ、価格の高さがある。調査会社のマークラインズによると米国で去年販売されたEVのシェアは7.3%(伸び率+1.7%ポイント増加。前年は+2.4%増加)。背景にあるのはEV需要の一巡。アーリーアダプターによる購入が一巡したという。中長期的にはEVの需要は増えるとの見立てを日本の各社は持っていて、トヨタ自動車、ホンダも北米でのEVの生産体制の強化を打ち出している。
29日の円相場は円安が進み一時160円台をつけたが、急に円高方向に動く場面があった。政府日銀が介入を明言しない「覆面介入」ではないかとみられているは、東短リサーチは「覆面介入」の規模が5兆円ではないかと推計している。日銀はきのう当座預金の統計を発表したが、その内容から市場介入のために金融機関から政府に移動する資金がだいたい5兆円ではないかと分析できるという。市場介入の有無や規模について、正式には財務省が今月末に発表する統計で明らかになる。
帝国データバンクによると今月値上げされる食品は417品目で前年同月の837品目の半分。コーヒーやペットボトル入りの水など「酒類・飲料」が最も多く全体の6割余りを占めたほか、オリーブオイルを含む「原材料」では値上げ率が50%を超えるケースも目立つとのこと。
株と為替の値動きを伝えた。
楽天対ソフトバンク。ソフトバンクは2回、山川が6号ソロを放ち先制。3点リードの5回には柳田悠岐が2試合連続となるホームランを放った。先発の有原航平は緩急をうまく使い、8回を投げ2塁を踏ませない好投。ソフトバンクが8対0で勝利。
その他の試合結果と順位を紹介。ロッテは先発の佐々木が7回を投げて無失点。3勝目をあげた。阪神は3連勝。セ・リーグは首位阪神と2位巨人のゲーム差は2.5。パ・リーグは首位ソフトバンクと2位の日本ハムのゲーム差は3.5。
初めてちょんまげ姿を披露した新小結・大の里。夏場所へ意気込み、被災した地元石川県への思い、20歳未満の力士との飲酒で処分を受けたことに対する反省を語った。
為替と株の値動きを伝えた。