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- 南利幸 井上二郎 赤木野々花
米・ミシガン大学は消費者が物価の見通しをどう予想しているかを毎月調査している。11日に発表された今月のデータによると、1年後の物価上昇率の見通しは6.7%で前月を1.7ポイント上回った。また5年後の物価上昇率の見通しは前月より0.3ポイント上がり4.4%だった。が発表した米労働省が発表した消費者物価指数上昇率は2か月連続で前月を下回ったが、今回の調査では関税政策によるインフレの再加速への懸念が反映された形となった。
政府はコメの輸出量を5年後に現状の7.5倍、35万3000トンまで増やすことなどを盛り込んだ、新たな農業政策の基本計画を閣議決定した。
鹿児島・知名町は誕生して約80年だが、半年前までは女性が立候補したことさえなかった。男性議員が女性候補の掘り起こしを行った結果、去年8月に初の女性議員が誕生した。町の非正規職員などをしていた知名町議会長山美香さんは地縁・血縁の強い離島で表立った支援は受けられなかったそうだが、結果はトップ当選となった。長山さんが大事にしているのは生活者の声を拾うことで、生活の現場に足を運んで困り事などを聞き取っているそう。長山さんはいずれ女性議員が特別ではなく自由に発言できる町になればなどと話した。
5日、カンボジアで中国の支援を受けた海軍基地の拡張工事が完了し、式典が開かれた。リアム海軍基地は日本のシーレーンなどにも近いため戦略上の要衝となっているが、支援の見返りに中国の軍事利用を認める合意をカンボジア政府が結んでいたとして米政府が懸念を示している。
ネパールにはクマリと呼ばれる生きる女神がいて、幼い少女から選ばれるが願いを叶えたり病気を治すなどの不思議な力があると信じられているそう。カトマンズで毎年行われるインドラジャトラ祭ではクマリが山車に乗って街中を練り歩き人々に祝福を分け与える。クマリはネワール族の少女から選出されるが、幼い頃に家族や社会から切り離されてクマリの館で暮らさなければならなくなる。思春期を迎えるころまで生きる女神として館の中で儀式を執り行ったり、人々に祝福を分け与えて過ごすそう。元クマリの女性は古都パタンのクマリを9年務めたそうだが、人々に敬愛される経験は特別だが一方で学校に通ったり外で友だちと遊べない状況には戸惑いもあったそう。また身の回りの世話をすべて周囲の大人がやっていたため務めを終えた後に社会に戻るのは簡単ではなかったそう。女性は現在外資系企業で働いていて、クマリ引退後に大学を卒業するなどキャリアを積み重ねている。
女性のもとには後に続こうと若い世代の元クマリの女性たちが相談に訪れている。この日相談に訪れた2人の元クマリの女性は館で教育を受けることはできたものの社会復帰に苦労しているそう。8年前に務めを終えたという19歳の女性は現在大学生。今後は大学院に進んで経営を学び、自分のビジネスを立ち上げたいと考えているそう。現在クマリは教育を受けられるようになったり、家族と過ごせるようになるなど待遇が改善されつつあるとのこと。
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