- 出演者
- 高井正智 森下絵理香 山内泉 晴山紋音
オープニング映像
防衛装備庁には次期戦闘機の開発を担う企業の担当者が集まり、防衛装備庁の担当者と連日打ち合わせを行っている。日本がイギリス・イタリアと共同開発する次期戦闘機について、両国から日本に対し輸出を可能とするようルールの見直しが求められ、自民党は輸出ができなければ開発に向けた3ヶ国協議でも不利になるなどとし、輸出を可能にしたいとしてきた。自民党と公明党の実務者の協議は去年夏には容認する方向で一致していたが、その後公明党から幹部を中心に慎重な意見が相次いで協議が難航し、今日の自民党の会合では一部議員から「公明党との連立を解消すべきだ」などの声が出た。今日、自民公明両党は輸出の容認で合意し、輸出にあたっては政府が示す歯止めを設けることになった。政府が輸出を可能とする場合に加え、実際に戦闘機を第三国に輸出する際にも閣議決定するとし、対象を次期戦闘機に限り、輸出先を日本が防衛装備品の輸出などに関する協定を結ぶ国に絞り、戦闘が行われている国には輸出しないとしている。
次期戦闘機の輸出にあたって政府は歯止めを設けるとした。専門家は輸出対象が次期戦闘機に限られたことを考えれば一定程度の歯止めとなり、公明党は国民の理解なしに戦闘機の輸出を簡単に認めるわけには行かないとの慎重な立場から自民党は公明党の理解を得るために様々な歯止めを設けることとなった等と話した。野党からは戦闘が行われている国に輸出はしないとあるがなんの歯止めにもならないとの指摘が出ており、与党内にも輸出によって思わぬ国から敵視されないようにしなければならないとの声が出ている。専門家の間でも輸出容認について賛否が分かれている。自民・公明が行為したことで政府が意思決定をすれば国会審議を通さずに輸出は可能になる。今後開発が本格化し配備は2035年までを目指しているため、実際に輸出するかは時の政権の判断となる。
ホンダと日産自動車は協業に向けて戦略的パートナーシップの検討を始める覚書を結んだと発表した。日本勢が出遅れているEVなどの強化を進める狙い。EVではアメリカのテスラや中国のBYDが先行しており日本メーカーのシェアは大きくない。ホンダと日産は電動化の分野で部品の共同調達や基幹部品の共同開発に向けた検討を進める。ホンダは北米市場に強みをもつ一方、日産はヨーロッパにも生産拠点をもち両者は補完関係にある。
政治資金問題に関する説明が不十分だときょうも国会で追及する野党側に対し、岸田首相は来週の政倫審の弁明も踏まえて党として関係者のさらなる聴取を行うか判断する考えを示した。さらに聴取を行うか判断する対象となる関係者に森喜朗氏を含めるよう求められ、関係者には入るものと認識している、その上で対応を判断するなどと述べた。立憲民主党はきのう審査会に出席した3人について、明確な説明を行わなかったとして証人喚問を行うよう求めた。これに対し自民党は持ち帰って検討する考えを示した。一方、懇親会にダンサーを呼んだことについて岸田首相は、組織運動本部で事実確認したうえで事案を整理し取りまとめなければならないなどと述べた。また収入を基準とした配偶者手当については今後も労使に対し見直しを促し続けたいなどと述べた。
大統領選挙の投票は時差に合わせて極東から西に順に行われている。立候補者は4人で、プーチン大統領以外の3人は政権に協力的な政党の幹部で、ウクライナ侵攻を批判した人は立候補が認められず、反体制派指導者のナワリヌイ氏は先月死亡した。ロシアは一方的に併合を宣言したウクライナの4つの州などでも選挙だとする活動を強行し、ウクライナ外務省は選挙に参加しないよう呼びかけている。プーチン大統領は投票率70%、得票率80%を目指しているとされ、軍事侵攻を含め国民の信任を示したい考えとみられる。対立候補を排除しての選挙に現地では選択肢がないなどの声が聞かれる一方で、混乱だけは回避したいとの世論を拝啓にプーチン氏の圧勝が確実視されている。その中で政権側が木にしているのは投票 率で、多くの国営企業では投票に行くよう社員を監視し、圧力をかけているとも伝えられているとのこと。
北陸新幹線があす延伸開業する。敦賀駅はあすからは各地を結ぶ拠点駅の役割を担い、特急サンダーバードや特急しらさぎなども敦賀が発着となる。地震で大きな被害を受けた名物再開に向けた動きもあり、来週から金沢で予定されている出張輪島朝市の開催へ向けて最後の会合が開かれた。
政府は技能実習制度を廃止して新制度を創設することを柱とした出入国管理法などの改正案を閣議決定し、国会に提出した。育成就労制度では「特定技能1号」の水準にまで育成するとしていて、受け入れる職種は特定技能制度と同じ分野に限定されるとのこと。
韓国の空港に到着した大谷翔平の後ろには球団が公式SNSで大谷の妻と紹介した女性の姿もあった。メジャーリーグでは開幕戦などの節目の試合に家族を帯同させることもあり、大谷もこのタイミングに合わせて初公開したとみられる。一方開幕2戦目に登板予定の山本由伸も韓国に到着しファンの声援に応えた。
全国の気象情報が伝えられた。
きょうは暖かかったが来週には寒さが戻ってきそうなどと話された。