- 出演者
- 糸井羊司 副島萌生 晴山紋音
オープニング映像とオープニングの挨拶。
きょう、全国で最も気温が高くなった栃木県佐野市。国内の過去最高にあと0.1度まで迫る記録的な暑さになった。また静岡県浜松市船明と、群馬県館林市で40.2度、群馬県伊勢崎市で40.1度、埼玉県熊谷市と茨城県古河市で40度ちょうどと、各地で命に関わる危険な暑さになった。1日に6つの地点で40度以上を観測したのは、おととし7月1日以来。関東甲信と東海、近畿、中国地方、四国、九州北部、九州南部では、この先1か月程度は、暖かい空気に覆われて気温が高い状態が続く見込み。
ことし、日本が議長国を務めるクアッドの外相会合。会合では、海洋進出を強める中国などを念頭に、力による一方的な現状変更の試みに強く反対し、海洋秩序の維持強化に向けて連携していくことで一致した。また、4か国が共同で地域の課題解決に取り組む方針も確認し、サイバーセキュリティーやオープンRANと呼ばれる通信ネットワークの整備、海上での法執行能力の構築などを支援していくことになった。
米国・ブリンケン国務長官はオースティン国防長官と共に、岸田総理大臣と面会した。防衛省は、去年緩和された防衛装備品の輸出ルールに基づき、国内で製造した地上配備型の迎撃ミサイル、「PAC3」を米国に移転する契約を結んだ。ウクライナへの支援によって、米国の迎撃ミサイルが不足していることが背景にあるという。PAC3は日本では20年近く前から国内企業が製造しているが、ライセンス元の国に完成品を移転する初めてのケースになる。木原防衛相は「引き続き防衛装備品、移転の推進に取り組んでいく」とコメント。
内閣府は財政の健全性を示す指標「基礎的財政収支」が目標とする来年度に黒字になるという見通しを初めて示した。基礎的財政収支は、政策に充てる経費を借金に頼らず、税収などでどれだけ賄えるかを示す指標。バブル景気直後の1991年度は黒字だったが、その後は赤字が続いている。この黒字化は、2001年、いわゆる骨太の方針で、初めて財政健全化の目標として掲げられた。その後、目標年度を2011年度に定めたが、リーマンショックによる税収の減少などで先送りに。さらに、消費税率の10%への引き上げの前年には、税収の増加分の一部を子育て支援などに回すことが打ち出され、目標は2025年度へと再度先送りされていた。そしてきょう、内閣府は、その2025年度に8000億円程度の黒字になるという試算を示した。黒字の見通しが出たのは初めて。物価の上昇などに伴い、昨年度の税収が上振れたことなどで、収支が改善すると見込んだためだが、来年度予算で想定以上に歳出が膨らむなどした場合には、赤字となる可能性もある。
パリオリンピック、柔道男子66キロ級決勝。阿部一二三選手が金メダルを獲得。妹の詩選手は2回戦で敗退となった。母校の柔道部の後輩たちも喜んでいた。
パリオリンピック、スケートボード女子ストリート。14歳の吉沢恋が金メダル、15歳の赤間凛音は銀メダルを獲得。吉沢選手の強さの秘けつはトランポリンだという。体幹やバランス感覚を鍛えたという。
スケートボード男子ストリートには大会連覇を目指す堀米雄斗選手、14歳の小野寺吟雲選手、2大会連続出場の白井空良選手が出場する。
パリオリンピック、フェンシング男子エペ個人で加納虹輝が金メダルを獲得。フェンシング個人種目で頂点に立つのは、日本選手として初めて。加納選手は「感極まるくらい本当にうれしかった」とコメント。
パリオリンピック、競泳男子400m・個人メドレー。松下知之が銀メダルを獲得。松下選手は「夢みたいな感覚」とコメントした。
パリオリンピック。あす未明から行われる体操の男子団体の決勝。目指すのは2大会ぶりの金メダル。内村航平さんは、橋本大輝選手がのしかかる重圧とどう向き合えるかがポイントになると見ている。内村さんが注目選手に挙げたのが、岡慎之助選手。初出場の20歳。予選では、エースが不調の中で躍動。すべての種目で安定した演技を見せ、チームに勢いをもたらした。
文部科学省が毎年、小学6年生と中学3年生を対象に行っている全国学力テスト。ことしはおよそ186万人が国語と算数数学のテストに参加した。小中学校ともに、思考力や表現力が必要な問題のほうが平均正答率が低く、特に算数と数学では20ポイントから30ポイントほど、下回っていた。
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今回の学力テストは、グラフなどから問題の解き方を考えさせて、それを記述式で説明させるという問題もあって、正答率が特に低かったという。ただ、答えを書かない無回答の割合は以前より減っていて、問題に取り組む姿勢は見られるとしている。文部科学省の担当者は「児童や生徒が自分の考えを説明し合う授業を行うなど、思考力、判断力、表現力を育てていく必要がある」としている。
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全国学力テストと合わせて実施された生活習慣などに関する調査では、勉強時間の減少傾向が続いていることも浮き彫りになった。学校の授業以外の勉強時間を聞いたところ、平日では「30分未満」、もしくは「全くしない」という回答が、小学校で18%、中学校では17%と、年々増え続けている。SNSや動画を視聴する時間やゲームをする時間が1日当たり「3時間以上」、もしくは「4時間以上」という回答は、前回から横ばいか、少し増える傾向にあった。学校以外での勉強時間が少ない人や、ゲームをする時間が長い人ほど、学力テストの平均正答率が低い傾向にあった。ただ文部科学省は「勉強時間の減少傾向が学力の低下につながっているかどうかは、より詳しい分析が必要だ」としている。
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民事裁判の判決のデータベース化を議論している法務省の検討会は、情報管理機関に指定された非営利の法人が、判決を集約し、個人情報を匿名にしたうえで、利用者に有償で提供するなどとした報告書をまとめた。データベース化されるのは、今後、電子データで出される判決で、これまでの判決は対象にならないという。法務省は早ければ今年度中に新たな法案を国会に提出し、2026年度からの運用開始を目指している。
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旧優生保護法を教訓に、障害者などへの差別や偏見をなくしていこうと、政府は対策推進本部の初会合を開いた。岸田総理大臣は、これまでの国の障害者関連施策を点検するなどしたうえで、改善策の検討を進め、新たな行動計画を取りまとめる方針を明らかにした。
全国の気象情報を伝えた。
京都市内の映像を紹介。夜も気温が高いので冷房を使って涼しくして過ごしましょうと話した。
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