- 出演者
- 糸井羊司 副島萌生 晴山紋音
オープニング映像とオープニングの挨拶。
遺族厚生年金は、厚生年金に加入している会社員などが亡くなった際に、配偶者らに年金が支給される制度。18歳以下の子どもがいない人の場合、60歳未満で受け取る際の要件に男女差があり、女性は夫が亡くなった時点で30歳未満の人は5年間、30歳以上の人は生涯受け取れる一方、男性は、妻が亡くなった時点で55歳未満の人は受け取れず、厚生労働省は、共働き世帯が中心となっている実態にそぐわないとしている。厚生労働省がきょうの審議会で示した男女差を解消する案では、配偶者が亡くなったときに60歳未満の人について、男性も年齢にかかわらず受給できるようにし、期間は男女ともに5年間とするとしている。ただ、今も男女の就労環境には差があることから、妻の受給期間の5年間への短縮は、段階的に20年以上かけて行うとしていて、受給中の人や現在、40代以上の女性は影響を受けないとしている。また、夫が亡くなった時点で40歳以上だった妻に、64歳までの間、年間およそ60万円が上乗せして支給される、中高齢寡婦加算も、段階的に廃止していく方針が示された。一方、5年間の遺族厚生年金の受け取り額を現行制度より増やす配慮措置や、年収850万円未満の人しか受け取れない収入要件の廃止も検討する方針が示された。出席した委員からは、制度改正に賛成する意見が相次いだが、受給期間を5年にするかどうかについては、今後、時間をかけて検討するよう求める意見も出された。厚生労働省はさらに検討を重ね、来年の通常国会に必要な法案の提出を目指す方針。
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新薬の開発力強化に向けて政府が開いた、創薬エコシステムサミット。大手製薬会社や研究機関、それに患者団体などが出席した。世界の医薬品市場に占める日本発の医薬品の売上高は、年々減少傾向。2014年には1割を切ったほか、新型コロナの感染拡大時には、ワクチンや治療薬の開発で海外に後れを取った。また問題となっているのが、海外で承認されている薬が国内で使えない「ドラッグ・ロス」。小児用や難病などの薬86品目で、採算性が低いなどを理由に、国内での治験が行われていないという。会合で岸田総理大臣は、2028年までに、新薬開発に携わるスタートアップ企業への民間投資額を2倍に増やし、価値が100億円以上の企業を10社以上生み出すことを目指す方針を表明した。政府は、海外の企業とも連携して、治験を行える国内拠点の整備や、ドラッグ・ロスの解消にも取り組むことにしていて、会合では、官民の連携に向けて、来年度、新たな協議会を創設する方針も確認した。
パリオリンピック、体操男子団体決勝で日本が金メダルを獲得。萱和磨選手は「諦める理由はない」、橋本大輝選手は「みんなに背中を押してもらい思いを背負って戦えた」と話した。内村航平さんは「最後まで諦めないスポーツの素晴らしさを見せつけてくれた」とコメント。
パリオリンピック、スケートボード男子ストリート決勝で堀米雄斗選手が大逆転で金メダルを獲得。2位とわずか0.1の差での連覇。堀米選手を指導したことがある林秀晃さんは堀米選手は「チャレンジしてきてすごくよかった」などと話した。
パリオリンピック。馬術では、92年ぶりとなるメダルを総合馬術の団体で獲得。団体では初めてのメダル。柔道では、女子57キロ級・舟久保遥香選手は初出場での表彰台。男子73キロ級・橋本壮市選手は日本の柔道代表史上最年長での出場で、銅メダルを手にした。舟久保選手は「もっともっと強くなりたい」、橋本選手は「柔道人生に悔いがないが残らないよう最後戦った」とコメントした。
パリオリンピック。セーヌ川が競技会場となるトライアスロン男子は、1日延期されることになった。理由はセーヌ川の水質。大会組織委員会などによると、当日の検査の結果、競技を開催できる基準を満たしていなかったという。31日の競技開始前に、改めて水質検査を行うことにしている。
日銀の金融政策決定会合が始まり、初日は、円安が物価に及ぼす影響や実質賃金のマイナスが続く中での消費の動向などについて、意見を交わしたと見られる。2日目は追加の利上げについて議論することにしている。先月は9月以降の利上げを予想する市場関係者が大半だったが、最近になって、今回、利上げに踏み切るという見方も増えてきていて、日銀の判断が焦点となる。
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先月末の時点の主食用のコメの在庫が156万トンと、前の年の同じ時期より20%減って、記録を取り始めた平成11年以降、最も少なくなったことが分かった。在庫の減少も反映して、先月、JAなどの集荷業者と卸売り業者の間で取り引きされた主食用のコメの価格は、過去10年間では最も高くなっている。農林水産省で行われた審議会の出席者からは、値上がりで消費に影響が出ることを懸念する声も上がっていた。
ことし9月に請求される電力大手10社の電気料金は政府による補助が始まることなどから10社すべてで値下がりする。使用量が平均的な家庭で前の月と比べて北海道電力が8624円、東京電力が7818円などとなり、10社すべてで値下がりする。またことし9月請求分の都市ガスの料金も政府による補助の影響で大手4社すべてで値下がりする。
深刻な不漁が続いているサンマ。国の研究機関「水産研究・教育機構」は、8月から12月までの期間に北海道から千葉県にかけての沖合に来るサンマの量や大きさの見通しを公表した。サンマの量は、低水準だった去年と同じ水準になる見込み。見込みどおりであれば、サンマの不漁はことしも続くことになりそう。
夏の全国高校野球、代表49校がすべて出そろった。札幌日大高と聖和学園は初出場。栃木の石橋、群馬の高崎健康福祉大高崎高は春夏連覇を目指す。新潟産大付は初出場。来月7日に開幕する。
全国の気象情報を伝えた。
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パリオリンピックの体操男子団体の大逆転、諦めないことは大事、ミスしたあとの切り替えがすごかったと話した。
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