- 出演者
- 小泉孝太郎 カズレーザー(メイプル超合金)
オープニング映像。
海を渡って賞賛される「NIPPONプライド」を世界各国での現地調査で人気の理由に迫る。世界各国に住む日本人が現地調査。撮影・取材・リポートをすべて担当。
インドネシア住みます芸人・そこらへん元気が取材。外食が一般的なインドネシアでは朝昼夜、屋台で食べられる。今、首都ジャカルタには100店舗以上のたこ焼き屋台があるほど馴染んでいる。インドネシアのたこ焼きには激辛のサンバルソースをかけるのが定番。タコを食べる文化があまりないので、ソーセージ・鶏肉・チーズなどを入れることが多い。たこ焼きをインドネシアに広めたのがグスティー・パンバユン第一王女。日本でたこ焼きに出会い、2007年に自らのたこ焼き店を国内にオープンした。「王女がインドネシアでたこ焼き店をオープンした理由とは?」とクイズが出た。正解は「被災者の失業対策」。王女がが協力を仰いだ日本コナモン協会が現地に出向き、作り方の指導や機材の提供を行った。
イタリア在住のERIKOが取材。イタリアでパスタに代わる食材として話題なのが「しらたき」。価格はパスタの10倍だが人気だという。イタリア人は食に超保守的だが、健康志向が世界トップクラス。しらたきはカロリーが低く、パスタが食べられない人にも救世主。パスタソースとの相性も良い。
フランス政府公認ガイドの中村じゅんじが取材。フランスで大人気の食材がカニカマ。フランスでは「SURIMI」という名前で呼ばれ大人気。1人あたりのカニカマ消費量はフランスが世界1位。ほとんどのスーパー・コンビニで売られている。1970年代後半、海外への輸出が始まると健康志向の高いフランスでヘルシーなカニカマが大ブームに。
メキシコでたこ焼き店を経営しているISSACが取材。メキシコでは近年、「マルちゃん」が国民食になっている。メキシコの即席麺市場は約8割が「東洋水産」。日本では販売されていない現地向けの味が展開されていて、エビ&ハバネロ味が1番人気。1980年代、東洋水産がアメリカに進出していて、アメリカに出稼ぎに行ったメキシコ人たちが安くて軽いマルちゃんを大量に持ち帰ったことがきっかけ。メキシコでは「マルちゃん料理」のレストランも多い。「メキシコ人の間で使われている『マルちゃん』という言葉の別の意味とは?」とクイズが出た。正解は「すぐできる」・「早い」。
VTRで紹介したしらたきカルボナーラをスタジオで試食した。
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- しらたき
ハイチュウが今、アメリカで大人気。売上は日本を超えている。「アメリカでハイチュウが人気になったきっかけとは?」とクイズが出た。正解は「メジャーリーグでの流行」。レッドソックスに所属していた田澤純一がチームにハイチュウを差し入れして、メジャーリーガーの間で人気になった。試合中継にハイチュウが映り込み認知度があがった。ブランドロゴが去年から英語表記にリニューアルした。
アメリカ在住のダンサー・かねりが取材。アメリカで今、日本の伝統玩具がブームになっている。
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- ニューヨーク(アメリカ)
アメリカで今、けん玉がブームになっている。ストリートでけん玉をする若者が増えている。かつて日本では規定技の正確さや速さを競うのが主流だったが、アメリカではダイナミックさ独創性で競う。北米けん玉オープンには約500人が出場した。アメリカにはけん玉メーカー30社以上あり、スポンサー契約を結ぶプロけん玉プレイヤーも登場。流行のきっかけとなったのは日本を訪れた有名プロスキー選手。滞在中にけん玉を気に入って2006年に販売したスキーのDVDに特典映像としてつけた。日本古来の遊び方を知る人は少なかったため、新たな技が続々誕生した。
メキシコは青空市場が定期的に開かれる。メキシコの青空市場で今、「シルバニアファミリー」が大フィーバーになっている。2年ほど前からメキシコで爆発的ブームとなっている。メキシコは古くから様々な民芸玩具が作られた歴史を持つ人形を愛する国だ。専門店・百貨店でも販売されている。動物を擬人化していることで、人種の壁を超えて愛されている。
ブラジル在住のGutiが取材。ブラジル日本移民資料館である日本のエンタメの展示を行ったところ、ブラジル人が殺到したという。ブラジルでは80年代後半に日本の特撮ブームが起こり、現在も根強い人気を博している。1番人気のヒーローが「巨獣特捜ジャスピオン」。あまりの人気に、同じ作品を朝昼夜1日3回放送した。ブラジルに特撮を広めたのは日系1世の江頭俊彦さん。経営していたレンタルビデオ店に日本から持ち込んだ特撮ドラマを置いたところ人気になったという。江頭さんは東映と契約してブラジルでの放送を開始。さらに、ヒーローショー開催したところ大ブームに。ブラジルに子ども向けの教育番組がなかった時代に「勧善懲悪」を伝えた。
「今インドで大人気の日本の『ギャグアニメ』とは?」とクイズが出た。正解は「おぼっちゃまくん」。経済成長が続いているインドに勢いがありすぎる世界観がマッチしているという。インドの放送局からの依頼でインド版の新作シリーズを制作している。今年の春以降にインド全土で放送予定。新作では下ネタギャグが封印される。
モンゴル在住のイブクロトモコが取材。ウランバートルでは日本の宮型霊柩車が「走る寺」と呼ばれ、街で見かけると縁起がいいとされている。一昔前のモンゴルでは故人の移送はリヤカーや軽トラックを使うのが当たり前だった。ある日、日本から帰国したモンゴル人力士が僧侶に「日本には走る寺があるぞ」と伝えた。2003年、日本で葬儀会社を営む荒木由光さんが立ち上がり、無償で霊柩車を提供した。日本では1990年頃から宮型霊柩車は不吉なことを連想させると捉えられるようになり、火葬場への出入りを禁止する自治体も現れた。モンゴルには仏教が迫害を受けた歴史があり、霊柩車は仏教復活のシンボルにもなった。
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- ウランバートル(モンゴル)
タイ在住のタレント・はるぴーが取材。今、タイでは空前の日本食ブーム。特にタイ人がハマっているのが料理人に注文を委ねる「おまかせ」。「おまかせ」が生まれたのは江戸時代。タイでは焼き鳥や焼肉、ラーメンでもおまかせがある。
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- NIHONMACHIバンコク(タイ)
イギリス在住のエミママが取材。ロンドンは交通渋滞のひどさが世界でもトップクラス。今、イギリスで日本のママチャリが人気。イギリスでは大気汚染対策や運動不足解消のため、専用レーンを設置するほど自転車利用を推奨している。これまではロードバイクが主流だったが、近年、ママチャリ文化が浸透している。ママチャリは女性が乗りやすいようにした商品だった。イギリスでは自転車の盗難が多く、安い中古のママチャリを日本から輸入して認知されるようになった。
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- ウェストミンスター(イギリス)
人口世界4位のインドネシアは1年で約450万人の子どもが誕生する。1990年の乳児死亡率は6%だった。母子手帳は日本の発明品で、インドネシアでは母子手帳の普及で適切な医療が受けられるようになり、子どもの死亡率改善の手助けになっている。1986年、JICAの母子健康千モカとしてインドネシアに赴任した中村安秀さんはインドネシア版母子手帳開発プロジェクトを始めた。インドネシアの母子手帳は一目で分かるようにイラストが多めだ。母子手帳の貢献もあり、インドネシアの子どもの死亡率は30年間で大きく改善された。母子手帳は現在、52の国と地域で使用されている。
ヒンディー語YouTuberのMayoが取材。インドのスーパーでは日本の爪切りが売られている。インドでは今、「貝印」の爪切りが人気。貝印は刃物の街・岐阜県関市で生まれた刃物メーカー。もともとインドでは爪への衛生意識にはバラつきがあり、2019年お調査では爪切りを持っている世帯は40%未満だった。コロナウイルスの蔓延で、貝印は農村部を中心に爪切りを無償配布し、爪を清潔に保つ大事さを伝えた。すると、2020年の売上は前年比の約5.6倍になった。爪が飛び散らないケースがついていることも人気の理由。「手で食べるインド人向けの爪切りの機能とは?」とクイズが出た。正解は「爪の中を掃除するピック」。
教育に力を入れているフランスは3歳から義務教育が始まり、効率教育機関の学費の大部分を国が負担してくれる。フランスの学校ではボールペンで書く文化があり、日本の消せるボールペンが重宝されている。50年前、パイロットが温度で色が変わるインクを開発。そのインクを応用して摩擦熱で色が変わるペンを開発した。これをみたフランス支社のpマーケティング担当が透明に変わるペンが作れないかと提案し、30年の研究開発と1000種類以上のテストを経て2006年にフリクションが誕生した。日本より先にフランスで販売された。