- 出演者
- 矢内雄一郎 大浜平太郎 片渕茜 平出真有 中原みなみ 井野鉄兵 北村滋
経済情報(NY株式)を伝えた。
岡三証券NYの長阪さんを紹介。アメリカでは今週も小売各社の決算が続いている。2025年から所得上位層と下位層で消費行動や支出額の差が拡大するK字型経済が続いているが、市場ではC字型やE字型経済といった新たな概念も議論されている。C字型経済はヒルトン・ワールドワイドのナセッタCEOが決算発表で提示した考え方で優遇税制や規制緩和、AI投資の進展などを背景にK字型の2極化が終息し、低・中所得層の購買力が回復することで、よりバランスのとれた成長が実現する局面を指す。一部の投資家は現状をE字型経済と位置づけていて、K字型経済をさらに細分化した概念。
マーケット(為替、金利、商品)の動きを伝えた。
北村さんのプロの眼。テーマは「経済安全保障とM&A」。北村さんは日本の情報機関の要である内閣情報官と外交安全保障政策の司令塔である国家安全保障局長を兼任された。2025年のM&Aの総額が55兆円を超える過去最高の状況。記憶に新しいのはセブン&アイとカナダのアリマンタシォン・クシュタール、芝浦電子とヤゲオ。それぞれ結果は異なったが、大きな注目を集めた。牧野フライスとMBKパートナーズについては当局によって中止勧告が出された。M&A市場が地政学と無関係ではあり得ない。日本企業を狙う外資によるM&Aの動きを外為法一本では守りきれない。原則は対外取引が自由に行われることが基本。
いま関西のホテルは万博の次のフェーズに入って、様々な戦略を打ち出している。今回は地域ごとに異なるホテルの戦略を追いかけた。大阪・なんば。なんばパークスのすぐ横にある「センタラグランドホテル大阪」。タイの乗り物トゥクトゥクが印象的なホテル。レストランではエキゾチックな香りに溢れた伝統的なタイ料理が楽しめる。さらに高い場所からの景色と酒を楽しめるルーフトップバーも。タイの大手ホテルグループ「センタラホテルズ&リゾーツ」が2023年に開業したこのホテル。中東やアジアなど世界でホテルを展開。日本市場への本格参入に際し、最初の拠点として大阪を選んだ。初夏のシーズン、世界中から宿泊客が訪れる。大阪府の宿泊者数はコロナ禍を経て急速に回復。2023年以降、海外からの宿泊者も大幅に伸び、去年の延べ宿泊者数は過去最高となった。このホテルは去年、トリップアドバイザーで世界の上位1%に贈られる「ベスト・オブ・ザ・ベストホテル」を受賞した。チームリーダーは多国籍で、毎朝ミーティングが行われている。こうした取り組みがサービスに反映され、ホテルの高い評価と予約の増加に繋がっているという。日本進出1号店の成功を受け、先月、同じ大阪・なんばに2号点となる中価格帯のホテルを開業した。
大阪で今年開業のホテルは15軒ほど。開業の動きは心斎橋や梅田といったメジャーのエリアにとどまらない。アメリカのホテルグループ・マリオット・インターナショナルは今月、中価格帯ホテルのブランド「シティエクスプレスbyマリオット」を大阪・西成区前に2軒同時にオープンした。宿泊料金は1泊1万円~1万5000円ほど。西成エリアはかつて、“日雇い労働者の街”とイメージもあったが、ホテルの近くには昔の面影を残す商店街などもある。このホテルは既存施設を改修したリブランド型。新築よりも短期間で開業できるのが特徴で、マリオットはこの手法を活用し、展開を拡大していく方針。
奈良の観光の目玉として期待されているのが来月開業するラグジュアリーホテル「星のや奈良監獄」。監視場を中心に複数の塔が放射線状に配置された「旧奈良監獄」。明治政府によって計画された5大監獄のうち、唯一現存する建築物。重要文化財である旧監獄をホテルに活用するのは国内初。運営を手掛けるのは星野リゾート。施設はホテルとミュージアムが一体となった構成。先月、一足先に併設する「奈良監獄ミュージアム」がオープンし、多くの人が訪れた。ミュージアム部分のテーマは「美しき監獄からの問いかけ」。一部は保存エリアとなっていて、刑務所の様子が残されている。ホテルでは48室全てがスイートルームとして生まれ変わり、リビング、ダイニング、寝室などスペースが分けられている。1泊14万7000からで生き方の本質を見つめ直す施設を目指している。国内と海外、幅広い層をターゲットにしている。奈良の去年の延べ宿泊者数は約316万人。日帰り中心で滞在時間が短いことが課題となっている。
「星のや奈良監獄」が独特。先月日本を訪れた外国人客のうち、約4割が大阪を訪れている。1年前と比べると中国政府が日本への渡航自粛を呼びかけたことによって中国からの旅行者は減少した。中東情勢の影響でヨーロッパや中東からの旅行客も減っている。一方で、韓国や台湾などアジア圏を中心に他の地域からの観光客が増えている。京都も人気の観光地で宿泊客が多いが、特徴としては高単価化が今まで以上に進んでいる。「帝国ホテル京都」が今年3月に京都市の中心部の祇園に開業した。
気象情報を伝えた。
先ほど、アメリカのソフトウエア大手セールスフォースの2月から4月期の決算を発表し、大幅な増収増益となった。AIを活用したサービスが堅調だった。2月から4月期の決算は売上高が13%、純利益は36%、それぞれ増加し、調整後の1株利益と合わせて市場予想を上回った。AIが自律的に動いて業務を支援する「AIエージェント機能」の収益化が進んでいるとしている。また2027年1月通期の売上高の見通しについて、上方修正したが、マーケットの期待が大きかったため、市場予想には届かなかった。
サッカーのワールドカップの開催を目前に控える中、アメリカのニューヨーク州とニュージャージー州の司法長官は27日、チケット価格が高騰している問題について調査を始めたと発表した。両州の司法長官の発表によると、情報収集の一環としてFIFA=国際サッカー連盟に対して召喚状を送ったという。ワールドカップのチケット販売について、FIFAは需給により価格を変える「ダイナミック・プライシング」を採用しているが、これが価格高騰を招いているとの見方が広がっている。ニュージャージー州では決勝のほか、ブラジル対モロッコなど注目のカードが予定されていて、いずれもチケット価格が高騰している。
ヨーロッパ自動車工業会が27日に発表したEU=ヨーロッパ連合各国の4月の新車販売台数は1年前から5.1%増加の97万2314台だった。プラスになったのは3カ月連続。税制優遇策や補助金などの支援策により、電気自動車が約37%増加し、全体を押し上げた。一方、ガソリン車は16%、ディーゼル車は17%、それぞれ減少した。
ロイター通信などによると、アメリカの金融大手ゴールドマン・サックスはS&P500指数の年末予想を従来の7600から8000に引き上げた。ゴールドマン・サックスは「S&P500のリターンは業績の伸びによってもたらされたものであり今後数カ月この流れは続くだろう」としている。
日本のM&Aの制度について北村さんは「基本的には外資の誘致ということで大きなポイントだと思うが、そういった中で情報流出がないように」、関西のホテルについて、井野さんは「月曜日、火曜日と出張で京都に行ってきたが、観光客の顔ぶれが変わっていてた」などと話した。
