2026年8月31日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京

Newsモーニングサテライト
【ウォーシュFRBの次の一手は?】

出演者
矢内雄一郎 佐々木明子 平出真有 藤井由依 齋藤陽 西原里江 高橋尚太郎 土屋剛俊 椿進 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
経済情報

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FRB議長 利上げ示唆

28日、FRBのウォーシュ議長は、ワイオミング州ジャクソンホールで開かれた経済シンポジウムの講演で、物価高にあらためて懸念を示した上で、インフレの動きが収まらないようであれば「やるべき仕事がある」と述べ、今後の利上げの可能性を示唆した。講演を受け9月利上げ確率が25%程度上昇し、27日時点35.4%が28日時点59.7%となった。

英中銀総裁 利上げに慎重

同じくジャクソンホールで開かれた経済シンポジウムに参加したイングランド銀行のベイリー総裁は、シンポジウムの期間中にブルームバーグ通信のインタビューに応じ、「イギリスはエネルギー高の二次的な影響は緩やか」と物価の先行きに楽観的な見通しを示した。その一方で「労働市場は弱含んでいる」と述べ、早期利上げに慎重な姿勢をにじませた。

ジャクソンホール FRB議長利上げ示唆

今日のゲストは、伊藤忠総研の高橋尚太郎さん・JPモルガン証券の西原里江さん。高橋さんは「ウォーシュさんは、AIなど長期的なテーマに触れつつ経済や物価に対し、自身の認識や政策スタンスをはっきり示してきたと思います。前回のFOMCではやや曖昧な答弁をしたということで、市場に嫌われた部分がありますが、そのポイントを1つ1つ潰すような形の答弁があり、FRBの信任回復や自身のリーダーシップの確立を狙っていたように思います。今回、『基調的なインフラ率が2%に向け明確かつ十分な早さで低下していると確信できれなければやるべきことがある』としており、利上げの折り込みがぐっと進み、先行きの政策を示唆するという受け止められ方をしています。やはりフォワードガイダンスとの境界線がグレーであり、コミュニケーションはこれからも工夫していくことになるのではないかと思います」、西原さんは「利上げ期待が非常に高まり、私はこれが市場の転換点につながる可能性が出てきたのではないかと考えます。株式市場では、7月にAI半導体株が急落し、8月は回復が始まりましたが、そこが遅くなると思います。世界の市場ではAI以外のところに物色が広がる動きが出ています。また、アメリカの長期金利の動向が鍵になると思います」などと話した。

きょうのマーケット
経済情報

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きょうの為替は

柴田秀樹さんの今日のドル円予想レンジは159.70円~160.70円。柴田さんは「アメリカの問題意識は、円安ではなく下がらない長期金利にあると見ています。金利上昇の背景には、中東情勢の悪化によるインフレ懸念の拡大の他、連邦政府の財政赤字拡大があります。2020年度・2021年度はコロナ禍の影響で税収の大幅な減少と財政支出の拡大で財政赤字が大きく膨らみました。その後、景気が堅調となっても2026年度も-1兆7988億ドルと、コロナ禍を除けば最高水準となっています。平常時でも財政赤字が膨らんだ事実は、今後赤字が拡大するリスクを示しており、当面長期金利の低下余地は限られると予想されます。国債の発行額も高水準で推移し、日米当局による協調介入は円安の余波による米金利上昇を抑え、長期国際のバイバックの増額は直接的に金利上昇を抑える手段と考えられます。一方で極端な円高・ドル安は、アメリカの国債の最大保有国の日本の投資家による買い控えなどが招きやすいと考えられます。このため、アメリカは協調介入による極端な円安を抑制しても、円高へのトレンド転換は望んでいないとみられます。協調介入後、ベッセント財務長官が日銀の持続的な利上げに改めて言及したことで、短期金融市場は日銀の9月の利上げ確率80%以上、年末までに1.5回程度、来年7月までに3回以上の利上げを折り込んでいます。そのため、9月会合がハト派的利上げなら、円安が続くとみられ、仮に利上げが見送られるとすればドル円は160円台定着の可能性が高まると思われます」などと話した。

10年国債
経済情報

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きょうの株は

西原里江さんの日経平均予想レンジは65,500円~66,300円。西原さんは「7月にAI半導体株は大幅下落した後、世界の株はAI関連株以外に物色を広げてきました。日本市場は産業の裾野が広いですし、業績も強く割高感もないことから、有望な市場とみられてきましたが、こうした中でも長期金利の上昇や円安がリスク視され、株価を抑える要因となってきました。昨年は国債10年金利が1~2%、年初来2~3%急上昇していますが、足元は食料品の消費減税などを背景に、長期金利が成長率・期待インフレ率を超えて上昇し、悪い金利上昇という形になっています。9月にあると言われている内閣改造で片山財務大臣が交代となると、市場が国債や円売りを助長していくリスクがあるとも見ています。利上げの折り込みは銀行株にはプラスで、一般的には不動産株にマイナスと言われますが、業績堅調にも関わらず年初来の株価パフォーマンスが悪く、年末にかけ金利上昇が一服する局面では上昇余地が出てくるかなと思います」などと話した。

(ニュース)
高市内閣 支持率6割を回復

テレ東・NIKKEIは世論調査を行い高市内閣支持率は62%と前回より4ポイント上昇。不記載議員の要職起用について起用すべきではないと答えた人が67%。

金融庁 ソニー生命に立ち入り検討

金融庁はソニー生命の社員が顧客から金銭を詐取した問題で保険業法に基づく立ち入り検査を検討している。

公明 中道離脱も視野に幹部一任

公明党は立憲が中道への合流を見送ったことを受け対応を代表と幹事長に一任すると発表した。中道・公明は今日午後に立憲も加えた3党党首会談で正式に対応を示す見通し

ネパール洪水 死者800人超

ネパールで発生した土石流と洪水の被害で死者は804人。日本人観光客5人を含む3000人以上が安否不明。

今週の予定

G20財務相・中央銀行総裁会議など今週の予定を紹介。

G20財務相・中銀総裁会議/アメリカ 8月 雇用統計

G20財務相・中銀総裁会議について専門家は「ジャクソンホール後非常に重要なイベントになったと思う」などと話した。アメリカの雇用統計について「失業率と賃金の伸びに注目している」などと話した。

天気予報

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プロの眼
アメリカ ウォーシュFRB 次の一手は?

ウォーシュFRBの次の一手は?。アメリカの金融政策の見通しについて、高橋さんは「今回ウォーシュさんはFRBの経済物価の見方に関して、これまでで最も明確に示してきたかなと思う。ただ内容はこれまでみられていたものより利上げに前向きで、9月の利上げの可能性が十分に出てきたと思う」などとコメント。現在経済・物価情勢は、CPIコアサービス・アトランタ賃金トラッカーは歩調を合わせるような形で減速してきていて、CPIコア財はトランプ関税によって25年押し上げられた後にその影響が剥落してきたため減速してきている。また7月のFOMCでは3人が金利据え置きに反対。9月の利上げについて高橋さんは「見送り」と予想。高橋さんは「FOMCの直前に8月分のCPIが発表されるので、そこで引き続き減速していれば、利上げの可能性は薄れてくるため自身も“見送り”と予想している状況」などと話した。

モーサテサーベイ
モーサテサーベイ 8月28日~30日

今週末の日経平均予想は中央値65900円。朝日ライフアセットマネジメント・武重さんは65000円と予想し「9月の利上げ観測が強まり雇用統計にむけ警戒感が継続する」とみている。今週末のドル円予想は中央値160.50。

永田町の風
退職自衛官の支援と安全保障

永田町の風、テーマは退職自衛官の支援と安全保障。政治部浅井記者は1番は質の高い人材の確保は日本の防衛力強化にとって最も重要。近年は自衛官全体の充足率は全体で約9割「士」で約6割と採用に苦戦。日本が少子高齢化で人手不足なこともあるが定員割れの要因の一つは組織のタフさを保つとして自衛隊が採用する若年定年制にあるとされ多くは60歳を前に定年退職しそのため警察や消防隊などを選ぶ人が一定数いるという。政府は自衛官の再就職などの支援は政府全体として推進すべき重大な施策に位置づけ新たな対策に乗り出している。

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