2026年7月21日放送 2:09 - 2:39 日本テレビ

PLAYERS

出演者
ベテランち 岩瀬博太郎 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

遠回りのPLAYERS
ベテランち×法医学者 岩瀬博太郎 メスと焼酎の遠回り/法医学者の仕事とは?なぜ法医学者になろうと思った?/法医学を志す人が少ない理由は?/日本の死因究明制度が抱える問題点

今回のゲストは法医学者の岩瀬博太郎。岩瀬は法医学者の仕事について遺体の解剖・検査をして死因を特定すると説明。生きている人の診察もするが、傷害事件、虐待をうけた子どもの診察も行うという。司法解剖については事件の可能性が否定できない時にするもので、殆どのものは結果的に事件性がなく終わるという。新しい調査法解剖については死因がわからない死体があれば解剖できるため、幅広く解剖していると答えた。また法医学者になろうと思ったきっかけに岩瀬は内科や皮膚科になりたかったが、学生をしている時に、研究本意すぎるところがあり、教員の先生が教授に学生の相手をしてないで研究していろと言っているのをみて、臨床に一抹の不安を覚えたという。その後恩師となる法医学の教授が個別に目をつけてくれ誘われたという。当時は不真面目だったが、毎日のように午後1時に起きて授業は出ず、部活の練習をしに行き、その後酒を飲んで寝るという生活を繰り返していたと答えた。ある日法医学の実習に遅刻をしたところ、恩師に声をかけられ、お酒を飲みに来ないかと言われて入り浸るようになったという。

キーワード
東京大学

岩瀬は法医学を志す人が少ない理由についてまずポストがないと説明。就職先は大学の基礎教室で、定員が決まっている中で給料もさほど良くない。希望者もいるが、他の臨床科の魅力に引かれていってしまうと語った。また国ごとに機関が違うと答えた。こうした状況に岩瀬は国はなにも問題ないという認識だが、問題は起こっているはずと答えた。実際に解剖をしていなかったらとんでもないことになっていたという事例はあるというが、解剖するしないの判断はまず警察が行うため、警察は念のためで持ってくる遺体でも解剖する側としては見逃せないことも多いという。例に交通事故で自転車が車に接触され、翌日に轢かれた人が亡くなったという。事故死と思って解剖をしたが、調べると乱用薬物という結果が出て、それで死んでいたことがわかったという。また子どもを解剖をしたら子どもが飲まないような精神科の薬が大量に出てくるなど、こうしたものはまだ氷山の一角で、日本は表に出ていないだけで安全だとされていて、国が必要性を感じていないと答えた。

キーワード
千葉大学

岩瀬は日本は他の国と比べても解剖率が低いと語り、北欧では警察取扱死体の解剖率は90%。日本は10%。死体を見ただけでは判断できないものも多いはずだが、保険金や遺産目当ての殺人が繰り返されているが、10件目でバレるというような事案が多いと答えた。

ベテランち×法医学者 岩瀬博太郎 解剖にかかる費用はいくら?/法医学を取り巻く「予算問題」/モチベーション・やりがいは?/死者と向き合う仕事は辛くない?/法医学者の「解剖あるある」/どんな手順で行われる?/法医学者が避けていること

岩瀬は人件費をいれて、解剖するだけで2~30万円すると答えた。また各検査をしていくと、4~50万円ほどになるという。今は警察が払っているが、昔は報酬がなかったためにその間に機関は縮小してしまったという。岩瀬はそのために大学に赴任して言われたのは、国立大学が法人化すると予算が削られるので金にならない司法解剖はしないでくれだったという。しかし学部長と協力してお役所仕事を動かすために週刊文春に記事を書いてもらうなどし、反旗を翻したと答えた。岩瀬はモチベーションややりがいは?に自分が証拠保全しないと事案が前に進まない。自分の知識があったからこそ死因の特定に至ったなどの満足感はあるという。また法医学者は日本に150人いて、その人達が異常死を扱っているが、その人数のために解剖率は10%にとどまっているという。

キーワード
千葉大学週刊文春

死者と向き合うときはつらい?と言う質問に岩瀬は滅多刺しにされているものは解剖がいつまでも終わらず、虫が湧いているものもあるという。しかし自分が感染するリスクはないと答えた。また法医学者の解剖あるあるに岩瀬は腐敗臭はキツく、手袋を二重にしていてもニオイがとれないと答えた。しかし一晩寝て起きると消えていると答えた。解剖はどんな手順?には千葉大や東大の場合は表面の観察をしてから中を見ていくと答えた。首の骨折は解剖の最後にわかると答え、自転車やバイク事故では首の骨折で死んでしまうこともあり、乗ろうとは思えないと語った。また岩瀬は数多解剖をしてきたが、酒で人は喧嘩などでよく殺されてしまうが、酒だけはやめられないと答えた。

キーワード
千葉大学東京大学
ベテランち×法医学者 岩瀬博太郎 あなたにとって「遠回り」とは?

岩瀬は遠回りについては、自分にはそうした思いはないが、他人が経験していない別世界をみていられ、そこは面白いと思うと答えた。

© 2009-2026 WireAction, Inc. All Rights Reserved.