- 出演者
- 後藤輝基(フットボールアワー) ホラン千秋 北斗晶 那須晃行(なすなかにし) 中西茂樹(なすなかにし) 大友花恋 たける(東京ホテイソン) ショーゴ(東京ホテイソン)
今夜は「街角タイムスリップ!まだコレ残っている?クイズ第3弾」。まずは昭和~平成初期の小学校の映像からクイズ。「1983年 登校」「1986年 体育の授業」「1992年 体力テスト」「1982年 下校」「1979年 保健室」の映像が流れていった。ひときわ多かった意見は「保健室で?」。
「保健室で?」について。全員でフリップをオープンし、北斗晶が正解となった。正解は「保健室で体温計を振っている」で10点となった。
映像にあった水銀体温計は水で膨張する水銀の性質を利用した体温計で放置しても元の位置に戻らないため、体温計を振ったりケースに入れ遠心力で戻したりシていた。そんな水銀体温計は2021年に製造中止となり、今では電子体温計が一般的となったが「ニンチド調査ショー」で北斗晶はそれも振ってしまうと言っていた。「テルモ電子体温計S100」は振ることで数値をリセットできるという。
そして保健室といえば壁に視力検査票がよく貼られており一番下まで見えると2.0だったが、現在の学校での視力検査は授業で黒板の字が見える化どうかを判断できれば良いとの理由から4段階で区分された検査が多くなっているという。
ここからは3項目の?を埋める早押し解答となり、難しさにより獲得点数が高くなる。まずは大友花恋が「プールで飛び込みをしている」と答えて正解となり20点となった。
腰洗い槽や洗眼器といった学校のプールから消えたモノは数多くあり、その一つが飛び込みであった。学校のプールは水深が浅く、飛び込んだ際に底に頭をぶつける事故が多発したため、2008年から小・中学校のプールへの飛び込みは指導しておらず泳ぐ際は水中からのスタートのみになった。そのため飛び込み台を撤去する学校もあるとのこと。そして学校のプールに大きな変化が起きており、かつては当たり前だった屋外のプールを熱中症対策のため今後設置しない学校が増加。
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次は那須晃行が「体力テストでストレッチする?」と答えて正解となり20点となった。
うつ伏せの状態から上半身を後ろに反らせる「伏臥上体そらし」。元々は背中側の柔軟性を評価する目的だったがもはや行われておらず、1998年に体力テストから除外されていた。腰を痛めてしまうことなどがなくなった理由とのこと。他にもなくなったものは多く、例えば手にチョークをつけて飛んだ垂直とびや鉄棒を使った斜め懸垂や背筋力・踏み台昇降運動が除外となっていた。除外ではないが変更されたものもあって、立った状態で柔軟性を測っていた立位体前屈は高い場所で測定しており測定時に転倒する危険性があることから現在は座って行う長座体前屈となっていた。他にも走り幅とびは室内で行う立ち幅とびとなるなど、その内容を大きく変わっていた。
次は大友花恋が「荷物が多い」と答えて正解となり25点となった。
今の小学生の登校時の映像を見ても児童の荷物はランドセルだけのようだが、映像では画板にバケツを持つ子や巾着袋・手提げカバンと平日であるにもかかわらず両手には荷物がいっぱいとなっていた。授業があるたびに体操着・書道セット・絵の具セット・バケツ・リコーダー・裁縫道具・そろばん・彫刻刀セットなどを持ち帰り、さらに終業式や学年が変わるタイミングでは上履き・体育館シューズ・鍵盤ハーモニカ・机の引き出し・朝顔まで持って帰っていた。しかし現在は宿題で使う以外の教科書やノートなどを学校に置いていく置き勉となっていたが、その理由がタブレットであった。現在1人1台支給されているタブレットは毎日持ち帰るのが基本だが重くてかさばるため、教科書などは学校に置いていくことが推奨されており教科書を持ち帰らない分手荷物がランドセルに入れられるようになったという。さらに手荷物も持ち運びやすく進化しており、習字セットの見た目は今も昔も変わらないが石でできていたすずりはプラスチック製などになっており約300gも軽くなっていた。4槽タイプの黄色いバケツもコンパクトになり分解して重ねられるタイプが主流になっている。また今の子は画板を知らず、今や外の風景はタブレットを使い撮影しそれを見ながら描くスタイルが多くなっているため画板を使わない学校が増加しているとのこと。
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次は「街角タイムスリップ!まだコレ残っている?クイズ第3弾」。4つのうちそれぞれのチームが交互に選んで解答し、正解すると10ポイント獲得となる。先攻は令和チームとなった。最初に選んだのは「池袋 駅のシンボル」。「1988年 池袋駅」の映像が流れ、いけふくろうは「まだ残っている?」「もう残っていない?」という問題となった。令和チームの予想は「まだ残っている」となった。
1987年、いけふくろうが設置され池袋駅にも待ち合わせのシンボルを作りたいと地名の由来といわれるふくろうを設置しようとなったらしい。現在その隣には3羽の小ふくろうの姿があるがこれは2006年に地元の小学校から寄贈された ものだそうである。
後攻の昭和チームが選んだのは「渋谷 駅前の老舗」。「1998年」「2001年」「2015年」「2021年」の映像が流れ、三千里薬品は「まだ残っている?」「もう残っていない?」という問題となった。昭和チームの予想は「もう残っていない」となり、正解は「もう残っていない」となった。
三千里薬品は1952年の創業当初は三千里食堂という食堂だったという。その後道路拡張のため店が狭くなり、薬局に業務転換。そして去年12月に閉店となり、現在はレンタルスペースを営業している。ちなみに同じ建物にある天津甘栗のお店をはまだ残っていて、三千里薬品社長の弟が経営しているという。
先攻の令和チームが選んだのは「新宿 行列店」。「2000年 新宿」「2007年 新宿」の映像が流れ、クリスピー・クリーム・ドーナツ日本1号店は「まだ残っている?」「もう残っていない?」という問題となった。令和チームの予想は「まだ残っている」となり、正解は「もう残っていない」となった。
当時の1号店はオープン3日間で約1万人が来店し、最大3時間待ちになっていた。その後1号店は2017年に店舗の賃貸契約満了で閉店。現在は香港天津専門店「ティム・ホー・ワン」が営業中となっている。ちなみにクリスピー・クリーム・ドーナツ自体はまだ数を増やしており、現在は全国に88店舗となっている。さらにスーパーの一角にキャビネットを設置するなどの販売方法も展開している。
後攻の昭和チームの問題は「去年 生まれ変わったアレ」。去年7月に発行された新紙幣で、1000円の富士山は「まだ残っている?」「もう残っていない?」という問題となった。昭和チームの予想は「まだ残っている」となった。
去年7月に発行された新紙幣で、1000円の富士山は「まだ残っている?」「もう残っていない?」という問題となり昭和チームの予想は「まだ残っている」となり正解は「まだ残っている」となった。
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裏面の絵柄は「富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」」になったものの、その中には富士山があった。令和チーム55点-50点昭和チームで令和チームの勝利となった。
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